少し前から楽天に支払関係をまとめているのですが、ポイントも付きやすくとても満足しています。
電気や保険も楽天にまとめているのですが、どうやらそういった状況の事を”楽天経済圏”というようです。
生活のほとんどを楽天で済ましている方々を指す言葉のようです。
そんな「楽天経済圏」で生活すると、私たちにとってどんなメリットがあるのでしょうか?
一番お伝えしたいのは、全てを楽天で支払うことでポイント倍率が上がりお得になるという事です。
今なんとなく支払っているものを、ただまとめるだけでお得になるなんて素敵だと思いませんか?
それではご紹介していきたいと思います。
そもそも楽天経済圏とはなんぞや?

どこかに楽天だけの国があるとかではありません。
楽天経済圏というのは、楽天が提供しているサービスをメインで利用している方々が、ポイント制度やその他サービスの総称として『楽天経済圏』という言葉で表現しているのです。
楽天自身が『楽天経済圏』というサービスを提供しているわけではありません。
楽天の提供するサービスは多岐にわたります。
- クレジットカード
- スマホや固定回線のネットサービス
- 電気
- ネット通販
- 保険
- 証券
- 銀行
見てみると生活に関わるほぼ全てのモノを網羅しています。
これらのサービスをフル活用する事が『楽天経済圏』といわれるものなのです。
楽天経済圏って何がいいの?

楽天経済圏の一番のメリットは、生活費の支払いに対して楽天ポイントが付くということでしょう。
生活必需品・保険・電気料金などなど生活費を楽天カードで決済する事で最低でも1%はポイントで戻ってきます。
年間の生活費が100万であれば1万ポイントが貯まる計算です。
しかし、楽天経済圏を上手く活用するとポイントの還元率は最大15.5倍まで増やすことが出来ます。
それがSUP(スーパーポイントアッププログラム)と言われるサービスです。
上述した様々な提供サービスを利用した分だけポイントの倍率が上がる仕組みです。
また貯めたポイントをショッピングの支払いに充当出来たり、携帯料金などの支払い、加盟店での利用にも使えます。
使い道も多いのも特徴の一つです。
楽天経済圏のいいところをまとめると
- 生活費のほぼ全てにポイントをつけられる
- SUPを駆使すると最大16倍の還元率
- ポイントを楽天の支払いに充当できる
同じように生活費を払うのなら、お金の流れを少し変えてポイントをたくさんもらった方がお得ですよね?
個別にどんな内容か説明していきます。
生活費のすべてに楽天ポイントを・・・
最近では政府のキャッシュレス推進の効果もあり、いたる所でQRコード決済やクレジットカード決済が使えるようになり、私の場合は、現金を最後に使ったのはいつだっただろうという感じです。
それくらい広まったキャッシュレス化。
それによりスーパーでの買い物に関してはほぼ現金がいりません。
ということは楽天カードや楽天ペイの活用で、日ごろのお買い物に関しては、楽天ポイントを付ける事ができるということになります。
今は楽天だけに限らず、電気・ガス・水道もキャッシュレスOKの事業者が増えて来ています。
まずは生活費のほとんどをキャッシュレス化する事が楽天経済圏をフル活用するための第一歩でしょう。
ポイント還元率が最大15.5倍のSUPをフル活用
楽天経済圏でお過ごしの方のほとんどの方がSUPをフル活用している事は間違いないでしょう。
私もその一人です。
まず最大15.5倍という所ですが、ポイント還元率を上げるにはいくつか条件があります。
それは【楽天の提供サービスを使う】ということなのですが、提供サービスごとに上乗せされるポイントがかわります。
下記の表を見てみましょう。
サービス | ポイント倍率 | 適応条件 |
---|---|---|
楽天会員 | +1倍 | 楽天会員になる(無料) |
楽天モバイル | +1倍 | 楽天モバイルを契約する(通話SIM) |
楽天モバイルキャリア決済 | +0.5倍 | 月2,000円以上の決済で |
楽天ひかり | +1倍 | 楽天ひかりを契約する |
楽天カード(通常) | +2倍 | 楽天カード(カード種類問わず)で楽天市場でお買い物 |
楽天ゴールドカード | +0倍 | 現在はポイント倍率は変わりません。 |
楽天プレミアムカード | +2倍 | 楽天プレミアムカード・ゴールドカードで楽天市場でお買い物 【 上記の楽天カード(通常)利用の倍率に上乗せできます 】 |
楽天銀行+楽天カード | +1倍 | 楽天カード(カード種類問わず)の引落口座を楽天銀行にする |
楽天保険+楽天カード | +1倍 | 楽天保険の保険料支払いを楽天カードにて行う。 【 ポイントアップは保険料支払いの翌月に適応なので注意 】 |
楽天ウォレット | +0.5倍 | 暗号資産現物取引で月に30,000円以上お取引 |
楽天証券 | +1倍 | 楽天証券にて月1回以上500円以上のポイント投資(投資信託) |
楽天トラベル | +1倍 | 楽天トラベルにて対象サービスを月1回5,000円以上の予約、 期間内の利用でポイントアップ対象【バス予約は対象外】 |
楽天市場アプリ | +0.5倍 | 楽天市場アプリからお買い物 |
楽天ブックス | +0.5倍 | 楽天ブックスで月1回1注文1,000円以上のお買い物 【 クーポン割引後の税込金額が1,000円以上 】 |
楽天Kobo | +0.5倍 | 電子書籍を月1回1注文1,000円以上のお買い物 【 クーポン割引後の税込金額が1,000円以上 】 |
楽天Pasha | +0.5倍 | トクダネで月300P以上獲得し、「今日のレシートキャンペーン」で審査通過レシート10枚以上 |
Rakuten Fashionアプリ | +0.5倍 | Rakuten Fashionアプリで月1回以上のお買い物 |
楽天ビューティー | +1倍 | 月1回3,000円以上の利用 |
上記の楽天のサービスを利用した場合に、『楽天市場』でのお買い物に対して上記の倍率が上乗せされます。
ポイント倍率を上げる為に全てに加入する必要はなく、自分の生活スタイルの中で、楽天のサービスに切り替えられるものを切り替えるのが一番無理がないのでおすすめです。
私も最大倍率の15.5倍にはなっておらず、8倍が今月の適応倍率です。
楽天ポイントを支払いに充当する
貯まったポイントは支払に充当する事ができます。
楽天カードの支払いはもちろん、携帯料金にも充当ができ、毎月の支払いを軽減することができます。
他社のクレジットカードのポイントでは、商品券などと交換できるものもありますが、還元率が下がってしまうものもあります。
その点、楽天ポイントはネットでも実店舗でも気軽に使える所が多いのが魅力です。
私の場合は楽天証券でのポイント投信で利用しています。
SUPのポイントアップ項目でもあります。
最近は将来に備えて、貯蓄などよりも投資を始めたいという方も増えて来ています。
定期預金に預けても1%つかない金利ですから、勉強も兼ねてポイントを使って投信をするのもいいかもしれません。
しかし損をするかもしれないので、投資は自己責任で行って下さい。
決して投信を推奨しているわけではありません。
キャンペーン活用でとんでもなくポイントがつく

上記に書いてきた内容は通常の利用に関してのポイント付与についてです。
しかし、楽天にはCM等でもおなじみのキャンペーンが多数あります。
その時のポイント還元率は15.5倍の比ではありません。
下記が定期的に行われるキャンペーンになります。
- お買い物マラソン
- 毎月1日はワンダフルデー
- 楽天イーグルス・ヴィッセル神戸・FCバルセロナ勝ったら倍
この中で注目すべきキャンペーンは『お買い物マラソン』です。
通常のキャンペーンで最大10倍、その他にネットショップごとに最大18倍、SUPプログラムで15.5倍で、なんと最大43.5倍もポイントがつくのです。
しかし理論値なので、実際はそこまで還元率は上がらないので注意しましょう。
しかしSUPの15.5倍を超える事は難しくなさそうです。
この辺は私が攻略した際に追記したいと思います。
楽天経済圏の入門に絶対必要な楽天カードと楽天銀行

楽天経済圏に入門する為に絶対必要になるのが『楽天カード』と『楽天銀行』です。
この2つがないと、そもそも楽天経済圏への入門資格がありません。
真っ先にしなければならないのは『楽天銀行』の開設。
その次が『楽天カード』への申込です。
どちらの手続きもネットから完結できるので通勤中の電車の中や、お昼休憩の合間に手続きが出来てしまいます。
最近申込をした私の場合は銀行の口座開設申込後、キャッシュカードが届くまでは1週間程。
クレジットカード申込は即日審査OKのメールが来た後、カードが手元に届くまでに4日かかりました。
ここでおすすめするのは『楽天ゴールドカード』でのお申込みです。
年会費2,200円がかかりますが、楽天市場でのお買い物時に通常カードのポイント付与+2倍つくので、年間で11万円楽天市場でお買い物をすれば回収できてしまいます。
お米や日用品の購入ですぐに11万円は超えてしまうと思うので、実質負担なしでゴールドカードを利用出来るでしょう。
楽天銀行の手続きですが、もしご家族などですでに開設している方がいれば、紹介制度を使って口座開設すると、紹介してくれたご家族にポイントが付きます。
しかしその時のご紹介方法によって、名前などを入力する必要があるため、SNSなどの繋がりでの商会はおすすめしません。
信頼できるご家族・お友達から紹介してもらうのがいいでしょう。
QRコード決済に楽天カードを設定しよう

コンビニやスーパーでも利用出来るQRコード決済。
これは導入が手軽に出来ることから、クレジットカードは使えないけどQRコード決済ならできるよという店舗が多数存在します。
そんな時もポイント獲得のチャンスを逃さない為にもQRコード決済が出来るようにスマホにアプリを入れておくことをおすすめします。
私のおすすめは『PayPay』と『楽天ペイ』の2つです。
どちらで決済しても楽天ポイントは付与されます。
優先順位としては①楽天ペイ②PayPayです。
楽天ペイは楽天カードからチャージ決済すると+0.5%ポイントがつきます。
そして楽天ペイで支払いをすると+1%なので、実はポイントの二重取りができるんです!
しかし利用出来る店舗数が圧倒的にPayPayの方が多いので、2つを併用するのがベストです。
PayPayでは地域限定で30%還元等のキャンペーンを行っているので、こちらもお得です。
楽天市場でふるさと納税ができちゃう
これを知った時に驚愕しました。
なんと楽天市場からふるさと納税の申込が出来てしまうのです。
しかもポイント還元のSUPまで使えてしまう・・・これは反則でしょ。
翌年の住民税を軽減のために『ふるさと納税』を利用する方は絶対にお得です。
住民税の減税も受けられて、しかも楽天ポイントまでもらえてしまう。
いい事だらけです。
楽天経済圏の残念なところ
ここまで見ると素晴らしい楽天経済圏ですが、ちょっと残念なところも。
それはSUPで付与される楽天ポイントには期限がある事。また各種サービスにはひと月のポイント付与上限が設定されている事です。
これは日常的に利用するのであれば全く気にならない事ですが、ポイントをいっぱい貯めて大きな金額のモノを購入しようと思っている人にとってはデメリットになります。
日常的なお買い物で貯まったポイントを日常的に使うというのがSUPにおける無駄のないポイント利用方法でしょう。
ポイントの期限は付与月の翌月末まで、ポイント付与上限はサービスにもよりますが、おおむね5,000Pとなっています。
楽天に支払をまとめるとお得!まとめ
今回は楽天経済圏がどんなものか?
どんな風に利用するといいのかをご紹介しました。
少しでもイメージが湧くと嬉しいと思います。
これからドンドン楽天経済圏でポイントを貯めていき、どこかで実績の紹介が出来たらいいなと思います。
最期に楽天経済圏のポイントをおさらいします。
- 生活費の全てに楽天ポイントをつける
- SUPを上手く使いポイントをためる
- ポイントは支払充当やポイント投信に使える
- 楽天カードと楽天銀行は必須
- QRコード決済は楽天カードで設定
- 楽天市場でふるさと納税もできる
こんな感じになります。
楽天カードを持っているけどまだ活用しきれていない方やまだ楽天カードをもっていない方は、今回の記事を参考に楽天経済圏で生活してみてはいかがでしょうか?
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