初めての赤ちゃんを子育て中のパパさん、ママさん!
色々とわからないことあって大変ですよね?
育児書や自分の親兄弟から聞くのと自分たちが育てるのは全然違うと思います。
今回は私も疑問に思った『七草粥』についてご紹介したいと思います。
お正月料理に疲れた胃腸を労わるために、七草を食べる習慣がありますが、そもそも赤ちゃんって食べられるの?という疑問がありました。
結論を先に言うと柔らかくしてあげれば食べられます。
お粥は離乳食でも食べているので問題ないとして、七草が大丈夫なのかが心配なのではないでしょうか?
七草とは、セリ、ナズナ、スズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズシロです。
これはいづれも薬草で、整腸作用などの消化を助ける作用があります。
栄養も豊富なため、出来れば赤ちゃんと一緒に『七草粥』は食べたいところです。
それでは、赤ちゃんは七草粥をいつから食べて良いのか?
また食べやすくする調理法にはどんなものがあるのか?に焦点を絞って紹介していきます。

親と同じものを食べられるのは子どもも嬉しいよね!
そもそも赤ちゃんは七草粥をいつから食べて良いのか?

七草粥は、お正月料理で疲れた胃腸をいたわる料理です。
ですから、離乳食が始まっている赤ちゃんであれば食べることができます。
離乳食の開始は生後9カ月頃からなので1歳未満の赤ちゃんでも食べられます。
赤ちゃんの成長の仕方でもちろん個人差はありますが、一般的に離乳食初期であれば、お粥を10倍粥にすりつぶし、少量で試しましょう。

大人が食べている七草粥は
七分程度の事が多いよ!
いきなり七草粥にいかず練習は大切

七草は全て消化に良い薬草ですが、赤ちゃんの場合は、少しずつ胃を慣らす方が良いでしょう。
離乳食初期では7種類の七草粥に挑戦せずに、まずは、どれか一種類のお粥を作ってみましょう。
離乳食を始めたばかりの頃は、上手に“ごっくん”と飲み込む練習も兼ねています。
具材を小さく刻むのはもちろんのこと、スプーンに注ぐ量も少量から挑戦してみましょう!
またお粥は中々冷めず、熱い事が多いので舌をやけどさせない様に最新の注意を払いましょう。
冷たすぎても食欲が湧きません。ほどよい暖かさに冷ましてから食べさせてあげましょう。

中心部が高温のこともあるから、
私は指を中心まで入れて、人肌くらいになったらあげてます。
それぞれの赤ちゃんのタイミングに合わせて食べさせてあげますが、赤ちゃんはまだ集中力が短いと思いますのであまり長い時間食べさせないのもポイントです。
飽きてしまって食べること自体に興味がなくなると困るからです。
ウチの子は興味すらなかったです。
10倍粥で大丈夫そうであれば、徐々にお粥の状態を変えていきましょう。
簡単で食べやすい調理法をご紹介!

七草は、身体に良いですが、セリなどは少し苦味がありますよね。
大人でも少し食べづらいので、セリの代わりに、ほうれん草やブロッコリーなど普段から赤ちゃんが食べ慣れている野菜を小さく切ったものを入れてあげると良いです。
フードプロセッサーがあると便利です。
長く使えるので、もし持っていない方は購入を検討してみるのもありです。
また、出汁やミルク、少量の卵などで味をまろやかにしてあげると赤ちゃんが食べやすいです。
中華風や、あんかけ風も食べやすくておすすめです。
離乳食中の赤ちゃんにとって大人と同じ味付けだと味が濃すぎます。
まれに卵アレルギーを持つ場合もありますから卵を入れる場合には、極々少量から試してみた方が良いかもしれませんね。
赤ちゃん用のあんかけやコンソメ、または大人用のものを薄めて代用してもいいかもしれません。
かぶ(スズナ)や大根(スズシロ)の葉などを柔らかく煮てお粥に混ぜてあげるのもおすすめです。かぶや大根の葉は苦味が少なくて赤ちゃんでも食べやすいです。
七草の中には“アク”が強いものもありますので、赤ちゃんが食べやすいように下茹をして、アク抜きをした方がベターです。
七草の中では、ナズナ(ぺんぺん草)やハコベラなどは、クセが少なめです。
どちらか1種類から試してみると良いかもしれません。
それと時間が許すなら七草は茹でたあと、一度こすと舌触りがまろやかになり、赤ちゃんも食べやすくなります。
普通の離乳食と同じで七草粥は冷凍保存もできますので、少し多めに作っておいても保存しておくのもおすすめです。

レンジで温めるだけで
すぐ食べさせられるから便利だよ!
赤ちゃんの七草粥にアレンジレシピは使わない
七草粥は薄味で物足りないって方も中にはいらっしゃいますよね?
でも赤ちゃんの場合は、食べられるものに制限があるので、ネットに出ているアレンジレシピは極力避けた方がいいでしょう。
ネットには子どもも大好きと書いてあるのに、実際は赤ちゃんは食べられない魚介が含まれていたり、味付けが大人の分量でしか記載がないサイトもあります。
アレンジをするなら大人が食べる分だけにしましょう。
大人用であればチーズを入れてリゾット風にしたり、魚介類を入れて海鮮風というのもいいと思いますが、赤ちゃん用の七草粥はアレンジしない!
これは大事な事です。
あくまでスタンダードな七草粥で食事の練習をしていきましょう。

わが子の健康を守れるのは
親だけだよ!
七草粥は赤ちゃんも食べられる?まとめ

今回は、赤ちゃんがいつから七草粥を食べて良いのか?
また食べやすい簡単な調理方をご紹介しました。
元々は、七草粥は1月7日に食べますが、七草は身体に良いものばかりなので、普段の離乳食として七草粥を食べても良いですね。
七草の種類(セリ、ナズナ、スズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズシロ)にこだわらず、最初は赤ちゃんが食べ慣れているほうれん草やブロッコリーなどで代用するのもおすすめです。
下茹やアク抜き、そして味付けが濃くなりすぎないように注意して赤ちゃんに美味しい七草粥を試して欲しいです。
赤ちゃんの時に味覚の発達を促すのは非常に重要なことです。
七草粥をはじめ様々な味を試してあげることが一番大切かと思います。
基本的には、七草粥は10倍粥から、そして7種類全て入れるのではなく、1種類ずつ挑戦するのが良いでしょう。
1種類ずつ食べるのには、消化がしやすいのはもちろんですが、万が一、アレルギー反応が出ても原因を追求しやすいという利点もあります。
もちろん赤ちゃんの発達には、個人差がありますからあくまでも目安にしてくださいね。
スクスク育つ赤ちゃんの成長とともに、お母さん、お父さんもスクスクと知識を成長させていきましょう!
最期にまとめです。
- 七草粥は離乳食開始後からOK
- まずは一種類から練習する
- 七草は細かく刻む、出来ればこす
- 赤ちゃん用七草粥のアレンジは基本しない
赤ちゃんと一緒に食事を摂るのは、最初は非常に難しいです。
しかし、食卓を一緒に囲める様になっただけでもすごい進歩です。
近い将来、家族全員で楽しくご飯を食べられる日を楽しみにしましょう♬
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