プレ保育園という言葉を最近よく耳にしますね。
プレ保育園とは、幼稚園に通う前の年齢(3歳以下)の子が実際に幼稚園に入園する前にその園に通ってみることをいいます。
体験入園みたいなものですね。
そしてその中で、その幼稚園のカリキュラムを体験したり、社会性や友達との関わりを持ってみたりするのです。
幼稚園に入園する子は、今までは家にいて自分中心に動いていたものが、入園するといきなり集団生活になります。
その環境の変化に多くの子は戸惑い不安になります。
ですから、プレ保育園であらかじめ集団生活を経験することは、いざお子さんが入園した時に負担少なく幼稚園生活に入っていくことができるのです。
幼稚園に入園を考えているようでしたら
プレ保育園に通ってみるのがおすすめです!
プレ保育やプレ幼稚園は同じ?

プレ保育、プレ幼稚園と呼び方は異なりますがこの2つは全く同じです。
「保育」がつくから保育園に「幼稚園」がつくから幼稚園に行くわけではありません。

私もなんだかややこしいと思った。
両方幼稚園に入園する前に幼稚園に通ってみることをさします。
似たような言葉でプレスクールというものがありますが、これも全く意味は同じになります。
ただ、このプレスクールは英語が習える保育施設のことを意味して使う時もありますので、そこは間違えないようにして下さいね。
プレ保育園はいつから行くの?
プレ保育園に通うのは幼稚園に入園するひとつ下の学年の子というところがほとんどです。
翌年に入園を控えた2〜3歳の子ですね。
なので来年からうちの子も幼稚園だわ…というお子さんはプレ幼稚園の対象になります。
プレ保育園のメリット

プレ保育園に行くメリットは何でしょうか?
先程もお伝えしたように、集団生活に慣れ入園の時の負担が減ることは大きなメリットです。
また、幼稚園への入園が優先的に決まる場合もあります。
行きたい幼稚園が決まっていたら、プレに参加することで早い時期から入園が確実なものになるということです。
他にも幼稚園のカリキュラムによっては英語を取り入れていたり、体操を取り入れていたりと、なかなかおうちで過ごしていては経験できないようなことが経験できます。
小さな子どもは吸収力がありますから2、3歳から英語に慣れ親しむことで単語や発音をよりネイティブに近い形で身につけることができるかもしれません。
また、体操も様々な動きを楽しみながら行う中で体幹を鍛えたり、身のこなしが良くなったり…
プレ保育園に通う中で、社会性を身につけながら、そういったことをプロの人から教えてもらえるのはとても嬉しいことですよね!
それ以外にも絵画造形や考え方を身につける知育に力を入れていたり、その園によって特色があるようです。
ポイントはこんな感じです。
- 集団生活に慣れる
- 3歳児に幼稚園への優先入園がある
- 英語・体操などをプロの講師から学べる
あなたがお子さんにどんなことを経験させてあげたいか。
それによってどこでプレ保育園をするか選んでみてもいいですね。
プレ保育園のデメリット

プレ保育園のデメリットとしてはプレ保育園に通いだすと、ママはその準備が大変だったり時間に追われたりします。
またプレ保育園に通った園に基本は入園するカタチの園がほとんどです。
お子さんは園に馴染むまでには不安定になったり、行くのを嫌がったて泣いたり…そんなことが考えられます。
でも、これは実際に幼稚園に入園してからもありえることです。

ママにとってもいい練習になるってことね!
プレで経験するか、実際に入園する時に体験するかの違いかと思います。
そしてプレ保育園に通った園で幼稚園もほぼ確定します。
そのため、安易に近いからなどの理由で選ぶと後々大変になるため、慎重に幼稚園に通うならどこがいいのか?という視点でプレ保育園を選考するようにしましょう。
ほとんどの園の募集要項に当幼稚園へすすむことを条件にといった文言があります。
また、ママは同じ年齢の子どもたちの集団に入ることで、たくさんの同年齢の子どもたちをみることになります。
その中で、「あの子たちはおトイレに行けるのにうちの子はまだオムツ…」「うちの子だけじっとしてられないみたい」など他の子たちと自分の子を比較して、焦ったり落ち込んだりしてしまいがちです。
2〜3歳の子たちはまだまだ個人差が大きい年齢です。
あまり他の子と自分の子を比べないで、色々な子がいるな、みんなそれぞれだな、そんな風にどんと構えているようにして下さいね。
- ママも忙しくなる
- プレ保育園に通った園にすすむことになる
- 他の子と比較して辛くなる

おなじプレ保育園内でも年齢が数カ月違うことはあるよ!この月齢の子の数カ月は大きいから、そんなに悩まなくてOK!その内出来るようになるから大丈夫♬
心配無用!オムツはずれてなくてもプレ保育園OK!

「プレ保育園に通わせたいけど、うちの子はオムツもはずれてないし…」
「私の言うことですら全然聞かないのに大丈夫だろうか…」
そんなお悩みを持つ方もいるでしょう。
でも、まったく問題ありません。
プレ保育園とはそもそも2~3歳の子を対象としているので、オムツがはずれていない子、自由過ぎて話を聞けない子ばっかりです。
幼稚園側でもプレ保育園期間中に少しずつ出来るようにしていってくれます。
先ほど幼稚園へ優先的には入れると書きましたが、幼稚園への入園には『椅子に座ってご飯が食べられる』『トイレが一人でできる』などの条件がいくつかあります。
プレ保育園に通うことで、幼稚園側の入園条件を満たすように一緒に練習してくれます。
ですから心配しなくても安心して預けて大丈夫なのです。
プレ保育園にいくにはどうするの?

プレ保育園に行くためにはいくつかの手順があります。
- 見学に行く
- 説明会に参加する
- 申し込みをする
- 面接を受ける
- 抽選や面接の結果で入園が決まる
以上になります。
園によってはプレ保育園の後、必ず入園することが条件だったり、抽選をする為に朝から並んだり、といった所もあるようです。
希望の園が決まったら必ずホームページや電話で問い合わせて詳細を確認するようにして下さいね。
おおむね翌年の募集は10月下旬から始まり、11月初旬に締め切りのところが多いです。
募集期間が短いため、募集開始前に見学などをしておくことをおすすめします。

募集要項をもらいに行くときに軽い面談をするところもあるよ!
ちなみに我が家は週4日通園でバス代・給食費込で2万円を超えました。
プレ保育園にはいくらかかるの?

プレ保育が決まったら、まずは入園料が必要です。
これは申し込みの時点で払わないといけない所も多く、早めに準備が必要になってきます。
次に保育料。
これは通う幼稚園が公立か、私立かで大きく違ってきます。
また幼稚園によってプレ保育の週の日数や時間が違うので、それによっても料金は変わってきます。
他にも諸費用として保険、送迎バス代、冷暖房費や給食費など、その幼稚園によって追加でかかる費用があります。
必ず事前に確認しておくようにしましょう。
2019年10月から幼児教育の無償化が始まりました。
しかしこれは年少からのことをさしますので、プレ保育園は該当しません。
ただ、幼稚園によっては満3歳になってからこの無償化を取り入れている所もあるようです。
これはありがたいですよね。
こちらも必ず確認するようにしましょう!
プレ保育園とはどんなもの?まとめ
お子さんにもママにも、いい練習になる『プレ保育園』。
それなりにお金がかかりますが、私は通った方が子どもの成長には良いと思います。
友達も出来て、早期に社会性が身につくことはうれしい事です。
正直、ウチの子は人見知りな所があったので、通わせて正解だったと思います。
今回のポイントをまとめてみます。
- プレ保育園とはプレ保育やプレ幼稚園と同じもの
- プレ保育園は2~3歳の子が対象
- メリットは社会性が身に付き、色々一人でできるようになる
- デメリットはママは忙しくなり、幼稚園の選択肢が決まる。
- 幼児教育無償化の対象にならないため、少しお金がかかる
こんな感じでしょうか?
周りにいい園がないか調べてみるだけでもいいと思います。
あとはご自身の家計と相談して、幼稚園入園の準備を親子でしてみてはどうでしょうか?
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