みなさんのご家庭には小さなお子さんはいらっしゃるでしょうか?
我が家には2歳になる子供がいます。
毎日の様にテレビに張り付いて画面をバンバン叩きまくります。
画面が割れるのではないか?という危機感と、指紋汚れで画面がベタベタになる事への残念な気持ちを日々抱えております。
実は液晶テレビの画面は正しいやり方でお掃除をしないとコーティングが剥がれて画面が汚くなってしまうのです。
そうならない為にも専用のクロスとハンディモップを使って指紋汚れを落とします。
今日はその手順をご紹介します。
液晶テレビ画面の正しい掃除の手順

基本の手順としては最初に述べた様に
- ハンディモップでホコリを除去
- 専用クロスで丁寧に優しく拭き上げる
この二つだけです。
非常に簡単ですが、ちょっとしたポイントがあります。
ハンディモップでテレビ画面のホコリを除去する
テレビはどうしてもホコリを吸い寄せてしまいます。
それは電化製品であるが故に『静電気』を発生させるためです。
そのままクロスなどで拭き上げてしまうと液晶テレビの画面自体にホコリを擦りつける格好となり、傷をつけてしまう恐れがあります。
ですから必ずハンディモップで画面についたホコリを『優しく』絡めとって下さい。
間違ってもハンディモップを押し付けたりしない様に注意して下さい。
大事なのは優しくです。
出来ればホコリや指紋の汚れが見やすいように、テレビの電源は切っておくことをおすすめします。
画面のホコリをとったら、ついでにテレビ周りのゴミもハンディモップを使いキレイにしてしまいましょう。
この手順を逆にするとゴミの付いたモップで画面を拭く事になるので、先に画面の掃除、次に周りの掃除という流れにしましょう。

テレビ画面を掃除する時はキレイなハンディモップを使ってね!
専用クロスでテレビ画面を丁寧に優しく拭き上げる
ハンディモップを使ってホコリを除去した後は、専用クロスでテレビ画面を優しく拭き上げて下さい。
専用クロスってどんなのがあるの?と思うかもしれませんが、普通のマイクロファイバークロスで大丈夫です。
その他に代用出来るものなどを一部紹介します。
- マイクロファイバークロス
- メガネ拭きクリーナー(クロス)
- 液晶テレビ専用ウェットティッシュ
- 液晶テレビ専用スポンジクリーナー 等
私の家では普通のマイクロファイバークロスを使っています。
テレビ画面を拭く際のポイントとしては『一定方法に拭き上げていく』ということです。
どうしても指紋汚れは落ちにくいため、ゴシゴシと同じ個所を往復して拭いてしまうのですが、必ず一定方向に向けて何度かに分け拭いて下さい。
指紋汚れが落ちにくい時は息を少し吹きかけ拭き上げていただくか、テレビ画面が温かいうちに拭き上げて下さい。
また何度か拭いているとマイクロファイバークロスも汚れてきます。
その時は普通に洗濯機で洗濯すれば問題ありません。
その時、クロスは弱い繊維なので洗濯ネットに入れるようにして下さい。
テレビ画面の掃除の適切な頻度は?

なんですか?
これというのはありませんが、小まめに拭いた方がいいです。
指紋汚れは時間が経つと落ちにくいため、出来れば指紋汚れを見つけた段階で上記の手順で拭き上げて下さい。
ちなみに我が家では1日に1回はテレビ画面の掃除をしています。
毎日だと1回あたりの掃除時間は短いのでおすすめですよ!
テレビ画面の掃除で間違いやすいポイント

液晶テレビの画面にはコーティングが施されています。
コーティングにはキズ防止や反射防止の効果があります。

その割には気を使って掃除しなきゃいけなってどうなの??
間違ったお手入れをすると、このコーティングが剥がれてしまうのです。
元に戻すにはまたお金がかかってしまうので注意が必要です。
間違いやすいポイントはこちら ▼
- アルコール除菌剤等で掃除する
- 中性洗剤や研磨剤入り溶剤等で掃除する
- 液晶画面を力を入れて拭く
- 溶剤などを画面に直接噴射する
- 固い布で拭く
それぞれコーティングを剥がす危険性があるので注意して下さい。
アルコール除菌剤等で掃除する

洗剤の利用
アルコールは油汚れを落とすにはとても有効なものですが、液晶画面を拭くものとしてはNGです。
もし油汚れをキレイに落とすならアルコールではなく、液晶専用の溶剤を使うことをおすすめします。
テレビの画面部分以外を掃除する分には問題ありません。
中性洗剤や研磨剤入り溶剤等で掃除する
こちらもコーティングを剥がしてしまします。
中性洗剤は一部の機種では希釈してなら利用できるようですが、100倍希釈といった具合にかなり薄めた状態での使用を前提としています。
できる事なら使わない方がいいでしょう。
研磨剤入りは言わずもがな、当然表面を削るためコーティングは剥げます。
最悪の場合、画面自体も損傷して液晶パネル交換が必要になるケースもあります。
液晶画面を力を入れて拭く
指紋汚れがると、ついつい力を入れてしまいますがNGです。
これはコーティングもそうですが、液晶パネル自体を割ってしまう可能性があります。
液晶パネル割れの場合は買った方がいいくらいの金額がかかります。
液晶パネル割れについては下記の記事で詳しく説明しています ▼
溶剤等を画面に直接噴射する
これはコーティングというよりは液晶テレビの故障につながります。
液だれした水分がテレビ内部に入った場合は故障の原因になるためやめた方がいいでしょう。
溶剤はクロスに染み込ませてからテレビ画面を拭くようにしましょう。
固い布で拭く
これはティッシュやキッチンペーパー等でも固いものはNGです。
画面表面を傷つける可能性があります。
拭くときは専用のクロスなどを使うようにしましょう。
液晶テレビ画面の正しい掃除方法のまとめ
実はかなりデリケートな液晶テレビの画面。
子供がいれば絶対ベタベタ触ってしまうものです。
掃除の手順を間違ってしまうととても面倒な事になるので、意識しておきたいですね。
それではおさらいです。
- ハンディモップでテレビ画面のホコリを除去する
- 専用クロスでテレビ画面を丁寧に優しく拭き上げる
- アルコール除菌剤等で掃除してはダメ
- 中性洗剤や研磨剤入り溶剤等で掃除してはダメ
- 液晶画面を力を入れて拭いてはダメ
- 溶剤などを画面に直接噴射してはダメ
- 固い布で拭いてはダメ
※ 赤字はダメなもの
掃除の手順は難しくはないですが、ダメなものが多いですね。
液晶テレビの画面の特性をしっかり理解して、いつもキレイな画面でテレビライフをお過ごし下さい。♬
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