子どもが泣き止まなくて気が狂いそう。
3歳児のママは、誰もがこんな気持ちを経験しているのではないでしょうか。
一般的に3歳児はイヤイヤ期の真最中。
泣き止まないことで自分の気持ちを伝えようとすることが多いです。
でも、何をしても泣き止んでくれないのは、ママにとって本当につらいですよね。
子供が3歳の時、わたしも同じ気持ちを経験しました。
泣き止まない子供にイライラして、何度スーパーや公園に放置して帰ろうと思ったことか…。
でも、イヤイヤ期を乗り越えた今、ママ達に伝えたいことがあります。
それは、泣き止まない子供には対処法があるということです!
イヤイヤ期の子供が泣くのは成長のひとつなので止めることはできません。でも、対処法を知るとぐっと楽になりますよ。
今回は、3歳児が泣き止まない時の対処法を私の経験も踏まえて紹介していきます。
子供が泣き止まなくて気が狂いそうと思っているあなたは、是非お読みくださいね。
精神的に追い詰められる前にやって欲しいこと
泣いている子供への対処法を試す前に、あなたにやって欲しいことがあります。
最初に、子供が泣き止まなくて気が狂いそうと感じてしまうのは、あなたの心に余裕がなくなってきているというサインだと知ってください。
考えてみましょう。
心に余裕がある時のあなたは、泣いている子供に優しく声をかけることができたはず。でも、子供の泣き声に気が狂いそうと思っているあなたはどうでしょうか。
泣いている子供にイライラして怒鳴ってしまったなんてことがあるのでは?
つまり、心の余裕がない状態だと、泣いている子供に適切な対応ができなくなってしまうのです。
さらに余裕のない状況が続くと最終的に心が壊れてしまい、日常生活に支障をきたしてしまうことも。
だからこそ、子供が泣き止まなくて気が狂いそうだと感じ時、あなたにやって欲しいことがあるのです。
やって欲しいことは、自分1人だけの時間を持つことです。
1日30分だけ、週に1度半日だけでもでもいいです。
子供の声が聞こえない場所で自分の好きなことをして、ストレスを感じない時間を作りましょう。
この時間が子供へのイライラや不安をリセットしてくれ、心の余裕を取り戻してくれるでしょう。
子供の寝かしつけをパパに頼んで、1日30分好きな音楽を聴くだけでも十分なリセットになります。
一時預かり保育が可能な施設やベビーシッターに頼み、週に1度カフェやショッピングに1人で出かけるというのもよいでしょう。
ここで、ママだからすべて自分でしなくてはいけないと思わないでくださいね。専業主婦であってもそれは同じです。
企業なら仕事量が多い時は、上司や同僚と仕事を分けることがあります。
誰かに子供を預けるのはそれと同じ。だから、子育てで誰かに助けを求めるのは悪いことではないと私は思います。
3歳児が泣き止まない原因と対処法
おもちゃが欲しい、着替えの時にママが手伝ったのが嫌だったなど3歳児が泣く原因はいくつもありますよね。
このため、ケースごとの対処法の説明は難しく、対処してもきりがないとも言えます。
ただし、いくつも原因があっても下記の3つの対処法を知っているとママの負担が減るでしょう。
3歳児が泣き止まない時の対処法
・複数の選択枠を作る
泣いている原因がはっきりとわからない時は、「これがいいの? こっちがいいの?」などと複数の選択枠を与えると子供は要求を伝えやすくなります。
私の場合、朝の着替えで子供が服が気に入らないと泣きはじめた時、いくつもスカートやTシャツを見せて泣き止むまで選ばせていました。
・常に30分の余裕を持つ
これは、あらかじめ子供が泣くのを防ぐ対処法。
常に30分の余裕を持った行動を心掛けると、子供が泣くことが減ります。
例えば、毎朝靴を自分で履きたいと泣く子供なら、出る30分前から靴を履かせましょう。
そうすると、出る時間だからとママが手を出すことも減り、子供が泣くことも減るはずです。
私は、公園なら帰る30分前に「そろそろ帰ろう」、家なら片付ける30分前に「そろそろ終わり」と子供に声掛けして準備をさせるようにしました。
結果的にもっと遊びたいと駄々をこねて泣くことが減りましたよ。
・子供の気持ちを受け止める
子供のやりたいことや要求を「どうせできない」「ダメ」などと否定せず、子供の気持ちを受け取るようにしましょう。
「〇〇君はこう思ってしたんだね」、「わかるよ」などと受け止めてあげると、ママは自分のことをわかってくれると子供が理解し、落ち着いて泣き止むことがあります。
ただし、気持ちを受け止めるのはわがままを認めることとは違います。ルールやできないことはきちんと伝えるようにしてくださいね。
大事なのは『3歳児はこんなもの』という感覚
泣いている子供にイライラしたいために大事なことは、3歳児はこんなものだと知ることです。
そのためには、イヤイヤ期の仕組みを知りましょう。
イヤイヤ期に子供が泣くのは、子供にやってみたい、欲しいというような自我(欲求)が芽生えている証。
ただし、自我が芽生えても、子供の脳は未発達で我慢がまだできません。
我慢ができないため欲求を通すために泣き止まない、癇癪を起すといった行動をしてしまいます。
これがイヤイヤ期の仕組みです。
つまり、子供が泣き止まないのは、子供の性格やあなたの子育てのせいではありません。
子供が泣き止まない時はこの仕組みを思い出し『3歳児だからこんなもの。脳が未発達だから仕方ない』と思うと、イライラが減るのではないでしょうか。
やっぱり頼れるのはパートナー
子供が泣き止まない時の対処法や心構えを説明してきました。
でも、イヤイヤ期でまず大切なのは最初に書いたようにママが自分の時間を作って心の余裕を保つこと。
心の余裕がないと、泣き止まない子供に対して正しい対処もできなくなってしまいます。
この時、やっぱり一番頼りになるのは、パートナーであるパパです。
忙しいパパでも夜の寝かしつけだけや、休みの日の数時間だけなら子供の面倒をみることができるはず。
仕事をしているパパに遠慮がちなママもいるかもしれません。
でも、パパは仕事が大変だからとあなたが我慢して、心を壊してしまったら。パパはきっと「もっと早く話してくれたら」と後悔するでしょう。
もちろん、仕事の都合などでパパがママを助けられない場合もあるかもしれません。
その場合は、心の限界が近いからベビーシッターをこの日だけ頼みたいなどと相談してみてもいいと思います。
イヤイヤ期の問題は一人で抱えこまず、パートナーであるパパと共有して乗り越えましょう。
3歳児が泣き止まない…気が狂いそう。まとめ
三歳児が泣き止まなくて気が狂いそうだと思っているあなたは、まず自分1人の時間を作って心の余裕を持つようにしましょう。
心の余裕がないと、泣いている子供に適切な対処ができなくなってしまいます。
イヤイヤ期はやがて終わります。
私もそうだったように、今はつらくてもすぐにいい思い出だったと言えるようになりますよ。
心に余裕を持ちつつ、ここで紹介した対処法を試してみてくださいね。
コメント