健康志向が高まる中で、カフェインも身体に悪いのではないかと考えたことはありませんか?
カフェインレスのコーヒーやお茶など、昔よりも随分と種類が増えました。
身近になったカフェインレスコーヒーですが、安全面やデメリットって気になりませんか?
結論だけお話するならカフェインレスの値段以外のデメリットはほぼありません。
昔に比べ、味も良くなり飲みやすくなりました。値段が高めなのが少し気になりますが、それを除けばカフェインレスを愛用するのもいいと思います。
安全面では、カフェインを抜く作業はどのようにしているのか、気になる所ではないでしょうか?
日本では、カフェインレスのコーヒーを作るのに薬品の使用は認められていません。
水か二酸化炭素を用いてカフェイン入りのコーヒーからカフェインを抜く作業をしています。
ですから、安全面で言えば、問題はありません。
今回は、そんなカフェインレスのコーヒーのデメリットや安全性について解説します。
カフェインレスコーヒーとは?
そもそも、カフェインレスのコーヒーってなんでしょうか?
カフェインがあまり入っていないものをカフェインレスと言います。
カフェインレスのコーヒーは、カフェインの含有量が0.1%以下に抑えられたものを指します。
ですから、カフェインレスコーヒーは、全くカフェインが入っていない訳ではありません。
もし、全くカフェインの入っていないコーヒーを頼みたい場合は、ノンカフェイン、もしくは、カフェインフリーのコーヒーを頼んで下さい。
ノンカフェインのノンは、”N O“を意味していますし、カフェインフリーの”FREE”は、自由という意味ではなくて、禁止という意味で使われます。
最近は、グルテンフリーとかスモークフリーという言葉もよく聞きますので、フリーの意味が禁止という意味があることをご存知の方も多いかも知れません。
カフェインレスコーヒーは、カフェインを水か二酸化炭素で取り除く作業をして作られます。
カフェインが水溶性ですので、水を使って取り除くのは理にかなっていますね。
二酸化炭素を使うのは、一番新しい技術です。二酸化炭素でカフェインを分解します。
日本では、今のところ薬剤でカフェインを取り除く作業は認可されていませんので、安心してください。
カフェインレスコーヒーのメリット・デメリット
カフェインレスコーヒーのメリットとデメリットをまとめました。
最大のメリットは、カフェインを多く取らなくて済みますので、大好きなコーヒーをあきらめることなく、1日に摂取するカフェインの量を減らすことができます。
カフェイン量を抑えると、睡眠の質が上がったり、健康的な身体になると言われています。
特に、胃腸の不快感を和らげたり、カフェインによって血圧が上昇することが少なくなるなどです。
デメリットはほとんどありませんが、しいて言えば、カフェインレスコーヒーの方が普通のコーヒーに比べると、種類が少なく割高な点です。
普通のコーヒーよりも風味が少し落ちる点も気になります。
カフェインのとり過ぎで、睡眠障害になっていたり、なんとなく眠りが浅い方には、是非、手軽なカフェインレスコーヒーを試してみることをおすすめします。
また、妊娠中や授乳中の方にもカフェイン入りのコーヒーよりは、カフェインレスコーヒーを飲む方が良さそうです。
コーヒーが大好きな方は、妊娠中や授乳中にコーヒーを諦めなければいけないと思いがちですが、カフェインレスコーヒーなら少量であれば飲み続けても問題がありません。
カフェインレスとデカフェの違いは?
さて、カフェインレスのコーヒーについては、概要を説明しました。
そこで、カフェインレスとデカフェは、何が違うのかと疑問に思いませんか?
カフェインレスのコーヒーは、カフェインの含有率が0.1%以下に抑えられたものを指します。
デカフェは、カフェインを“取り除いた”ものですが、特に含有率の決まりはありません。
ちなみに、コーヒー大国アメリカでは、カフェインレスコーヒーという表示はほとんど見たことがありません。
普通のコーヒーか、デカフェの二択になります。
美味しくて安心のカフェインレスコーヒーは?
さて、最近は、美味しくて安心のカフェインレスコーヒーが沢山あります。
それぞれ、みなさんがどの様なコーヒーが好みなのかにもよりますが、一般的に美味しいとされているカフェインレスコーヒーをご紹介します。
- ネスレ ネスカフェゴールドブレンド カフェインレス 867円(税込)
- 無印良品 オーガニックカフェインレス インスタントコーヒー 490円(税込)
- ドトール やさしい香りのカフェインレス 896円(税込)
- U C C おいしいカフェインレスコーヒー 452円(税込)
- INICスヌーピーコーヒーデカフェ1490円(税込)
口コミや私の過去に飲んだ経験によると、この5品が一番おいしいと思います。
INICスヌーピーコーヒーデカフェは、カフェインレスの表記ではなくて、デカフェですが、パッケージが凄く可愛いのでちょっとしたギフトにも最適です。
カフェインレスコーヒーのデメリットまとめ
今回は、カフェインレスコーヒーについて検証しました。
ひと昔は、カフェインレスコーヒーは、風味やバランスが悪くてあまり美味しくないイメージしかありませんでした。
しかし、現在では、バランスがよくお値段もリーズナブルなカフェインレスコーヒーが沢山あります。
妊娠中や授乳中はもちろんのこと、健康に気をつけている方、胃腸の調子があまりよくない方、睡眠が浅い方や、血圧が心配な方などカフェインレスコーヒーを飲むとメリットがある方は結構多いと思います。
日本では、カフェインレスコーヒーを作る工程では、水か二酸化炭素でカフェインを取り除く作業をしていますので、安全です。
毎日飲むのもですから、安心して飲みたいですよね?カフェインコーヒーでより健康に、ぐっすり眠れる日常を過ごせると良いですね!
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