現在は、コロナウイルスの影響で遠出旅行するのが、少しはばかれるような状況でありますが、2017年では海外旅行者数・訪日外国人旅行者数ともに増加傾向にありました。
みなさんも早く旅行したくてウズウズしていますよね。
私も、今年はどこにも旅行せずに終わってしまいました。
『JTB』といえば、誰もが知っている旅行会社ですよね。
近年は、自分で直接ホテルや交通手段を手配してしまう人も多くなりました。
ですが、一度は『JTB』を利用したことがある人も多いのではないでしょうか?
今回は、歴史ある旅行会社である『JTB』について、名前の由来や歴史についてご紹介します。
実はギネス記録を持っていたり、100年を超える歴史を持っていたりすることをあなたは知っていましたか?
『JTB』の正式名称は?
JTB という名前でみなさんに認知されていますが、JTB とはジャパン・ツーリスト・ビューロー(Japan Tourist Bureau)の頭文字をとったものになります。
現在は、株式会社JTBとなっているため、正式名称もJTBで問題ありません!
JTBの長い歴史の中で、名前が変更されているので、詳しく見ていきましょう。
『JTB』の名前の由来
JTBの由来は先述した通り、ジャパン・ツーリスト・ビューロー(Japan Tourist Bureau)の頭文字をとったものです。
創業当時は「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」の名称で企業活動を行っていましたが、2001年に現在のJTBの名前に商号を変更しています。
創業当時は外国人に本当の日本の姿を届けようとする目的で英語でも伝わる「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」という名前でスタートしました。
現代に生きる私たちにとっては、すでにJTBという名前になじみがあるので、深く考えたことがないと思いますが、
現在のJTBも「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」の頭文字をとったとあり、歴史を大切しながらも、進化していく姿勢が感じられますよね!
『JTB』の歴史
冒頭でも紹介しましたが、JTBは2012年に創業100周年を迎えました。
100年も続く企業はなかなかないと思います!とてもすごいですよね!
そんな歴史あるJTBについて詳しく見ていきましょう。
1912年3月(昭和45年)
昔の中央官庁の1つである鉄道院のメンバーにより、JTBの前身である「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」が始まりました。
1910年代
それから、全国各地に案内所を設置したり、雑誌の刊行をしたり、とさまざまな取り組みを行います。
外国人専用に切符を販売し、より丁寧で優しいサービスへと発展していきました。
この切符は3か月と利用期間も長く、乗り降りも自由でした。
まさに、現在でも販売されている外国人ようの新幹線切符に近いものを100年も前から販売していたのは驚きですよね!
1964年
まさにオリンピックイヤーと言われる年でした。
アジアでの初めての開催となり、JTB(この時は日本交通公社)は国内の入場券販売総代理店となり、80万枚ものチケットを管理していました。
1970年
この年、万博が開催され、この万博もアジアで初めての開催となりました。
JTBはこの時もチケット販売、会場の運営などにも関わり、期間中で1200万人もの数を管理、案内をしていました。
想像するだけでも怖い数ですが、実際万博の成功の裏にはJTBのチカラもあったことでしょう。
1973年
この年は、今でも私たちがお世話になる旅行雑誌「るるぶ」が発売されました。
「見る」「食べる」「遊ぶ」といった動詞の末尾をとった造語になります。
音だけでも可愛いですよね。
旅行雑誌といえば「るるぶ」という人も少なくないのではないでしょうか?
1988年
この年に、「日本交通公社」から現在の「JTB」へと呼称変更いたしました。
また、コーポレートカラーのダイナミックレッドは「若々しく先進的な」JTBをイメージしています。
2010年
この年に「るるぶ」が世界一の旅行ガイドシリーズに認定されました。
1984年に発行されてから、2010年11月までに3791点が発行され発行点数世界最多の旅行ガイドシリーズとなりました。
日本人なら誰もが知っている「るるぶ」世界的にとても価値のあるモノだと認定されたのです。
今では、多くの旅行雑誌がありますが、「るるぶ」の安心と信頼は絶大なものだと感じます。
私も修学旅行で購入した記憶があり、とても思い出深い1冊です。
2012
2012年3月12日にJTBグループは創立100周年となりました。
このように、長い歴史の上でJTBは多くのお客様の旅行のご案内をしてきました。
今は、パッケージ旅行の販売やるるぶのイメージが強いですが、過去は案内状の設立や特別切符の販売など多岐わたる活動を行ってきました。
そして、節目となるオリンピックや万博でも多くの方のサポートをしたおかげで、成功へと導いてくれたと言っても過言ではありません。
旅行業者という私たちの生活に近い存在であったJTBが歴史を知ることでより愛着や親近を感じられるのではないでしょうか。
JTBには正式名称がある!?まとめ
今回は、JTB名称を中心とした詳しい情報を紹介いたしました。
皆さんが今まで知らなかった情報も多かったでしょう。
JTBは旅行会社として、その安心と信頼から多くのお客様から満足の声が上がっています。
近年は、時代の流れもあり、どうしても個人旅行などで直接手配する人も多いですが、旅行会社を経由することで、手配の煩わしさや専門スタッフから旅行の知識やアドバイスを得ることができるので、JTBを利用することも1つの選択肢ですよね。
実際に、JTBは100年以上の歴史がある会社なので、あなたの旅行を任せてしまっても問題ありません!
きっと旅行先で行きたいところを「るるぶ」で見つけることで、より面白い旅行プランやスポットを教えてくれるなんてこともあるはずですよ!
長い歴史の中で、何度も名前を変更してきたJTBですが、2012年に100周年を迎えましたが、これからもコーポレートカラーのダイナミックレッドのようにコロナウイルスに負けずに新しいことそして利用者であるお客様に寄り添った取り組みをこれからもしてくれることでしょう。
早くこのようなコロナウイルスの状況が改善されて、大切な人たちと自由にそして笑顔で旅行できる日が待ち遠しいですね。
今回は、JTBの名前と歴史を紹介いたしました。