子供がご飯のとき座らないは普通なのか。
今回は、これをテーマに調べていきたいと思います。
これは1歳~3歳の子供がいる新米ママには結構、切実な悩みのはず。
活発に動くようになってきた1歳~3歳児。
ご飯中、大人しく座ってくれますか?
うちは、ダメです。
2歳児ですが、椅子に座るのを嫌がったり、途中で立ち上がったり。
毎回、ご飯を食べさせるのに苦労しています。
ご飯は座って食べるもの。行儀よくしつけないと。そう思って教えようとしても、子供には通じません!
私のしつけが悪いのかと、不安になることも…。
同じ不安を持つ新米ママ、きっと多いですよね?
この記事で、新米ママ達の不安が少しでも解消されればいいなと思います。
子供がご飯のとき座らないのはよくあること?
結論から言います。
子供がご飯のとき座らないことは…。
よくあることです!
先輩ママ達に聞いてみたら、話が止まらないくらい、ご飯のときのエピソードが出てきました。
あるママの話です。
1歳くらいの時は食事中、必ず椅子の上で立ち上がっていたそう。
諦めて椅子からおろしていたら、食事中、部屋の中を歩き回ることが癖になってしまったそうです。
我が家もこのパターンで、ご飯を食べ終わるのに1時間~1時間半近くかかってました。
このママは、ご飯を食べさせるのに、時間がかかって大変だったと言っていました。
2歳、3歳の時の話で多かったのは、ご飯中に遊びだす子の話。
数口、ご飯を食べたら椅子から降りて遊び出す子、結構いました!
あるママの子は、遊んでいる最中は何度言っても食べず、ご飯を片付けようとすると食べだしていたとのこと。
うちの子も同じで、逆に片付けるフリして食べさせました。でも途中で絶対にいらないってなったら終わりにして、無理強いはしませんでした。
そのママは片付けが大変だったと、しみじみと話してくれました。
以上が先輩ママ達の話です。
うちの子だけが座ってくれないのかもと、不安だった新米ママ達。
安心してくださいね。
子供が食事のとき座らないのは、よくあることだと、先輩ママ達が口を揃えて言っていましたから。
座らないのは親のせい?
では、子供が食事の際に座らないのはなぜなのでしょう?
子供は親の背を見て育つ。そんなことわざもあります。
自分のしつけのせいで、子供がご飯中に座っていられないの?
そう思って悩んでいる新米ママも多いはず。
実際はどうなのでしょうか?
実際は…。
ママのしつけが原因ではありません!
子供は好奇心旺盛。興味や関心が無いとすぐに飽きてしまいます。
飽きると、じっとしていられなくなってしまうのです。
確かにうちの子も、好きな子供向けテレビ番組は動かずにじーっと見ています。
でも、私が好きなドラマを観はじめると、プイッと顔を背けて、おもちゃで遊べと言ってきます。
私はドラマが観たいのに…。
食事もこれと同じ!
子供は食事に興味が持てないと、興味がある物の方へ行ってしまうのです。
では、なぜ食事に興味が持てないのでしょう?
それには、二つの原因があります。
- 食事に関する原因
- 環境に関する原因
まず、食事に関する原因。
お腹がすいていない。嫌いなものが食事に出される。
こういったことが原因だと考えられます。
次に、周りの環境が原因の場合。
テレビに気になるものが映っている。近くにおもちゃがある。
パパやママが、物を取りになどよく席を立つ。
こんな原因が考えられます。
どうでしょう、当てはまるものはありますか?
生活環境などにより、上の二つの原因に当てはまらない場合もあります。
その場合は、生活リズムや環境などから原因を考えてみてくださいね。
どう子供と向き合っていけばいいの?
子供がご飯のとき座ってくれない、二つの原因はわかりました。
では、この原因を知った上で、どう子供と向き合っていけばいいのでしょうか?
何か特別なことをしないといけないの?なんて、不安にならなくても大丈夫です。
ちょっとしたことで、子供が座ってくれるようになりますよ。
それには、大人目線ではなく、子供目線で考えてみるだけでいいのです。
食事に関する原因を解決する
まず一つ目の原因、食事に関する原因から考えてみましょう。
大人だって、お腹が空いていないと食事の量を減らしますよね。
今日の夕食は、抜いてしまおうと思うこともありますよね?
嫌いなメニューだと、数口食べて終わりにしてしまうことも。
子供も同じなのです!
ですので、運動やおやつの時間を調整して、子供のお腹を空かせてみましょう。
嫌いなメニューを少なめにする、または盛り付けを工夫してみるのも効果があります。
また、食事中に飽きてしまって、座っていられない子供も多いよう。
子供の集中力は大人より短いそうです。
食事時間を30分ほどと決めて区切ると、メリハリがつき、座ってしっかりと食べるようになりますよ。
環境に関する原因を解決する
次は、周りの環境が原因の場合を考えてみます。
大人でも好きな歌手や俳優がテレビに出ていると、一瞬、食事の手がとまること、ありませんか?
食事中、携帯が目につき、触れたくなることや、読みかけの本を読みたくなることは、ありませんか?
子供も全く同じですよ。
テレビに夢中になって、つい立ち上がってしまう子なら、テレビを消してみてください。
そして、近くにおもちゃがあるという環境の場合。
例えの携帯と同じです。おもちゃが目に触れるところにあると、ついつい遊びたくなってしまうもの。
おもちゃは食事前にきちんと片付けると子供の気がそれませんよ。
また、子供の気をそらすのは、おもちゃやテレビだけではありません。
パパとママの行動も子供の気をそらすものの一つ。
子供の食事中にパパとママが別のことをしていること、ありませんか?
調味料などを取りに席をよく立つことも。
こんな時、自分も動いていい。そう、子供は思ってしまいます。
パパとママも子供と一緒に食事をとるようにすると、子供の気が食事からそれることが減るかもしれません。
こんな風に、周りの環境を整えることや、おやつの時間などを工夫すること。
つまり、子供目線で子供と向き合うことで、子供がご飯のとき座るようになりますよ。
ちなみにうちの場合、保育園の帰りに車内であげているおやつで、お腹がいっぱいなのが原因かも…。
夕食前のおやつは、やめようと思っています。
ただ、子供の性格や生活環境などによっては、別の方法がぴったりということもあります。
いろいろと工夫をしてみてくださいね。
子供がご飯のとき座らないのは普通?まとめ
1歳~3歳の子供が、ご飯のとき座らないことは普通だとわかりました。
自分のしつけのせいだと、自分を責めていたママ。大丈夫ですよ!
原因はママのせいではありません。
子供が座らない原因は、食事に関する原因と環境に関する原因の二つでした。
大人がしたくない、お腹がいっぱいなのにご飯を食べること。
当然、子供もしたくないですよね。
あとは、おもちゃで遊ぶ、テレビを見ること。
大人が食事中だと我慢できることも、子供は我慢できないのですね。
これからは、子供の目線で考えてみましょう。
子供は、ご飯を食べることについては初心者です。
だって、つい数か月から数年前まではミルクを飲んでいたのですから。
食事に関して、できないことも時間をかけて覚えていくこともあって当然です。
おもちゃを片付ける、食事の出し方を工夫するなど、焦らずに少しずつ子供が自然と座ってくれるような方法を試していきましょう。
子供もママも、楽しく食事ができるようにきっとなりますよ。