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子どもは生魚をいつから食べられる?基本は2歳半以降が望ましい

子供は生魚を いつから食べていいの?
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私もそうですが、手軽に食べられるため『回転寿し』が好きです。

しかし、子供が生まれてからというもの、なかなか外食でお寿司を食べる事はありません。

「そもそも子供って生魚をいつから食べられるの?」という疑問があったためです。

実は生魚にはアレルギーやじんましん、食中毒などのリスクがある為、早くても2歳半以降が望ましいということ。出来れば3歳に近いほど免疫力が高まるのでいいそうです。

我が家では2歳を過ぎたあたりから付け合わせのたまご等をあげていましたが、実はこれも注意が必要だったのです。

今回は生魚を食べはじめる時期や注意点についてまとめてみました。

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生魚は早くても2歳半から!理想は3歳に近いほどいい

good

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お寿司って実は子供にも人気のメニューだったりします。

だからこそ好きだからと理由で、うっかり食べさせてしまいそうですが、注意しなければいけません。

そもそも生魚には食中毒やアレルギーの原因になる細菌や寄生虫が潜んでいます。

子供は免疫力が大人と比べて約4割程度しかありません。

そのため、もし食中毒などを引き起こすと重症化しやすいのです。

また消化器官等も成長過程にあるため、奥歯も生えそろう2歳半~3歳頃が理想とされています。

hanamizuki
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子供を守るのは親の仕事だから、しっかり覚えておかないとね!

ちなみに大人と同じ抵抗力がつくのは10歳~12歳ごろだよ。

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生魚は白身魚から徐々にならしていく!でも注意点も

お刺身

お刺身

2歳半以降に生魚を子供に食べさせるのにも注意が必要です。

推奨年齢を超えたら、ただ食べさせればいいというものではありません。

まずは白身魚から徐々にならしていき、赤身魚、タコやイカ、エビやカニ、といった感じで少しずつ食べさせていくのがいいでしょう。

その際に青魚や甲殻類に関しては食中毒の原因になるアニサキスやアレルギーに心配があるので、出来れば小学校に入るくらいまでは控えた方が無難です。

お刺身やお寿司のネタになる『白身魚』の種類

白身魚にはどんな種類があるのか?

お刺身やお寿司屋さん等に並んでいる一般的な白身魚をまとめておきます。

  • タイ
  • ヒラメ
  • サワラ
  • カレイ
  • スズキ
  • カンパチ
  • ブリ(中間 赤身でもある)
  • ハマチ
  • アジ

この辺りのお魚を少量ずつ食べさせてみましょう。

細かく切って少しずつ食べさせましょう。

お刺身やお寿司のネタになる『赤身魚』の種類

続いてはネタになりやすい赤身魚をまとめてみました。

どちらかと言えば、みんなが好きなお魚は赤身のことが多いのではないでしょうか?

  • マグロ(トロ含む)
  • サーモン(中間 白身でもある)
  • マス
  • アジ

サーモンは子供の好きな寿しネタで常に上位にいます。

タコやイカを食べさせる時は小さく切る

大人でも中々噛みきれないことがある『タコやイカ』は、出来るだけ細かく切ってあげるようにしましょう。

ヌルヌルとして舌触りはいいのですが、大きいブツ切りでは喉に詰まってしまう可能性もあります。

しっかりと噛んでの飲み込むことのできる年齢の3歳以降が望ましい食材です。

必ず食べている時はそばについていましょう。

エビやカニはアレルギー持ちの子も多い

こちらの食材はアレルギー持ちの子が多いのが特徴です。

乳製品や小麦、たまごなどと並んでアレルギー要因の上位に入ってきます。

エビやカニは基本的に火を通して食べさせることをおすすめしますが、もし生で食べさせる場合は少量ずつあげて下さい。

それと2歳を過ぎると多くの医療機関でアレルギー検査ができるので、一度食物アレルギーがないかチェックをした上で食べさせた方が安心です。

hanamizuki
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検査をするのは本当におすすめ!他の食べ物をあげるときも安心できるよ!

貝類はNGにした方がいい

生魚とは少し違いますが、お寿司のネタや刺身の盛り合わせなどにも入っている貝類は基本的には生で子供には食べさせない様にしましょう。

火を通していても、免疫が落ちていると大人でもお腹をこわすことがあるので、子供には上げない様にして下さい。

hanamizuki
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私は小さいころ、シジミの味噌汁で食あたりを起こしたことがあります💦

お寿司などは塩分や糖分に気を付ける

生魚を食べる際はお刺身やお寿司で食べる事が多いと思います。

お寿司の時は注意が必要です。

シャリ(酢飯)の部分には糖分や塩分が多いため、食べさせ過ぎないように注意しましょう。

シャリ部分は極力食べさせず、ネタの部分だけを食べさせるのがおすすめです。

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子供に生魚を食べさせる時に気を付けること

気を付ける事

気を付ける事

生魚を食べさせる時に気をつけなければならない事がいくつかあります。

気にせずに食べさせてしまうと大変なことになりかねません。

頭のスミに入れておくだけでも違うので、意識してみましょう。

子供に生魚を食べさせる時は午前中にあげる

どうして午前中なの?

それは小児科の診療時間が関係しています。

上述したように生魚を食べる事は食中毒やアレルギーのリスクを少なからずはらんでいます。

もし万が一の時に病院がやっていなかったらパニックになるのではないでしょうか?

午前中に食べさせることで、子供の体調が急変した時も小児科に駆け込むことができます。

まずはかかりつけの小児科の診療時間をチェックしておいて、病院の空いている日に食べさせるようにしましょう。

ちなみに食中毒やアレルギーの症状が出る目安時間は下記になります。

  • アレルギー反応=食べた直後~4時間以内
  • 食中毒=食後6時間~18時間

時間にバラつきがありますが、あくまで目安ですので、おかしいなと感じたら病院を受診しましょう。

最初は一口ずつ、骨などにも気を付ける

食中毒やアレルギー反応が出た場合でも軽度で済むように、はじめて食べさせる生魚は一口ずつ細かく切って食べさせましょう。

その際は細い骨などが喉に刺さらない様に、骨やウロコなどはしっかりとる様にして下さい。

何度か食べさせている生魚でしたら、何口か食べさせてもいいでしょう。

お寿司の盛り合わせのたまご等には気を付ける

「たまごなら大丈夫かな?」とうっかり食べさせてしまうママさん達も多いのではないでしょうか?

私もそうでした。

しかし、食中毒などを引き起こす最近は生魚についていますが、おなじ容器に入っている食材には、当然ついていると思って下さい。

生魚はちょっとずつなのに、たまごは丸々ペロリなんてこともあると思います。

たまごは元々も火が通っているので、再加熱してから食べさせるようにした方が安心です。

生魚は新鮮なものだけを食べさせる

子供は免疫力が大人に比べて低いため、重症化しやすいとお話しました。

出来れば食中毒にはならない方がいいわけですが、その確率を下げる為にはやはり『生魚の鮮度』はとても大切です。

生魚は購入した翌日以降のものは必ず加熱処理をしましょう。

食中毒の種類も様々

一口に食中毒といっても種類がいくつもあります。

それによって症状なども変わってくるので、予備知識として知っておいて損はないでしょう。

気をつけなければいけない食中毒をいくつかご紹介します。

サルモネラ菌

食中毒と言えば一番有名な細菌ではないでしょうか?

これは十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因で引き起こされるタイプの食中毒です。

乾燥に強いのですが、熱に弱いため加熱すれば大丈夫です。

生魚では当然ひそんでいても不思議ではありません。

主な症状は食後6~48時間以内に、はきけ、腹痛、げり、発熱、頭痛などの症状が出ます。

腸炎ビブリオ菌

あまり聞きなれない細菌の名前ですが、塩分のある所で増殖する細菌です。

生魚や貝類などが原因で引き起こされます。

真水や熱に弱いため加熱しましょう。

食後6~96時間以内に、激しいげりや腹痛などの症状が出ます。

こちらは最長4日後に発症する事もあるので注意が必要です。

直近の食べたものだけではない事があるので覚えておきましょう。

ノロウィルス

最近では良く耳にする食中毒の名前ですね。

カキなどの二枚貝を生や十分加熱しないで食べたことが原因で引き起こされます。

熱に弱いので、85度以上で1分間以上加熱することでリスクを回避できます。

やっかいなのが食中毒にかかった人の便や、吐いたものから感染することもあるので、もし触れてしまった場合は速やかに手洗いうがい、アルコール除菌をしましょう。

食後24~48時間以内にはきけ、ひどいげり、腹痛などの症状がでます。

アニサキス(寄生虫)

アニサキスは寄生虫ですが、食中毒に位置付けされます。

白色の少し太い糸のようなアニサキスが魚の内臓に寄生して、それを生で食べた事により体内に侵入して悪さをします。

基本は70℃以上で加熱をすれば死滅させることができます。

症状には胃と腸で少し違いがあります。

急性胃アニサキス症は、食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。

急性腸アニサキス症は、食後十数時間後から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。

腸の場合はタイムラグがあるので注意が必要です。

生魚の中でも天然物に寄生している確率が高いです。

もし選ぶなら養殖の方がアニサキスの寄生リスクは低いといえます。

上記の食中毒については農林水産省も注意喚起をしています。▼

アニサキスについては厚生労働省です。▼

ヒスタミン食中毒

これは上記の食中毒とは異なり、口の周り等が赤くなり、じんましんや下痢、嘔吐を引き起こします。

ヒスチジンを多く含むマグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどの赤身魚及びその加工品が主な原因食品とされています。

このヒスチジンが増殖してヒスタミンが生成されることにより症状がでます。

危険なのは加熱調理では除去できないということです。

購入したらすぐ食べるか、冷凍保存しましょう。

ヒスタミン食中毒については厚生労働省も注意喚起してます。▼

回転ずしではなく自宅で生魚は食べよう

いい事

いい事

回転ずしはお皿にのってグルグルと長時間まわっている場合もあります。

衛生面には考慮していますが、子供の生魚チャレンジには向いていないと考えます。

出来ればご自宅で柔軟に対応するのがいいかもしれません。

もし回転ずしにいきたいということであれば、『うどん』や『ハンバーク寿司』といった生魚を使っていないもの食べることをおすすめします。

hanamizuki
hanamizuki

お魚じゃなくても子供が楽しめるお寿司は一杯あるもんね♬

子供は生魚をいつから食べていいの?まとめ

家族で楽しく食事をしたいのは大勢のママの願いですよね?

でも気をつなきゃいけない事がいっぱい。

今回は生魚はいつから食べていいのかをご紹介しました。

最期におさらいしてみます。

  • 生魚は早くても2歳半から!理想は3歳
  • まずは白身魚→赤身魚の順であげてみる
  • 食べさせる時は小児科の診療時間に合わせて
  • 食中毒の特性を知っておく
  • 回転寿司へ行くなら生魚以外を食べさせる

こんなところでしょうか?

子供との楽しい食生活を目指しましょう♬