子供の頃、誰しもが1度はやったことがあるシャボン玉。
市販品で楽しんでいた人もいれば、家で手作りした液と道具で楽しんでいた方も多いのではないでしょうか?
子供が出来て久しぶりにシャボン玉やるか!と意気込んでいるパパやママもいるかもしれません。
今回はそんなシャボン玉の液や道具の作り方から、割れないシャボン玉や大きなシャボン玉を作るためのコツなどをまとめてみました!
お子さんと楽しい時間を過ごすための、お役に立てると嬉しいです。
安心・安全なシャボン玉液とは?
安心なシャボン玉液とは何か。
それはずばり「界面活性剤」を使用していないものです。
中性洗剤ではなく、無添加の粉末石鹸を使用しましょう!
自宅で液を作る際に使用している人が多い中性洗剤や、市販されているシャボン玉液は、ほとんどがこの界面活性剤を使用しています。
なぜ、界面活性剤を使っていると安全ではないのか。
それは人間の体に、界面活性剤を分解する機能が備わっていないからです。
シャボン玉液はそのほとんどが水で出来ており、毒性は高くありませんが、100%安全とは言えません。
自分や子供の体を守るために、界面活性剤を使用していない無添加の粉末石鹸を使用し安心・安全なシャボン玉液を使用しましょう。
界面活性剤の使用については様々な意見があると思うけど、横浜市のサイトに一つのアンサーが載っていましたので下記に掲載しておきます。一応危険性は認められないと明記してあります。
ただそれでも私は不安があったので、無添加のシャボン玉液を作ったよ!
1983年に厚生省(当時)は「急性毒性や慢性毒性に関する試験の結果から、通常の使用条件では、安全性に問題がない。」という見解を示し、催奇形性についても認められなかったことを報告しています。
引用元-横浜市ホームページ
シャボン玉液の作り方
では早速、無添加の粉末石鹸を使用して、安心・安全なシャボン玉液を作ってみましょう。
用意するのは水と無添加の粉末石鹸だけ!
30~40度に温めた水100mlに対して、無添加の粉末石鹸を5g混ぜるだけで完成です。
割れにくいシャボン玉や巨大なシャボン玉を作る時は、ここにひと工夫を加えることで成功しやすくなるので、それはまた後でご紹介しますね。
ストローの作り方
シャボン玉液を作ったら、ストローにハサミで切り込みを入れて、シャボン玉を作る道具も作成しましょう!
ストローの先から1~2cm程の長さで数ヶ所、切り込みを入れてください。
その切り込みを花のように広げたら完成です。
この時、切り込みの長さがバラバラだと上手く作れないことがあるので気をつけてください。
また、安全なシャボン玉液を使用する場合でも、誤飲は避けれるなら避けた方がいいので、空気穴と呼ばれる切り込みを追加しましょう!
ストローの真ん中より少し吸い口寄りを折り曲げ、斜めに軽く切り込みを入れるだけでOKです。
巨大シャボン玉液の作り方
小さいお子さんの場合は、この次の見出しの『割れないシャボン玉の作り方』を参考にしてみてね。
巨大なシャボン玉を作るときは、口で息を吹き入れないので、洗剤と洗濯のりを使用して割れにくい液を作るようにしましょう!
水1リットルに対して、洗剤や液体せっけんが50ミリリットル、PVA入りの洗濯のりが500ミリリットルの3つを混ぜ合わせて作ります。
この時に気をつけるとさらに、巨大なシャボン玉作りが成功しやすくなるポイントをいくつか紹介します。
まず水ですが、不純物が入っていると割れやすくなってしまうので、不純物が入っていない精製水・軟水のミネラルウォーターなどを使用してみましょう。
洗濯のりはPVA入りで、弱酸性と表示されているものを探してみてください。
洗剤の大半は弱アルカリ性なので、弱酸性の洗濯のりと混ざると中性になり粘り気が出やすくなり、割れにくくなります。
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巨大なシャボン玉を作ろう
巨大シャボン玉液を作ったら、あとはシャボン玉を作るだけですね!
ですが、少しだけ待ってください。
フラフープや針金のハンガーを丸くしたりして、用意したその道具に、とあるアイテムを使って少し手間を加えるだけで、更に割れにくくすることが出来るんです。
そのアイテムとは、ずばり包帯。
シャボン玉を作るために用意した道具に、隙間が出来ないよう包帯を巻いてください。
包帯がシャボン玉液をしっかり吸収してくれることで、巨大なシャボン玉が作りやすくなります。
大きなタライに大量のシャボン玉液を作り、その中心に誰かを座らせフラフープのような大きい輪っかを上方向に持ち上げるようにシャボン玉を作れば、シャボン玉の中に入ることも夢ではありません。
割れないシャボン玉液の作り方
割れないシャボン玉を作りたい場合、ふたつ前で紹介した洗濯のりを使用する方法が一番有名で、活用している人も多いです。
しかし、はじめにご紹介した安心・安全なシャボン玉液を作った場合、洗濯のりを使ってしまっては本末転倒…!
無添加の粉末石鹸でシャボン玉液を作ったときは、粉末石鹸と同じ量の砂糖かガムシロを入れてみましょう。
砂糖やガムシロを入れない液と比べると、かなり割れにくいシャボン玉液を作ることが出来ます。
シャボン玉液の作り方!まとめ
市販品を買わなくても、お家でお手軽に材料を用意して楽しむことが出来るシャボン玉。
子供だけでなく、久しぶりにやると大人も楽しくなって長時間遊べてしまいます。
シャボン玉液と言っても、目的によって使用する物が変わってくるので、用途に応じて色んなシャボン玉液を作って家族や友達と楽しんでみてくださいね。