楽しいはずのSNSが、なんだか最近楽しくない。
もしくは、発信するのが面倒。こんな風に感じていることはありませんか?
そう感じるのはSNSに疲れている証拠です。
その疲れを放置していると、心身に不調をきたすことも。
SNS疲れから逃れるには、SNSをやめるか、SNSから離れるのが一番です。
実は、私もSNSから離れることで心身共に楽になりました。
でも、SNSをやめることもSNSから離れることも、なかなか難しいことです。
そこで、今回は自分の経験を踏まえて上手なSNSやめ方・離れ方を紹介します。
SNSが疲れる原因
SNSが疲れるのは、SNS上のコミュニケーションが原因。
SNS上のコミュニケーションによって、精神的な疲れやストレスを感じてしまうのです。
精神的な疲れやストレスは、下記の3つで引き起こされることが多いようです。
1・他人の投稿やメッセージに反応しなければというプレッシャー
投稿やメッセージに上手に反応しないと、マイナス評価を受けてしまう。
こんな風に思い、他人の投稿やメッセージを終始気にするようになるとSNSの楽しさも半減。
上手なコメントを考えることがストレスの原因となってしまいます。
2・他人のSNSと自分を比べてしまう
他人が楽しそうに旅行しているSNSや恋人といるSNSを見て、自分と比べてしまうことはありませんか?
自分生活と他人のいわゆる『リア充』なSNSを比べてしまうと、当然羨ましいと思いますよね。
この感情は、自分はどうしてこんな風にできないのだろう?という自己嫌悪や劣等感につながり、SNS疲れの原因となります。
3・攻撃的なメッセージを見てしまう
SNSの自分の投稿に攻撃的なメッセージが届くことがあります。
こうした時、気にしなくてもいいと思いながらもやはりショックを受けてしまうもの。
このような精神的な苦痛もストレスとなり、SNSに疲れてしまう原因です。
SNSから離れた方がいいと感じた瞬間
私がSNSから離れたほうがいいと感じたきっかけは、自分が時間を無駄に使っていると気付いたからです。
結果、今ではSNSとは距離をおき、週末の時間がある時にチラリと見る程度です。
私がSNSにハマったのは同じ趣味の人とのやり取りが楽しかったから。
私の場合、コメントを書くうちに趣味のつながりが広がり、SNSにかける時間がどんどん長くなっていきました。
でも、そのうちあの人が投稿していたらコメントしないとせっかく築いた関係が悪くなる。
こんな風に思って、コメントを上手にしようと長い時間考えてしまうように。
というのも、SNSのコミュニティのなかで、コメントが原因で叩かれている人を見たことがあったからです。
このため、コメントを書くのにはかなり気を遣っていました。
そうした時、自分がやりたいと思っていた仕事を任され、家で仕事のアイディアを考えたり、資料を見る必要がでてきました。
この時、私は気付いたのです。
家でのほとんどの時間をSNSに使っていたことに。
元々、私は家での時間は自分のスキルアップのための勉強や、自分の知識を蓄えるために本を読むために使うことが多かったのです。
もちろん、SNSも知識につながることがあります。
でも、コメントを返すのに悩んだり、SNSの人間関係を気にしている時間は、自分のためになる時間ではありませんでした。
こうして、私はSNSで時間を無駄にしていたことに気付き、SNSから離れたのです。
SNSの上手なやめ方・離れ方
いきなりSNSをやめる、SNSから離れるというのは、難しいことです。
ここではSNSの上手なやめ方・離れ方を紹介します。
・SNSの通知をオフにする
SNSに新着メッセージが届いた時などスマホに通知が届くと、気になってついSNSを開いてしまうもの。
ロック画面、通知センター、バッジ通知などSNSにはいろいろな通知の設定があります。
こうした設定をオフにするとSNSを気に掛ける時間が減るでしょう。
・アイコンをホーム画面から消す
SNSのアイコンをスマホのホーム画面に置いていると目につくので、つい開いてしまいます。
このため、アプリのアイコンをホーム画面から削除、もしくはホーム画面の2ページ目に移動させましょう。
こうすると、SNSのアイコンを目にすることがなくなり、SNSを開きたくなることが減るはずです。
・スマホ依存用のアプリを使う
スマホを見ない時間が長ければ生き物が育つ、設定した時間が過ぎるとロックがかかるなどのスマホ依存用のアプリがあります。
こうしたアプリを使い、強制的にスマホに触れない時間を作るのもSNSをやめる、またはSNSから離れる手段のひとつです。
SNSから離れて感じたメリット
私が実際にSNSから離れて感じた3つのメリットを紹介します。
1・自分のために時間を有効に使えるようになった
SNSをしている時は、自分のために使う時間はほとんどありませんでした。
往復2時間ほどの通勤時間や自宅でも、SNSを見ていたからです。
SNSから離れて、通勤中は自分の好きな音楽を聴く、本を読むなどオンとオフを切り替える時間にあてています。
自宅では資格の勉強を夜に1時間だけするようになり、有効な時間の使い方ができています。
2・劣等感・ストレスがなくなった
思えば、私はSNSにアップされる写真を見ては劣等感を感じていました。
彼と旅行に行った写真、高いレストランでの食事の写真。欲しいと思っていたカバンを買ったという報告。
こういった投稿を見ては、自分の容姿や環境に悩んでしまっていたのです。
でも、SNSから離れるとこうした投稿と自分を比べることがなくなり、心が楽になりました。
また、書いたコメントに攻撃的な返信がくると怯えることやSNS上の人間関係に悩むというストレスがなくなりました。
3・よく眠れるようになった
ベッドの中でSNSを見るのが、以前の私の習慣でした。
夜遅くまでSNSを見てしまい、睡眠時間が短くなってしまうこともありました。
また、寝つきが悪く、寝不足気味の日が多かったです。
でも、SNSをやめてからは睡眠時間も確保できるようになり、すっきりと眠れるようになりました。
調べてみたところ、寝る前のスマホは脳を覚醒させて寝つきが悪くなる要因のひとつのよう。
睡眠不足で体調が本格的に悪くなる前にSNSから離れてよかったと思います。
まとめ
自分の経験を踏まえ、SNSの上手なやめ方・離れ方を紹介してきました。
SNSは便利ですし、いろいろな人とつながれる楽しさがあります。
でも、最初は楽しいと思っていても、いつのまにかSNS上の人間関係がストレスになって疲れてしまうこともあるのです。
実際に、私はSNSから離れて心身共に楽になりました。
あなたがSNS疲れを感じているのなら、一度SNSから離れてみてはいかがでしょうか。