はじめての子育てだと心配なことがたくさんありますよね?
抱っこの仕方やミルクのあげ方など、知らなきゃいけない事が多すぎます。
そんな中である頃を境に我が家の長男は『叫ぶ』ようになったのを覚えています。
最初はどうして叫ぶんだろう?何か障害があるのかも?と心配になり、ネットで調べたり、市役所の子育て相談の窓口や小児科に聞いたりしました。
回答は『ふつうの事です。順調に成長している証ですよ。』と言われました。
事実、我が家の長男は2歳を過ぎましたが、叫ぶ回数は減りました。
時々遊んでいてテンションが上がった時に叫ぶ程度です。
今回はどうして叫ぶの?発達障害の心配は?そんな事のアンサーになればいいなと思います。
赤ちゃんは生後8ヶ月頃から意思がはっきりしてくる
![意外な事実](https://hanablog-life.com/wp-content/uploads/2020/10/3598871_s-300x225.jpg)
意外な事実
先生や行政の方がふつうの事と言っていたのはこういうことでした。
生後8ヶ月前後になると意思がはっきりしてくるため、「ごはんが食べたい」「抱っこして欲しい」「遊んで欲しい」などの要望がでてくるのです。
しかしまだ言葉は話せないため『叫ぶ』という行為になってしまうこともしばしば。
実際多くのママ達が同じ経験をしています。
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うちは1歳半だけど、未だに絶叫が止まらないわ。時々イライラするくらいの甲高い声で叫ぶの。楽しそうだけど…【 30代ママ友 】
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うちもそうでしたよ!うちの子は5ヶ月過ぎた位から徐々に、所かまわず叫ぶようになったけど、周りに迷惑じゃないかってヒヤヒヤした。【20代ママ友】
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ウチの子は8ヶ月頃から徐々にって感じだったな。大抵叫んでいる時は目を輝かせていることが多いかな。【 30代 わたし 】
みんな同じ位の時期から同じような悩みを抱えて、そしてイライラするものだと思います。
同じ道を通ってきているので安心して大丈夫です。
自分の家の子だけということはありません。
赤ちゃんが叫ぶ理由とその対処法
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意思がハッキリしてくるから要望がある時に叫んでしまうのですが、どんな要望があるのでしょう?
見ていくと気づくと思いますが、大体は泣く時と同じ理由です。
ここでは赤ちゃんが叫ぶ理由をご紹介します。
眠たくなっている場合
我々大人からすると意外かもしれません。
眠い時はウトウトして眠るのが我々大人かと思うのですが、赤ちゃんはなぜか叫ぶことがあります。
我が家の2歳になる長男も、寝る前にはドタバタと部屋中を駆け回った後に突然寝ます。
赤ちゃんは眠たい時でも叫ぶのです。
多いのが夕方ごろです。
一般的には『黄昏泣き』と言われたりします。
この場合は眠りやすい環境を整えてあげましょう。
抱っこなどはどこでも対応しやすいのでおすすめです。
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うちの子変わってるのかなと思ってたよ。
お腹が減っている場合
これは分かりやすいですね。
お腹が減ってミルクをねだっている時です。
お腹がすいて泣く子もいますが、叫ぶ子もいます。
「お腹減ったの?ミルク飲む?」などと声掛けをしてあげると落ちつく場合があります。
もし母乳やミルクなどが作れそうであれば飲ませてあげましょう。
おむつを替えて欲しい場合
これもおしりが気持ち悪いため泣く子もいれば、叫ぶ子もいます。
おむつがパンパンがではないか確認してあげましょう。
この時も「おむつ替えようか?」などの声掛けは大切です。
早めに替えてあげましょう。
不安がいっぱいの場合
大人でも初めて行く場所、人が多い場所、慣れない環境に行くと不安になりますよね?
赤ちゃんも同じです。
慣れない環境に身を置くと不安から叫び出す子もいます。
そんな時は人の少ない場所や、自分達の良く行く馴染みのある場所へ行くと落ち着いてくれます。
その場で抱っこしてあげるのも一つの方法です。
赤ちゃんが安心する行動をとる様にしましょう。
叫ぶのを楽しんでいる場合
この頃は自分で話すのも聞くのも楽しい時期です。
自分が叫ぶことで周りが反応したり、自分の発した音が自分で聞こえて嬉しい気持ちのなったりします。
こういう時は出来ればそのまま楽しませてあげるのがいいでしょう。
しかし場所的に難しいようであれば、移動してあげるなど工夫してみましょう。
強くダメと叱ってしまうと萎縮してしまう場合もあるので、その場で注意するようであれば指を口の前にあて『ここではシ~しないとダメだよ』と優しく教えてあげましょう。
この場合はすぐにやめる事はありませんが、場所によってはふざけちゃいけないんだと覚えさせるためのいい練習になるでしょう。
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うちの子はほぼこれに該当していると思う。
赤ちゃんが叫ぶのはいつ頃まで?
![いつから大丈夫?](https://hanablog-life.com/wp-content/uploads/2020/10/2634240_s.jpg)
明確にこの年齢からというのはありません。
しかし赤ちゃんは少しずつ『泣く』『叫ぶ』以外の表現方法を覚えていきます。
その中で言葉を話す前段階の『喃語(なんご)』を話す時期がちょうど8~9ヶ月頃なのです。
その後指差しなどを経て話せるようになっていきます。
表現方法が増えるにつれて『叫ぶ』回数は減っていくでしょう。
ちなみに我が家では、1歳頃には指差しや一語文を話し出したため『叫ぶ』回数は減ってきたように思います。
その代わり『叫ぶ』時の声のボリュームは上がった気がしますが…
8ヶ月頃の赤ちゃんをもつママの心構え
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心配
お買い物などで一緒にお出かけした時に「キャー」と叫ばれると焦りから赤ちゃんに対してイライラしてしまうことってありますよね?
みんなは分かりませんが、私はそういう時がありました。
不慣れな中で周りに迷惑をかけてはいけないと思えば思うほどイライラが募っていきました。
ここは私からのアドバイスですが、そもそも叫ばれて困る所に連れていかない!
どうしても入らなければいけない時は腹をくくる!です。
上記で説明したとおり、『叫ぶ』こと自体はおかしなことではなく当たり前のことなのです。
順調に成長している証です。ということは絶対に叫ぶわけです。
叫ぶものとして諦めましょう。と言えれば簡単ですが、中々割り切れないのも事実です。
ですから最初からそう言った場に連れていかない事をおすすめします。
もし赤ちゃん自身の用事でなければ、一時保育やファミサポを上手く使ってママだけ行って用事を済ませてしまいましょう。
赤ちゃん自身の場合は、仕方ないので叫ぶ前提で早めに用事を済ませるようにしましょう。
ファミサポについては、以前まとめた記事があるので参考にしてみて下さい。▼
やたら叫ぶから発達障害というわけではない
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意外な事に
ここを心配されるママさん達も多いと思います。
色々な情報が手に入りやすくなった影響で、叫ぶ子は危ないと思っているママさんも多いのは事実です。
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うちも最初は心配したけど、調べてみて安心できた。
我が家も発達障害を心配しました。
しかし『叫ぶ』こと自体は、どのお子さんにもある事なので、安心して欲しいということです。
そこまで過度に心配をする必要はないと思います。
しかし発達障害【 自閉症、アスペルガー症候群 】の特徴の一つとして奇声などが含まれているのは事実です。
しかし単に叫ぶだけでは判断できないこと、病院に行っても3歳頃までは正確に診断が出来ない事を考えると、まずは目の前のお子さんを精一杯向き合ってあげるのがいいのかな?と感じます。
発達障害には叫ぶといった奇声をあげる以外にも、『抱っこの時に抱き返しがない』『見つめても視線が合わない』などの他の症状もあるため、どうしても心配なようなら3歳を超えた頃に一度医師に相談してみるのがいいでしょう。
赤ちゃんがいきなり叫ぶのは発達障害?まとめ
不安になる気持ちはよく分かります。
また叫ばれて周りに迷惑に思われないだろうか?と心配になっていた事でしょう。
しかし実はどの子にも起きる正しい成長なのです。
これからはあまり悩み過ぎずに楽しい子育て生活を送って欲しいと思います。
それではおさらいです。
- 赤ちゃんが叫ぶのは正常
- 叫ぶ理由は泣くのに似ている欲求叫び
- 叫ばれて困る所には連れていかない
- ファミサポなどを上手く使う
- 叫ぶ=発達障害ではない
こんなところでしょうか?
赤ちゃんが叫ぶ理由に寄り添いながら、向き合って素敵な子育てライフをお過ごし下さい。