トライアルはとにかく安いスーパーです。
その上、日用品、野菜に魚にお肉と何でも揃って24時間営業の店舗が多い!
福岡発祥のスーパーですが、店舗数は2022年9月の時点で273店舗。
安い上に便利ときたら、店舗数が多いのも納得です。
だけど、どうしても気になる点がひとつ。
それは、トライアルが安い理由。
こうも安いと品質が大丈夫なのかも気にかかります。
そこで、今回はトライアルが安い理由を調べてみることにしました。
気になる品質やおすすめの商品も紹介していきます。
トライアルスーパーが安い理由
トライアルが安い理由。
それは、一言で言ってしまえば『企業努力』。
物流などのコストを削減し、その分価格を抑えるという企業努力こそトライアルが安い理由なのです。
では、その企業努力とは何なのでしょうか?具体的に説明していきましょう。
流通プロセスの変更
店頭に野菜や鮮魚が並ぶまでの流れは、一般的に「産地→卸売市場(仲介業者)→店舗」。
この場合、経由地が店舗から遠くなり、物流コストが高くなる傾向にあります。
でも、トライアルではこの流通のプロセスを変更しています。
青果部門では地産地消を推進し、鮮魚部門では店舗の地元にある魚市場から直接仕入れを行っています。
結果、仲介業者を介す必要がなくなり、産地と店舗の距離が短縮。
このような流通プロセスの変更により、トライアルでは物流コストの削減をしているのです。
一括仕入れ・一括配送
トライアルでは全国各地の店舗で取り扱う人気の魚はメーカーからの一括仕入れ・一括配送を行っています。
また、精肉部門での肉のカットやパック詰めなどの加工は、商品により一括で行うセンターを利用、配送しています。
一括仕入れ・一括配送により物流が効率化し、コストの削減につながっています。
計画的な在庫コントロール
余剰在庫があると、保管や管理面でのコストが発生します。
このため、トライアルでは在庫コントロールを徹底。
例えば、精肉部門では店舗と畜産農家が直接やりとりし、売れている肉の情報を共有。これに基づきニーズに合った生産計画を立てています。
鮮魚部門、青果部門でも、店舗のニーズに合わせた仕入れを行っています。
生産・仕入がニーズに合うと余剰在庫が出にくくなり、コスト削減につながるというわけです。
トライアルスーパーの品質
では、トライアルの品質はどうなのでしょうか?
結論から言うと、トライアルの品質はまったく問題なし。むしろ、鮮度・品質にこだわったスーパーだと言えます
トライアルの特徴は、専門のバイヤー・職人による仕入れ。
鮮魚部門では職人が地方市場に、青果部門ではバイヤーが直接産地に出向き、仕入れを行っています。
なんと、青果部門では年間計画に基づき、バイヤーが実際に食材を味わってから仕入れているそうです。
さらに、野菜や果物は旬に合わせて仕入れエリアを変更。魚の加工は新鮮でおいしく販売できるよう専門の職人が行っています。
精肉部門でも、鮮度維持のために真空パックを取り入れたり、店舗のある土地の新鮮なブランド肉を仕入れたりと鮮度と品質のどちらにもこだわった仕入れを目指しています。
このように、旬のものや新鮮さにこだわっているトライアルは、品質には問題がないと言えるでしょう。
トライアルスーパーのおすすめ商品
トライアルの生鮮食品の安さの理由や品質について説明してきました。
トライアルの生鮮食品は価格・品質面のどちらの面もおすすめできます。
でも、トライアルでは、日用品や衣類もおすすめです。
ここでは、日用品や衣類のなかからおすすめのものを3つ紹介します。
・食品用ラップ(20m・79円/税込、50m・99円/税込)
この価格は大手メーカーのラップと比べると、かなりお値打ちだと思います。
個人的には粘着力は大手のものと比べて落ちる気がしますが、レンジでチンとする時にかける程度なら十分!
我が家ではかなり重宝している商品です。
・シルキーフリースジャケット(799円)
冬の定番、フリースもトライアルで購入できます。
しかも、価格を見てびっくり。1000円を切っています。
低価格なのにメンズ・レディース・キッズの展開があり、色・サイズもバリエーション豊富です。
無地のものから柄付きのものまであるので、家族みんなで購入するのもいいかもしれませんね。
・フリーザーバッグ M 40枚入(179円/税込)
食品の保存に便利なフリーザーバッグが、この価格で40枚入りと大容量です。
100均のフリーザーパックは枚数が少ないものが多いので、100均と比べてもかなりコスパがいい商品だと思います。
我が家はお肉や野菜を大量購入してフリーザーパックで冷凍しているので、この枚数でこの価格はかなり嬉しいです。
トライアルスーパーの注意点
トライアルには注意して欲しい点が2点あります。
それぞれの点を説明していきます。
1・電子マネー・スマホ決算アプリはトライアルのものだけ利用可能
支払い時、電子マネーはトライアルプリペイドカードのみ、スマホ決算アプリはトライアルのSU-PAYのみが利用可能です。
一般的な電子マネーとスマホ決算アプリは利用できません。
2・クレジットカードに利用条件がある
トライアルでは、JCB、VISA、DC、MASTER、アメックスなどのクレジットカードが利用できます。
ただし、クレジットカードの利用条件は『食料品やタバコ、地域指定のゴミ袋以外の商品で、購入金額が3,001円(税込)以上の場合のみ利用可能』となっているよう。
食料品がメインのトライアルですが、クレジットカードで食料品の購入はできませんので注意してください。
クレジットカードでの支払いをまとめると、下記のようになります。
トライアルでのクレジットカードの利用条件まとめ
食料品・タバコ・地域指定のゴミ袋 | クレジットカード利用不可 ※現金またはトライアルのプリペイドカード・電子決算アプリでのみ支払い可。 |
上記以外の日用品など | クレジットカード利用可能 【ただし、3,001円(税込)以上の場合のみ】 ※3000円以下の場合は、現金またはトライアルのプリペイドカード・電子決算アプリでのみ支払い可。 |
なお、クレジットカードの利用条件はネットで調べたものです。
公式ホームページ記載のものではないため変更になっている可能性もあります。
トライアルスーパーが安い理由を調査。まとめ
トライアルの安さの秘密は、物流コストの削減や仕入面での企業努力。
旬の物や新鮮な物の仕入にこだわっており、品質的にも問題はありません。
物価が高くなっているなかで、この価格と品質を維持する努力はすごいと思います。
他のスーパーと比べてみても、トライアルでの買い物はきっと得した気分になるはずです。
この機会にあなたもトライアルに出かけてみてはいかがでしょうか?