皆さんは、お湯を沸かすとき、やかんを使っていますか?
今は電気ケトル等もあるため、最近では使わなくなった方も多いと思います。
私は毎朝の日課でコーヒーを入れます。
その際には『やかん』を使っているのですが、いたって普通のステンレス製のやかんを使ってお湯を沸かしています。
しかし、使用頻度が高いと、どうしても汚れやコゲといったものが付いてしまいます。
特に外側のコゲ?の黒ずみは見た目も悪くなって困りものです。おしゃれなやかんを使っても、黒ずみだらけでは可愛くないですよね?
でも、この黒ずみは落とせます!もとのキレイなやかんにする事ができるのです。
実は、この汚れって外側と内側で汚れの『質』が違うんです。
その『質』の違いを理解して『重曹』と『お酢』を使って『やかん』の汚れをキレイに落としていく方法ををご紹介していきます。
やかんの外側は、重曹で掃除しましょう!
やかんの黒ずみの主な原因は【油】です。
ガスコンロやI Hの隣でフライパンや油物を炒めただけでも、油はそこら中にはねてしまします。
気がつかないうちにやかんの外側にも油が飛んだり、焦げで外側が汚れたりします。
オシャレなやかんを使ってもすぐに黒ずみで汚れてしまいます。
外側の汚れは、油はねなどで酸性になりますので、弱アルカリ性の重曹でお掃除するのが一番簡単できれいになります。
お掃除の仕方はとても簡単です。
- やかんを水で全体的に濡らし、重曹パウダーを振りかける
- 30分間程そのまま放置する
- 30分経ったら重曹の上から軽くスポンジ等でこする
- 水かぬるま湯で丁寧に水洗いする
30分くらい時間を置くことがコツです。その間に重曹が、汚れを分解してくれるのです。
やかんの外側の油汚れなどがひどい場合は、水よりもお湯を使うほうがしっかり取れます。
注意点が一つあります。
スポンジでこする時は力を入れるとやかんが傷つくことがあります。やさしくこすりましょう。
お湯に重曹を溶かして、つけ置きするだけです。非常に簡単です。
私は、2週間に1度くらいの頻度でやかんの内側と外側の掃除をしています。
全く苦にならない程度なのに、やかんをきれいに保てるのでおすすめです。
やかんの内側は、お酢で掃除しましょう!
やかんで沸かすものは水分ですよね?
水だと汚れないと思ってませんか?
それでも、よくよく見てみると、白っぽい粉のようなものが内側にくっついていたりしませんか?
実は、やかんの内側は、水アカやカルキで汚れているものです。
水アカやカルキは、ミネラル成分なのでアルカリ性の特質も持ちます。
この成分は水道水には基本的に入っています。
ですから、反対の酸性なものやお酢などで掃除するとキレイに汚れが落ちるのです。
では、どのようにお掃除をすればいいのでしょうか?
実は、こちらのお掃除も非常に簡単です。
- やかんに水道水をたっぷり目いっぱい入れる
- お酢を大さじ2~3杯入れ、よく混ぜる
- そのままやかんを火にかけ、いちど沸騰させる
- 沸騰したら火を止め、一晩そのままにしておく
- 翌日、中の水を捨て、スポンジで中を洗う
上記の手順でやかんの中はキレイになります。
この時、洗剤などは使いません。きれいに水洗いしたらそのまま乾拭きすれば完了です。
どうですか?凄く簡単ではないですよね?
こんなに簡単な掃除方法なのに効果は抜群です!
おすすめはお酢ですが、洗浄用にクエン酸を利用するのも効果抜群です。
しかし、あまったら料理にも使えるので、私はお酢を使っています。
余った重曹の使い道
やかんを掃除する為に重曹を買う方はいないと思いますが、掃除で使う量はたいした事はありません。
やかん掃除だけでは大量に重曹が余ってしまいます。
そんなあまり気味の重曹の使い道をご紹介していきます。
油汚れならなんでも落とせる
やかんに限らず【油】で汚れたものた大概キレイに落とせます。
私が使ったものとしては
- 換気扇
- コンロまわり
- 電子レンジの中
- フライパンの外側
このあたりを試してみました。
どれも効果ありです。油汚れがキレイに落ちるのおすすめです。
汚れが落ちにくい場合はキッチンペーパーに重曹水を含ませ張り付けておくと落ちやすくなります。
重曹水の作り方は、基本が【重曹2:水1】の割合でいいです。
汚れのひどさに応じて重曹の割合を増やしましょう。
皮脂も油汚れといえます
次に使えそうな場所がお風呂です。
皮脂汚れも油分であるため、重曹でのお掃除が効果的です。
私の試したやり方は簡単です。
- お風呂を洗う前日の夜に重曹を入れておく
- 翌日お湯を抜き、水でキレイに流す。
- 普通に湯舟を掃除する。
これで皮脂汚れもしっかり落とせます。
ついでに子ども用のオモチャなどをつけておくと一石二鳥なのでおすすめです。
重曹には掃除用と料理用の2つがある
私も最初は料理用の重曹しか知らなかったのですが、実は重曹には2種類あります。
どちらもモノとしては同じなのですが、中に入っている成分に違いがあります。
値段も一般的には料理用の重曹の方が高く、成分の純度も高いようです。
掃除用の重曹を誤って料理に使ってしまう可能性もあるため、我が家では料理用の重曹で掃除までしています。
掃除用の重曹を食べたからといって、すぐに異変があるかは何とも言えませんが、一度お近くの病院などに問い合わせをするのが安心でしょう。
私のようにズボラなママなら料理用ひとつで使いまわしてしまった方が安心です。
ステンレス製やかんの掃除まとめ
こんかい紹介した内容はとてもおすすめなので、年末などのお掃除の際には活用していただけたらと思います。
私自身も重曹での掃除をするまでは、丸焦げのやかんを使い続けていました。
使い始めるまでは不安だったり、使い方が分からないといった事がありましたが、使ってみた感想は…
『もっと早くに使い始めれば良かった!』でした。
この記事を読んでいただいた方は、この記事をきっかけにお掃除に重曹を使っていただけたらと思います。