キッチンペーパーは、ほとんどの家庭のキッチンにある物ですよね。
あなたは、キッチンペーパーを何に使っていますか?
食器拭き、それともフライパンの油をふき取る時、落し蓋として?
キッチンペーパーの用途はこれくらいかなと、思ったあなた。
実は、違うんです!
キッチンペーパーは、いろいろな物に代用できます。
なんと、蒸し器の代わりにもなるんですよ。
キッチンペーパーがいろいろなシーンで代用できると知っていると、とても便利です。
そこで今日は、キッチンペーパーで代用できるシーン、キッチンペーパーを使った時短レシピなどを紹介します。
キッチンペーパーで代用できるシーンとは?
キッチンペーパーはいろいろなシーンで代用ができます。
ここでは、キッチンペーパーを代用できるシーンを3つご紹介します。
- 蒸し器として使う
- コーヒーフィルターとして使う
- サラダスピナーとして使う
蒸し器として使う
まず1つ目は、蒸し器を使うシーン。
ポイントはキッチンペーパーを濡らすこと。
例えば、蒸し野菜だとキッチンペーパーを、2枚から3枚重ねて耐熱皿に敷きます。
その上に、切ったジャガイモやニンジンなどを置き、濡らしたキッチンペーパーを1枚、全体を覆うようにかけます。
あとは電子レンジで加熱します。加熱時間は野菜や野菜の量でも異なります。
ご自身で調整してみてくださいね。
参考としては、ジャガイモ1個4等分の場合、600Wで3分~4分程度の加熱です。
コーヒーフィルターとして使う
2つ目は、コーヒーフィルターを切らしてしまったシーンでの代用です。
1枚を折らずにコーヒーフィルターの代わりに使ってください。
なお、キッチンペーパーには、まれに分厚いフィルトタイプものがあります。
コーヒーフィルターの代用には、表面がデコボコしたエンボスタイプのものが向いています。
サラダスピナーとして使う
3つめはサラダスピナーを使うシーン。
キッチンペーパーは、サラダスピナーの代用品にもなります。
大きな袋にキッチンペーパーを数枚入れます。そして、そこにサラダ用にカットした野菜を入れて袋の口を持って振り回すだけ。
サラダスピナーなしでも、水っぽくないサラダが出来上がります。
キッチンペーパーは、このようにいろいろなシーンで代用できます。
手軽ですので、是非、試してみてくださいね。
キッチンペーパーとクッキングペーパーの違い
キッチンペーパーとクッキングペーパーの違い、わかりますか?
実は、この二つ材料は同じパルプです。では、何が違うのでしょう?
キッチンペーパーはエンボス加工されていて、表面がざらざらしています。
この為、水分や油を吸いやすくなっています。
また、クッキングペーパーより1枚薄くなっています。
クッキングペーパーはキッチンペーパーとは違い、フィルトのような柔らかさがあります。
そしてキッチンペーパーより分厚く、水分や油分をしっかりと吸収します。
破れにくいので、食材を包むなど調理にも使いやすいです。
つまり、加工の仕方と分厚さが大きな違いですね。
なお、これは一般的な区分です。メーカーによって加工の仕方が違うこともあります。
キッチンペーパー以外の代用品は?
ここでは、キッチンペーパー以外に蒸し器の代用品として使える物を紹介します。
よく似ているクッキングペーパーをキッチンペーパーの代用として使うのは、もちろん可能です。
でも、キッチンペーパーもクッキングペーパーもないという時は、ここで紹介する2つを蒸し器の代用品としてください。
フライパンとクッキングシート
1つ目は、大き目のフライパンとクッキングシートです。
フライパンにクッキングシートをひき、その上にシュウマイや野菜など食材をのせます。
クッキングシートの周りから水を入れ、蓋をして蒸します。
この時、水はヒタヒタにならないようにしてください。
私が自宅でシュウマイを作る時は、シュウマイ18個、26cmのフライパンで水150mlを最初入れて蒸しています。参考にしてくださいね。
また、この方法の場合、途中で水分がなくなります。水を途中で追加するようにしてくださいね。
鍋と耐熱皿
2つ目の代用品は、深さのある鍋と耐熱性の皿またはお椀です。
鍋に少量の水を入れたら、耐熱性の皿やお椀を逆さまに入れます。
そして、その上に乗るサイズの耐熱性の皿に食材をのせて鍋に入れ、蓋をして蒸します。
キッチンペーパーも蒸し器の手軽な代用品ですが、この2つの代用のアイディアも手軽ですよね。
蒸す食材や食材の量によって、これらの代用品を使い分けてもいいかもしれませんね。
キッチンペーパーとレンジで時短レシピ
キッチンペーパーには、電子レンジを使った時短レシピが沢山あります。
ここでは3つの時短レシピを紹介します。
- シュウマイ
- カリカリベーコン
- 油揚げの味噌汁
シュウマイ
1つ目はシュウマイです。
まず、キッチンペーパーを3枚重ねて水でたっぷり濡らし、平らな耐熱皿に置きます。
次にクッキングシートに菜箸などで穴を数カ所あけ、濡らしたキッチンペーパーの上に置きます。
あとはクッキングペーパーの上に、豚ひき肉などで作ったシュウマイを1皿15個を目安に置き、ふんわりラップをかけます。
最後にレンジ600Wで4分30秒加熱。
シュウマイは出来上がったら、食べる直前までラップをかけたままにしておいてください。
カリカリベーコン
2つ目は、カリカリベーコンです。
耐熱皿にキッチンペーパーを1枚敷きます。
その上にベーコンを重ならないように置き、上にキッチンペーパーを一枚置いて軽く押さえます。
切ったベーコン、1枚のベーコンどちらでも大丈夫ですよ。
次にラップをかけずに500Wで3分から4分加熱します。
これだけで油も落ち、洗い物も少ないカリカリベーコンの完成です。
油揚げの味噌汁
最後の三つめは、油揚げの味噌汁です。
油揚げの油抜きが面倒だと、あまり油揚げの味噌汁を作らない方、いませんか?
キッチンペーパーと電子レンジで、面倒な油揚げの油抜きが簡単にできます。
最初に二つ折したキッチンペーパーで油揚げを包み、そのまま水にくぐらせます。
あとは、耐熱皿の上に置いて600Wで30秒、電子レンジで加熱するだけ。
これで油揚げの油抜きが終了です。
お好みの野菜などで、いつもの手順で作った味噌汁に油揚げを切って入れたら、出来上がりです。
このようにキッチンペーパーを使えば、面倒だと思っていた料理も簡単に作れます。
なお、電子レンジの加熱時間はご自宅の電子レンジによって異なる場合もあります。様子を見ながら、ご自身で調整くださいね。
キッチンペーパーで蒸し器の代用まとめ
キッチンペーパーで蒸し器の代用ができる。
これが分かれば、一気に料理の幅が広がりますよね。
私は蒸し器を使ってシュウマイを作るのが面倒だと、自宅でシュウマイを作ったことがありませんでした。
でも、キッチンペーパーで蒸し器の代用ができるとわかったら、シュウマイは今では我が家の定番料理に。
その他のキッチンペーパーを使った時短レシピも、とても簡単ですよね。
他にもキッチンペーパーは、いろいろな物の代わりになります。
この記事があなたの料理のレパートリーを増やすきっかけや、家事の参考になれば嬉しいです。