『眞』『真』の字は名前に使ってはいけない？名前には避けた方が良い漢字も紹介

最近、ニュースなどでも見かけることの多い『眞』という漢字。

自分の子供にもこの漢字を使った名前を付けたいと、考える人もいるのではないでしょうか？

しかし、この漢字を検索してみると、マイナスなイメージの結果が出てくることもあります。

また、この漢字を名前に使うことを、良いという人と悪いという人がいると思います。

それは『眞』『真』という字の成り立ちと意味が関係しているのです。

『眞』『真』という漢字を名前に使ってはいけないのか？結論から言うと、そんなことはありません！

この記事では『眞・真』という漢字の意味や成り立ち、どうして名前に使ってはいけないと言われているのかを見ていきます。

『眞』『真』の字は名前に使うのは不吉なのか？

『眞』『真』という漢字は、その成り立ちから行き倒れの人という意味があります。

そのことを知っていれば、『眞』『真』という漢字を人名に使うことを不吉とする人がいるのにも頷けます。

しかし、『眞』『真』という字には「偽りがない」「真実」という意味があったり、容器にものを満たすさまを示しています。

名前に使いたいという人は、こちらのイメージが強いのかもしれません。

名前に入れたくなるような良い意味ですよね。

このように『眞』『真』という漢字は、ポジティブな意味・ネガティブ意味、どちらも併せ持つということがわかりました。

そして、『眞』『真』という漢字を名前に使ってはいけないというルールはありません！

自分がどちらのイメージを強く抱いているかを重視したり、親しい人に相談してその漢字を使うかどうかを決めるのが良いではないでしょうか？

『眞』と『真』の違いとは？

とても似ている『眞』と『真』。

この二つの漢字にはどういった違いがあるのでしょうか？

実は、『眞』という漢字は『真』という漢字の旧字体です。

新字体とは、画数が多く難しい旧字体を簡略化したもので、旧字体と新字体は読み方も意味も全く同じものです。

基本的に旧字体を新生児の名前に用いることはできませんが、一部、人名用漢字として認められています。この『眞』という字も人名用漢字として認められている旧字体のひとつなんですね。

『眞』と『真』を比べてみると、なんとなくですが『眞』の方が森厳で高貴なイメージがあります。

そして、『真』の方が常用している感じなので馴染みやすさ、親しみやすさを感じる気がします。

どちらを名前に使うのかは、名付けた子にどんな人になって欲しいのかや、他の字との兼ね合い、画数など色々なものを含めて考える必要がありそうです。

「名前に使わない方がいい漢字とは？」

『眞』とは別に、名前に使わない方が良いと言われている漢字はあるのでしょうか？

暗、汚、亡、悪など、見た目や意味から想像できるものも沢山ありますが、「え、これもダメなの！？」と驚いてしまうような漢字もあるので、いくつかピックアップしてみました。

この他にもまだまだ沢山の使わない方が良いとされている漢字があります。全部に気をつけていたら日本で使える名前が三種類くらいになってしまいそうですね…。

なので、名付けをする際は一般的に悪いイメージが無く、その漢字の持つ良いイメージ、意味を重視して名前を付けるのが良いかもしれません。

また、使わない方が良い漢字以外に〝使ってはいけない漢字〟もあるので注意が必要です。

子供の名前を考える時に役立つアプリ

どんな名前が良いのか、どんな名前がダメなのか。

色々と言われてあることが多くて悩んでしまいます。

行き詰まってしまったら、なにかツールに頼っても良いでしょう。

今は本や雑誌、ネットなど沢山参考に出来るものがあります。

ここでは名付けを手助けしてくれるアプリを5つ紹介します！参考にしてみてください。

・赤ちゃん名付け　名字由来net

赤ちゃんに付けたい名前を検索すると、姓名判断を行ってくれる無料アプリです。

その名前だけでなく、家族や周囲の人にどんな影響があるかまで占ってくれる機能や、どんな苗字の人と結婚すると運気があがるのかなど、色々な機能があります。

・良運命名　赤ちゃんの名付けアプリ

音の響き、好きな漢字など様々な検索方法が試せるのが魅力の無料アプリです。

苗字にあった名前を提案してくれたり、苗字にあう画数を提案してくれたりと、名付けの幅が広がりそうなアプリです。

・赤ちゃんの名前・命名辞典

無料アプリ。多くの赤ちゃんの名前を掲載。

実際に使用されている名前一覧ををスワイプで見ることが出来るので、名付けの参考にしてみるのはいかがでしょうか？

・命名

無料アプリ。とてもシンプルな命名アプリ。イメージ（明るい、幸せ、陽気など）から名前を検索する機能や、流行の名前を見ることが出来ます。

・名付け。

有料アプリ。使いたい漢字、読み方から名前候補を検索できるアプリです。苗字を登録すると五格のうち、吉凶のレベルでの絞り込みもできます。（こちらはiosのみ対応なので、Androidの方は使えません）

『眞』『真』は名前に使ってはいけない？まとめ

『眞』という漢字の成り立ちや意味、名前に使ってはいけないのかを見てきましたが、いかがでしたか？

『眞』という漢字を含め、名前に使わない方が良い漢字には〝死〟〝病気〟〝障害〟などを連想させるものが多くあります。

また、一緒に使用される漢字によって意味が変化することも少なくありません。

漢字そのものからイメージ出来るものと、意味や成り立ちを調べてはじめてわかるものあるので、名付けには慎重に成らざるを得ません。

親ならきっと自分の子供には良い名前を付けてあげたい！と思うでしょう。

しかし、漢字には様々な意味があり『眞』という漢字のように、良い意味と悪い意味どちらも兼ね揃えている場合が多くあります。

その場合は、家族や周りの人にその漢字のイメージを聞いてみるのも良いかもしれません。

他人が名前にどんなイメージを持つのかは、生活の中で重要なことのひとつだと思うので、ぜひやってみてくださいね！