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本当の『good luck』の意味しってる?安易に使ってはいけない!?

『good luck』の本当の意味は?安易に使ってはいけない!?
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コロナ渦、お家で過ごす時間が増えて、家で映画等を見る機会も増えたのではないでしょうか?

洋画では、結構頻繁に『good luck!』と言っている様なイメージはありませんか?

実はこのgood luckは、あまり安易に使わない方が良い言葉だと知っていましたか?

出来れば、これからは、『good luck』ではなくて、『you can do it!』や『Go for it!』などを必要に応じたシーンで使いこなせる様になると便利です。

今回は、なぜ『good luck』ではない言い方を覚えたらいいのか、その理由を書きます!

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英語圏での『good luck』の正しいニュアンスとは?

もちろん、その時の状況、言い方や表情、声のトーンなどで一概には言えませんが、基本的に『good luck』と言われたら、『幸運を祈るよ』という意味になります。

これは、ポジティブなイメージよりは、『後は運任せだね〜』的なニュアンスを含んでいます。

私は、数年ほどアメリカに住んでいた事がありますが、実際にお客さんからかなり嫌味なニュアンスで『good luck!』と、言われたことが結構あります。

その後に含んでいる言葉、『まあ、上手く行かないだろうね〜』がまるで聞こえてきそうなくらい嫌味でした!

それからは、ちょっと『good luck!』と言う言葉にトラウマを感じます。

あまり『good luck!』とは言われたくないなぁとついつい思ってしまいます。

しかし、爽やかに『good luck!』と言われる場合もありますので、あくまでも前後の会話のニュアンスによるのかと思います。

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『good luck』といわれた場合の返事は?

具体的に、『good luck』と言われた場合は、どの様に返事をすればいいのでしょうか?

答えは簡単です。シンプルに『Thank you』で、大丈夫です。

もっと長めのセンテンスで、こなれた感じの返事をしたい場合は、『Thank you! I think I can do it.』   とか、『Thank you! I think I can handle this.』などと返すと自然な返事になります。

『Thank you! I think I can do it.』  は、『ありがとう!私でできると思うよ〜』という感じの意味になります。

『Thank you! I think I can handle this.』は、『ありがとう!私でこなすことができると思うよ』といった感じです。

ちなみに、I thinkだと断定的ではないので、少し柔らかい感じになります。

I thinkの代わりに、『I’m sure I can do it. 』や、 『 I’m sure I can handle this. 』と、言うだけで、もっと自信に満ち足りている感じに聞こえます。

英語では、ほんのちょっとの言葉の使い方の違いで、結構意味合いが変わってきます。

英語を話す時は、言い慣れているからその言葉やセンテンスを丸暗記して言うのではなくて、その時の状況や環境に応じてニュアンスの詳細まで気にして話した方が良いかと思います。

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『good luck』を使う時のポイント

さて、『good luck』を使う時のポイントですが、声のトーンや表情が非常に重要です。

最近では、アメリカではほとんどの人がワクチンを受けに行くチャンスが巡ってきています。

それで、『今日、ワクチン受けに行くの?good luck!』と言った感じの会話をあちこちでしています。

また、コロナの影響で他州に引っ越す人や、同じ地域でももっと広くて安いところへ移る人が大勢います。

それで、『Are you hunting an apartment? Good luck!』と言ったりします。

『Are you hunting an apartment?』が、『物件探しているの?』と言う意味合いになるので、その後の『Good luck!』は、『いいところ見つかるといいね!』と言うニュアンスで使われます。

Hunting(ハンティング)と聞くと思わず鳥か何かの“狩り”を連想してしまいますが、ここでのハンティングは、そんなに大袈裟な意味ではなくて、よりよい条件のアパート(日本語で言うところのマンション)を見つけに行くといった感じのニュアンスで使います。

『good luck』よりおすすめのワードは?

以上の様に前後の文脈や、ニュアンスによっては、『good luck』で良い場合もありますが、『good luck』よりもおすすめのワードもあります。

『I’m believe in you』は、非常にイメージが良いです。『あなたならきっとできるわ!』と言った表現になりますが、上から目線のイメージもないですし、使いやすい言い回しです。

『 You can do it!』もいいです。オバマ大統領の『Yes! We can !』に答える感じに聞こえることもありますが結構使えます。

励ます表現で使われることが多いですが、上から目線なイメージはありませんので、結構気軽に誰に対しても使います。

『 You can make it!』は、時間に遅れそうな時などに『大丈夫、間に合うよ〜』と言った表現でもよく使われています。

イメージとしては、何かギリギリなところで競り合っているけど、出来るよ!といった感じの会話の時に使えます。

『I will keep my fingers crossed』 は、アメリカに住んでいると何度も言う言い回しです。

人差し指と中指をクロスしたジェスチャーを交えて言うことが多いかと思います。

また、逆に『Wish me luck!』と相手にお願いする場合もあります。

『私の幸運を祈っていてね!』といった意味になります。

『Wish me luck!』と言われた相手には、『good luck!』と答えるよりは、『I will keep my fingers crossed』と答える方が良いです。

『Go for it!』もポジティブでいい感じです。『そのままイケイケ!』『頑張れ!』といった意味の感じで使います。

『good luck』の本当の意味は?まとめ

今回は、『good luck』の本当の意味や、安易に使ってはいけない理由について書きました。

表情、言い方、状況によってもちろん『good luck』と、言っていい場合もありますが、安易に使って、『後は、運任せだね〜』といったイメージを相手に与えかねません。

ですから、『good luck』の代わりに、『you can do it!』や『Go for it!』などのセンテンスを臨機応変に使いこなせると本当に便利です。