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病気の人にかける言葉は慎重に。ラインやメールでなんて言えばいい?

病気の人にかける言葉は慎重に。ラインやメールでなんて言えばいい?
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自分の周りで病気の人がいる場合、かける言葉に迷いますよね。

安易に言葉をかけると、そんなつもりはなくても、相手を不快な思いにさせたり傷つけてしまう場合もあります。

でも悩みすぎると、言葉がなにも出てこなくなってしまいます。

心配している気持ちを伝えたいのに…!

この記事では病気の人にかける言葉、また、避けたほうがいい言葉をまとめました。

今は直接お見舞いに行くことも中々出来ないので、ラインやメールで伝えるのももちろん大丈夫です。

相手を思いやる気持ちを、相手に不快な思いをさせないように伝えましょう!

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病気の人にかける言葉は慎重に

病気になると体力はもちろん、メンタルも非常に弱くなります。

「職場や家族に迷惑をかけてしまっている」「今後の生活はどうなるんだろう」

「ずっとこのままだったらどうしよう」

周りに対しての罪悪感や、今後のことへの不安でいっぱいになってしまい、普段気にかけない些細な言葉でも、マイナスに捉えてしまいます。

例えば「大丈夫だよ」という言葉も、相手の病状によっては「適当に励まされている」と感じてしまう場合もあります。

友人や仲のいい同僚、家族であっても、いつものテンションやノリで言葉をかけてしまうと、相手を傷つけてしまうことにもなってしまいます。

病気の人の心境や状況を理解して、慎重に言葉を選びましょう。

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病気の人に絶対にかけてはいけない言葉とは?

言葉選びを慎重にするのを前提に、病気の人に絶対にかけてはいけない言葉もあります。

シンプルに「早く良くなってね」と声をかけてしまうと、相手にプレッシャーをかけてしまいます。

例えば職場関係の人に対して「早く復帰してね」や、「あなたが居ないと仕事が進まないよ」という言葉を、相手を奮起させようと言う気持ちでかけてしまいがちですが、控えるようにしましょう。

また、病気や治療薬の影響で顔色が悪くなったりやつれてしまうこともあります。

そんな時はストレートに「顔色が悪いですね」「やつれましたね」など、見た目のことにふれる言葉はNGです。

悪気がなくても、相手は傷ついたり気にしてしまったりします。

また、「負ける」「嫌い」といった言葉も、良い意味で使うものではないので、病気の人に言葉をかける際は気をつけましょう。

上記以外にも、「忌み(いみ)言葉」と言われる、縁起の悪いとされる言葉はNGです。

例としては以下の言葉が「忌み言葉」になります。

病気の人にとって非常に縁起が悪い言葉になるので、声をかける際は意識しましょう。

終わりを連想させる言葉

「終わる」「最後」「絶える」「流す」など

離別を想像させる言葉

「切れる」「離れる」「裂ける」「割る」「ほどける」など

その他にも「4」や「9」の数字は「死」や「苦」などの言葉を連想させます。

連想や想像させる言葉は、意識しすぎてしまうとどんな言葉をかければいいかわからなくなってしまうので、意識のし過ぎには注意しましょう。

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病気の人にかける言葉例文【相手別】

慎重に、と言っても実際にどんな言葉をかければいいか思い浮かびませんよね…!

参考までに、上司・同僚の方、また友人が病気になってしまったときにかける言葉の例文をご紹介します。

上司の場合

「体調はいかがでしょうか。業務のことでご心配されることも多いかと存じますが、〇〇さんがお留守の間、部署内のメンバーで協力して業務を行っていきますので、どうかご安心ください。今は仕事のことは気にせず、ゆっくりご静養されてください。〇〇さんとまたご一緒に仕事ができる日を、心待ちにしております。」

上司へ掛ける言葉は「尊敬語」を使うとより丁寧な文面になり、気持ちも伝わりやすくなります。

同僚の場合

「体調不良と聞いてとても驚きました。その後の調子はどうですか?いつも頑張っている姿を見ていたので、無理をさせていたんじゃないかと心配しています。〇〇さんがいつも頑張っていた分、私達が責任を持って業務を進めていくので、今は仕事のことは気にせず、ゆっくり体を休めてくださいね。〇〇さんが元気な姿で出社される日を心待ちにしています。お大事にしてくださいね」

同僚の場合は上司の時ほど丁寧な文面でなくても大丈夫です。

また、よく言いがちな「お大事に」は、じつは略語になります。

親しい関係なら「お大事に」でもいいですが、職場の人や目上の人には正しい表現の「お大事にしてください」を使うようにしましょう。

友達の場合

「体の具合はどう?いつも元気な〇〇だったから、すごく心配してるよ。なにか必要なものがあったり、頼み事があったらいつでも連絡してね。すぐに駆けつけるよ!今はゆっくり休んで、元気になったらまた一緒に遊びに行こうね!」

友達の場合の言葉遣いはいつもどおりで大丈夫です。

もちろん、「親しき仲にも礼儀あり」なので、前述した言葉選びなどは注意が必要です。

気持ちを込めるなら手紙もあり

メールやラインなどのデジタルツールも便利ですが、機会があれば手紙を送るのもありです。

手書きで言葉を伝えることで、ラインやメールよりさらに気持ちを伝えることができます。

病気の人に手紙を送る場合は、文章は前述した内容で大丈夫ですが、便せんやペンの種類なども配慮するといいでしょう。

便せんは白や淡い単色、季節の花など植物がポイントで印刷されているものなど、シンプルなものがベストです。

ファンシー柄や派手な柄のものは、子供らしくなってしまうので避けましょう。

ペンはボールペンや筆ペンなどがオススメです。

読みやすい字が書けるなら特に気にしなくても大丈夫ですが、カラーペンや太字すぎるものはやはり子供っぽさが出てしまうので、控えた方が無難です。

まとめ

身近な人が病気になると、心配で気持ちが落ち着かなくなりますよね。

自分が心配していることをラインやメールで伝えれば、つらい状況の相手も安心した気持ちになってくれるはずです!

気持ちを込めたい時は、ラインやメールではなく、手紙を送ることもいいですよ。

ただし、病気の人にかける言葉は慎重になる必要があります。

相手の心境を汲み取って言葉をかけないと、相手を傷つけたり不快な思いをさせてしまうことも。

慎重になりすぎず、相手の心境や状況を考えながら、そして一番は相手との関係性を信じて、心配している気持ちを伝えることが大事です。 あなたの言葉で、病気の人の気持ちが少しでも穏やかになりますように!