お菓子代って意外とかかりますよね。
例えば、仕事や家事の合間に食べる150円のおかしを5日間買ったとすると、週750円。月だと3,000円もお菓子を買っていることに。
お子さんがいるご家庭だと、もっとかかっているのでは?
でも、本当なら家計の出費は少しでも抑えたいところ。お菓子代が節約できればと、思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな節約したいあなたに、お菓子を安く買えるおすすめのお店があります。
それは、ドラッグストアです!
スーパーよりお菓子が安く買えるので、お菓子代の節約にはドラッグストアがぴったりです。
でも、ドラッグストアのお菓子がスーパーより安いってなんだか不思議ですよね。
そこで、今回はドラッグストアのお菓子がなぜ安いのかという点を中心に調べてみました。
ドラッグストアはなぜお菓子が安いの?
ドラッグストアは、薬品や化粧品類を販売する場所。
それなのに、なぜお菓子が安いのでしょうか?
ドラッグストアのお菓子が安いのには、下記の2つの理由があります。
お菓子に利益を求めていない
ドラッグストアの本来の商品である薬品や化粧品は、売れた時の利益が大きい商品。
ですが、風邪薬や口紅を毎日買う人はいないですし、大量に風邪薬や口紅を買う人もいないですよね。
つまり、薬品と化粧品だけ売っていても、ドラッグストアにお客さんはたくさん来ません。
これでは、利益率が高くてもお客さんが少ないため利益がない状態になってしまいます。
でも、お菓子の場合はどうでしょうか?
お菓子は毎日買う人も、買いだめする人もいます。
そこで、ドラッグストアはお客さんに来てもらう戦略として、お菓子を販売しているのです。
この戦略は、お菓子目当てにお客さんに来てもらい、ついでに利益の高い薬品や化粧品を買ってもらうというもの。
この時、ドラッグストアは薬品や化粧品を買ってもらえば利益が出るため、お菓子の利益を重視しません。
それに、安いものがあればお客さんはやってきますよね。
それで、ドラッグストアのお菓子は安いというわけです。
ドラッグストアはお菓子だけでなく食品や日用品も安いです。食品や日用品が安いのも、これと同じ理由です。
大量仕入れによるコストダウン
ドラッグストアは全国展開のチェーン店が多いです。
このため、大量に仕入れができ、仕入れ・配送コストが削減できます。
また、余った商品は他の店舗で売れるので、余剰在庫も少なくて済み、在庫管理にかかるコストも削減ができます。
コスト削減した分で商品の価格を抑えることができ、ドラッグストアではお菓子を安く販売できるのです。
『ドラッグストア』『ドンキ』『まちおか』『業務スーパー』ならどこが安い?
ドラッグストアの他にもお菓子が安い店といえば、「おかしのまちおか」か「ドン・キホーテ」があります。
では、どこが一番安いのでしょうか?
大手メーカーのスナック類が安いことが多いので、個人的にはドラッグストアが最も安いと思います。
でも、実はそれぞれの店で安いお菓子が異なります。このため、どの店が一番安いというのは、はっきりとは言いにくいです。
ここでは、それぞれのお店の特徴を紹介します。
好みのお菓子が安いかどうかで、お店を使い分けるのもありでしょう。
ドラッグストア
上で説明したようにお菓子の利益を重視していないため、定価の40~60%の激安のお菓子がある確率が高いです。
ただし、激安価格まで割引されている商品は限られている場合が多いです。
また、いくつかのドラッグストアを見た感じでは、スナック系のお菓子が割引されている傾向が強いように思います。
節約したい方は、こうした割引率が高いお菓子をまとめ買いしておくのがおすすめです。
ドン・キホーテ
ドンキもドラッグストアと同じで、安いお菓子は40%~60%の割引率で売られていることがあります。
ドンキの場合、安いのはファミリーパックなどの大容量お菓子、季節外れのお菓子が多い印象。
季節外れのお菓子とは、例えばクリスマス後にクリスマス限定のパッケージで売られているお菓子などのことです。
また、キャラクターもののお菓子も安い傾向にあるようです。
大容量のお菓子、季節感よりも安いお菓子が欲しいという方は、ドンキでお値打ちなお菓子を探してみましょう。
おかしのまちおか
まちおかは、関東を中心に現在182店舗あるお菓子専門店。
お菓子の卸売からはじまった店ということもあり、お菓子の種類が豊富です。
ドラッグストアやドン・キホーテではあまり置かれていない駄菓子もたくさん置かれています。
駄菓子を買いたい場合は、まちおかに行くのがいいでしょう。
ただし、ドラッグストアやドンキほど安いお菓子はあまりないイメージです。
賞味期限が近いお菓子などがまれに安く売られていることがあるので、安く買いたい場合はそういったお菓子を探しましょう。
業務スーパー
容量の大きい商品がそこそこの値段で変えることで有名な業務スーパー。
グラム単価で考えると非常にお得な商品も多いです。
お菓子は保存がきくので、たくさん入っていても食べきれるものが多いでしょう。しかし、食べきれない量を買ってしまう可能性もあるので、要注意です。
また、安いものの中にはプライベートブランドのものが多く、定番のお菓子を買いたい人には不向きです。
どんなブランドでも問題ない。新しいものにチャレンジしたい人は業務スーパーで購入してみても良いでしょう。
お菓子を安く買うおすすめ方法
ここまで、ドラッグストアのお菓子が安いと説明し、お菓子が安いお店も紹介してきました。でも、ドラッグストアも紹介したお店も近くにないという方もいますよね。
そこで、ここではドラッグストアと紹介したお店以外でお菓子を安く買うおすすめの方法を2つお教えします。
1・インターネットで買う
買いに行く手間や運ぶ手間がなく便利です。
インターネットの場合は、ショッピングサイトで「アウトレットお菓子」「訳ありお菓子」、「在庫処分お菓子」などと検索するのがおすすめ。
ネット上では店頭で売られていない在庫処分品や欠け・割れのあるお菓子が、安く売られていることがあります。
また、大容量のお菓子やお菓子の詰め合わせが、安く販売されていることもあります。
・問屋に行く
お菓子問屋の中には個人客OKの店もあるので、近くにお菓子問屋があるか探してみましょう。
問屋では卸売価格でお菓子が買えること、お菓子を店に卸す時と同じように箱買いできることがあります。
問屋は、特にイベントなどでお菓子を大量に安く買いたい時におすすめです。
大量にお菓子を買う時、問屋は割引をしてくれることが多いのです。
例えば、アメ横をはじめ関東に店がある「二木の菓子」は元々こうした問屋のひとつ。
二木の菓子のアメ横の店舗ではバラ売りで1個から買え、まとめ買いがお得になることもあります。
お菓子が安いドラッグストアはどこ?まとめ
ドラッグストアのお菓子が安い主な理由は、お菓子目当てのお客さんに来てもらい、利益の高い薬品や化粧品をついでに買ってもらうという戦略でした。
ドラッグストアのお菓子が安いのが、まさか戦略だったとは驚きました。
でも、お菓子代を節約したい方にはお菓子が安いほうがいいので、嬉しい戦略ですよね。
今回は、ドラッグストア以外にもお菓子が安く買える店や方法を紹介しました。
あなたもこの記事を参考に、お菓子をお得に買って節約してくださいね。