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自作できる自然農薬9選!作り方、使い方、注意点も紹介!家庭菜園で使用可能

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この記事はこんな人におすすめ!
  • 農薬を使いたくない人
  • 害虫や病気に悩まされている人

家庭菜園で農薬を使いたくない人は多いと思います。 でも、病気になったり、虫に食べられるのは嫌ですよね。

そこで、使用したいのが自然農薬です。 化学農薬とは違い、自然からできているので環境にやさしい農薬です。

ほとんどが食べられるものからできているので、安心ですよね。 そんな自然農薬は、自作することができます。

そこで今回は、単体でできる自然農薬8選と、万能自然農薬を紹介します。 どれも簡単に作ることができるので、チャレンジしてみてください。

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自然農薬とは

自然農薬とは、化学的に作られた農薬ではなく、植物から作った農薬です。

病害虫を防ぐだけではなく、元気にしてくれるものもあります。 市販の農薬のような即効性はありませんが、耐性がつかずに効果が長持ちすると言われています。

自然農薬は時間と共に分解され、自然に還るので環境にも優しく、家庭菜園初心者でも安心です。

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自然農薬の注意点

自然農薬は、保存料を入れていないため、保存期間が短くなります。 お酢や焼酎で2年くらいです。希薄した場合は、2週間くらいで使い切りましょう。

自然農薬だからといって、人体に無害ではありません。 マスクやゴーグルなどをして、吸い込んだり、目に入ったりしないようにしましょう。

効果は1週間くらいと短いので、毎週散布しましょう。

原液を使うと葉焼けしてしまうものもあります。 薄めのものを定期的に散布したほうが効果があります。

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単体で効果がある自然農薬8選

牛乳

アブラムシ・アリ退治

牛乳をそのまま霧吹きで虫に向かって吹きかけます。すぐに乾くように、晴れた日がおすすめです。

牛乳の膜が虫を包み込んで、乾く時に縮んで窒息死させます。

そのまま放置しておくと、腐ってしまうので、終わったら、水で洗い流しましょう。

ビール

ナメクジ退治

ビールを浅い容器に入れ、夜に植物のそばに置いておきます。 ナメクジが入って勝手に溺死してくれます。朝方に駆除しましょう。

コーヒー

ダニ類退治

飲み残しのコーヒーを霧吹きで葉に散布します。砂糖入りでも構いませんし、インスタントコーヒーでも効果があります。

食酢+植物活性液

うどん粉病退治、殺菌、消毒、根を丈夫にします。

葉に向かって噴霧すれば、葉の表面に微生物が増えるので、カビの抑制にもつながります。

病気が蔓延してからでは遅いので、早い段階で噴霧します。

食酢と植物活性液を同量、霧吹きに入れ、300倍の水で薄め、1週間に1回、植物全体に吹き付けるとよいでしょう。石鹸を少し入れると効果が持続します。

木酢液・竹酢液

病害虫全般退治

ラベルに書かれた希釈倍率で薄めて使います。 ニンニクや唐辛子を混ぜると、効果が上がります。

キチン質酢

玉ねぎやニンニクのさび病防止

カニ殻やエビ殻を細かく刻んで10倍の重さのお酢(殻30gならお酢300g)に浸けておくと、2週間ほどで完成します。完成したキチン質酢は水で100倍に薄めて使用してください。

重曹水

うどん粉病、さび病、灰色かび病退治、アブラムシ退治に役立つと言われています。

ペットボトルに重曹を1000倍(1Lの水に対して小さじ2杯の重曹)に薄めます。重曹は念のため、掃除用ではなく食品用の重曹を使いましょう。

野菜についているアブラムシをめがけて噴射します。

草木灰の粉

病原菌、虫よけ

草木灰を細かいメッシュの袋にいれて、夕方に作物にふりかけます。するとメッシュの隙間からかなり細かい粉塵がでて、葉の表面に付着します。

すると葉の表面がアルカリ性になるので、病原菌が寄り付かず、虫も産卵しません。

雨が降ると地面に流され肥料になるので、一石二鳥です。

自作の万能自然農薬を紹介

自然農薬で有名なストチュウにいろいろ混ぜて、自作の万能自然農薬を作ります。

この自然農薬は、害虫を遠ざける効果があります。ただし殺虫効果はありません。 焼酎による殺菌効果もあるので、うどん粉病などにも効果があります。 効果が短いので、週に1,2回散布しましょう。

万能自然農薬の材料
  • 500mlのペットボトル
  • 米酢75ml
  • 焼酎75ml
  • 木酢液または竹酢液75ml
  • 赤唐辛子 5本
  • ニンニク 3片
  • タバスコ 数滴

作り方

材料を全て500mlのペットボトルに入れれば完成です。赤唐辛子とニンニクは細かくしたほうがエキスが早く出ます。

材料が集まらない時

米酢、焼酎、木酢液、竹酢液は無ければ、どれか1つを225mlでも可能

使い方

100から300倍に薄めて使います。 500mlのペットボトルで希釈するなら2?5mlくらい入れれば十分です。ペットボトルのキャップなみなみ1杯で7mlくらいなので、キャップ半分が目安です。

上記の材料で、計算上は500mlを50回以上使えるので、毎週500ml使っても1年持ちます。

害虫がいるところに直接噴霧したり、発生しそうなところにあらかじめ散布しておきます。 使いすぎると、てんとう虫やカマキリなどの益虫もいなくなってしまうので、程々に使うのがベストです。

まとめ

今回は、単体でできる自然農薬8選と、万能自然農薬を紹介しました。

単体の自然農薬は特定の病気や害虫に効果を発揮します。万能自然農薬は、幅広い病害虫をターゲットにしています。

自然農薬を含む農薬は、効果が強いほど副作用も大きいため、適量を守りましょう。益虫もいなくなってしまうと、効果が半減してしまいます。

農薬ではありませんが、植物を元気にして病気を防ぐ方法もあります。

自作できる天恵緑汁やマイエンザを試してみてもよいでしょう。