赤ちゃんが産まれてから、初めて知った作業、ゲップ。
大人だとゲップを出すためにトントンなんてしないですよね。
だからこそ、知らないことだらけだと思うんです。
私も知らないことばかりか、全然出なくて途方に暮れたこともあります。
最初はみんな手探り状態。
ゲップをなかなかしてくれない!ゲップをせずに寝てしまった!
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
結論はゲップが出るかどうかは個人差もあるので、あまり神経質にならなくてOK!
出ないで寝てしまってもポイントを抑えておけば大丈夫です。
今回はそんな『ゲップ』との付き合い方をまとめていきます。
新生児がゲップをしないで寝るとまずい?
まず、ゲップをせずに寝てしまったとき。
新生児が吐き戻しをしないか?そんな不安に陥りますよね?
ママ達は不安からある事を考えます。
起こしてゲップをさせた方がいいの?
そもそも新生児がゲップをせずに寝るとまずいのでしょうか?
ゲップの一番の役割は『吐き戻し』を減らす事。
もし吐き戻したものが喉につまると大変な事になるためゲップをさせるわけです。
だから喉につまらないように対策できれば寝かしてもいいわけです。
基本的には出るなら出した方がいいですが、どうしても出ないときは無理にトントンせず寝かせてしましょう。
我が家でも、なかなかゲップがでなくて、そのまま寝ることが時々ありました。
それでも、起こしてまでゲップさせることはなかったです。
寝ちゃったらしょうがないかくらいの気持ちでした。
ミルクを飲んでそのまま寝てしまった場合は、不快感が少ないんだと考えられます。
無理に起こしたり、ゲップを出させようとずっとトントンしていると、新生児も機嫌が悪くなってしまうので、出なければ寝かせてしまいましょう。
不快感が少ないということは空気をあまり含まず、うまく飲めた可能性もあるわけです。
母乳の場合は、飲むときに空気を含みにくいのですが、哺乳瓶でミルクを与えた場合は、空気を含みやすいので、もしかしたら寝付いた後に少し吐き戻すかもしれません。
直接授乳をしてゲップが出ないときはあまり心配しすぎる必要はありませんが、哺乳瓶で授乳した場合は、なるべく出してあげたほうがいいでしょう。
でも寝てしまった場合はどうしたらいい?と思う方はご安心下さい。
次にどんな事に気を付けて寝かせたらいいかを解説していきます。
新生児がゲップをしないときの対処法は?
では、実際にゲップをしないで寝てしまった場合はどう対処したらいいのでしょうか。
さっきも言った通り、我が家はそのまま寝かせています。
新生児は空気を体外に出すときはゲップ以外にも、おならをしたり、吐き戻しすることで、お腹にたまった空気を自然に出しています。
もし、新生児がゲップをしないで寝てしまったときは、頭を少しだけ高くしてあげると空気が出やすくなります。苦しそうでなければ、そのまま寝かせてしまって大丈夫です。
寝かせる時のポイントをまとめます。
- 枕をとタオルを使ってなだらかな傾斜が付くようにする。
- 頭が少し高い位置に来るように意識
- 体を右に少し傾けて、背中に丸めたタオルをいれる。
これで体が少し右に傾く為、吐き戻しても右側に流れる様になります。
ただし傾斜をつけすぎるとうつ伏せになるため注意が必要です。
上記の点を意識して寝かすわけですが、その場をすぐ離れているわけではなく、横にしたあとの様子をしっかり見るようにしています。
- 苦しそうにしていないか表情をみる。
- 手足を少し動かす、バタつかせる。
- 置いたら起きた
など、これらのことがあれば、ゲップを出させる作業を再び行うようにしています。
それでゲップをすれば、また寝かせて様子をみます。
もし出さなかったら、しばらく縦抱きにしたりしています。
ゲップの回数ですが、一回で出る場合もあります2~3回に分けて出る場合もあるので、出た量を意識しておきましょう。
上手にゲップを出させる方法は?
ゲップがうまく出せない!という人は結構いて、私もそのうちの1人でした。
やり方は意外と人それぞれなのですが、私なりのやり方をご紹介します。
ゲップを出す方法① 縦抱き
・縦抱きの仕方
新生児がゲップと一緒に吐き戻す事もあるので、ママの方にタオルをかけておきましょう。
その後ママの方に新生児の顔が来るような感じで抱き上げて、片手でお尻を支えながら、優しくトントンと背中を叩きます。
・注意点
強くトントンしない。
新生児の首が座るまえなので、ママの頭に寄りかからせたりしながら、ガクンとならないようする。
ゲップを出す方法② 座りながら
・座らせながらの仕方
利き手でトントンするので、利き手の太ももに新生児を座らせます。
右利きなら右太ももに新生児を座らせ、左手で新生児の胸とあごを支えます。
そのまま新生児の体重が少し乗るくらいまで前に倒していき、トントンします。
右手は、新生児の首を絞めないように注意しましょう。手のひらを新生児の胸に当て、指であごを支えます。
ポイントは新生児の「胃から口までを一直線にする」ことです。
こうすると、空気の通り道がまっすぐになるので、胃にたまった空気が口から出やすくなります。
私が出産した病院では、縦抱きでトントンと上に空気が来るのをイメージしながら叩くというやり方を教わりました。
他にも横抱きのゲップの方法等もあるのでチェックしてみて下さい。▼
いつごろからゲップを1人でできるようになるの?
では、いつまでトントンとゲップを出させる作業を行えばいいのでしょうか。
母乳やミルクの飲み方は徐々に上手くなります。
その内ゲップをしなくても、お腹が張らなくなってきます。
目安としては首が据わってくる生後3~5ヶ月頃が多いそうです。
ですが個人差がありますので焦らないで大丈夫です。
我が家の長男は哺乳瓶を卒業したタイミングでやめました。
というのも、哺乳瓶を卒業したのが1歳3か月頃ですが、哺乳瓶を吸わなくなったらしなくていいのでは……と思って、ストローマグに変えて様子を見ていました。
ストローマグで牛乳を与え始めたあたりから、一気飲みの直後にゲフッと自らゲップをするようになり、今はもう喉つまりの時にしかトントンしていません。
小学校や中学校の牛乳を一気飲みしたらゲップが出るのと同じ原理なのだと思います。
絶対に個人差があるで、様子を見ながら少しずつトントンしなくてもいいようにしていくといいかと思います。
あくまで目安だからね!我が家みたいにゆっくり卒業する子もいるから大丈夫♬
新生児がゲップをしないで寝てしまう・・・まとめ
新生児のゲップについてまとめてきました。
やり方にも出す頻度にも個人差が大きいものですよね。
この人がこう言っていたからうちの子も!なんていうのはなかなか難しいものです。
実際に、私もゲップを全く出させてあげることができない人間で、助産師さんや夫、両親に任せていたくらいです。
自分なりのやり方を探すのにも、ものすごく時間がかかりましたし、なぜ自分だけうまくできないのか落ち込むこともあったレベルでした。
いろいろなゲップの出し方を調べて、あれは?
これは?としてくれた夫には今でも感謝しています。
逆に、ゲップをガンガン出すという子のほうが少ないんじゃないか、とまで思いました(笑)
自分なりのやり方がまだ見つからない…うまく出させてあげることができない…と悩んでいるママは、個人差があるんだということを忘れずにしてくださいね。
それではおさらいです。
- ゲップは出ないより出した方がいい。
- 出なくても寝てしまったらしょうがいない
- 寝かせる時は傾斜をつけて詰まりを回避
- ゲップ卒業は個人差があるからあせらない
こんなところでしょうか?
楽しい子供との時間を大切にして下さいね♬