これを読んでいるあなたは子供の寝言について心配になり、調べている方だと思います。
自分では寝言を聞くことはないので、もしあなたの子供が寝ているときに、寝言を話していると少し気になりますよね。
それが、時々であればよいのですが、頻繁に寝言を言っていると何かあるのではないかと心配になってきます。
自分の子供であれば心配して自然です。
この記事を参考に、子供の寝言について理解して、気持ちよく子供が寝られるように助けてあげましょう!
あなたの子供の寝言による、意思表示が理解できるかもしれません。
寝言が多いのは問題?
子供に限らず、大人も寝言を言います。
しかし、誰かに指摘されない限りは気づくことはありません。
寝言を言うのは、問題なのでしょうか?
睡眠のメカニズム上、浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返しています。
深い眠り(ノンレム睡眠)の時は、体も脳も休んでいるときで、この時に日々の疲れをリセットしています。
一方で、浅い眠り(レム睡眠)の時は、体だけが休んでおり、脳は起きているときの状態です。
この時に、人は夢を見ています。
この浅い眠り(レム睡眠)の時に、人は寝言を言うのです。
寝言を発すること自体は問題ではありませんので、ご安心ください。
しかし、寝言の頻度が非常に多かったり、叫ぶようなことがあったりした場合は、あなたの子供は肉体的・もしくは精神的に強いストレスを受けている可能性があります。
「睡眠時無呼吸症候群」や「ナルコレプシー」などの病気を患っている可能性があります。
どうしても心配な方は病院で診察してもらうこともできるので、考えてみてください。
ただあまり神経質になる必要なないと思います。
寝言は誰でも言う可能性はありますから。
寝言が増える原因は?
先述しましたが、寝言が増えるということは浅い眠り(レム睡眠)が多いということです。
つまり、体は休めているが脳が起きている状態です。
これでは、本当の意味では休まりません。
何かしら睡眠に対して、ストレスや不満を体が感じているということです。
寝言が増える原因=浅い眠り(レム睡眠)が増える理由として、2つ挙げられます。
- 睡眠環境の改善
1つ目が、睡眠環境がよくないことです。
普段寝ているベッドや枕に対して、あまり意識したことがない方もいるのではないでしょうか。
子供の成長は早く、体の変化や季節によって調整する必要があります。
また、モノだけでなく、寝室内の温度や湿度によっても、深い眠り(ノンレム睡眠)に影響が出てきます。
このため、寝苦しい環境下では、眠り自体も浅くなり、寝言の頻度が多くなる可能性があります。
寝具などを整えるだけで、改善する可能性があるので、チェックしてみてください。
- ストレスの軽減
2つ目は、ストレス自体に着目してみましょう。
もしかしたら、あなたの子供はあなたには言えていないストレスを抱えている可能性があります。
日々の生活の中で感じた、不安や危険といった感情を抱えたまま眠ると、睡眠自体が浅くなり、その影響で寝言も増えてしまいます。
しっかりと子供のストレスの原因を把握すること、寝る前に子供がリラックスできるように音楽や香りで落ち着かせてあげましょう。
カフェインの含まれる飲み物や高温のお湯に入ると、睡眠の質が下がり、逆効果になるので気を付けてください。
寝言を言っている時は起こす?
寝言を言っているときは、ずばり起こさない方が良いです!
苦しそうにしていたり、突然声を上げたり、とつらそうな子供の姿を見るとどうしても起こしたくなりますよね。
しかし、寝言を言っているときの多くは夢を見ているときです。
しかし、睡眠中に浅い眠り(レム睡眠)は数回来ていますが、夢を覚えているのは最後に見た夢ばかりです。
つまり、悪夢で起こされてしまうと、子供も覚えている夢が悪夢になってしまうのです。
これでは悪夢ばかりの印象がついてしまい、あまり寝てくれなくなる可能性もあります。
明らかにおかしい時は起こして心配してあげるのも良いですが、できる限りはそのまま朝を迎えるようにしましょう。
寝言が叫びになったら
寝言の頻度が多かったり、寝言が叫びになったりした場合は要注意です。
先述した通り、「睡眠時無呼吸症候群」や「ナルコレプシー」といった病気の可能性があります。
しかし、睡眠は生活環境や抱えているストレスに原因があることが多いので、少し子供を見守ることも大切です。
特に周りの人に大きな影響を与えていなければ、まずは睡眠環境を整えて、ストレス軽減できる方法を探しましょう。
どうしても、子供は周りの事に敏感です。
新しい学校に通ったり、引っ越ししたり、新しい環境になじむときなどは、ストレスを感じやすいので、まずは落ち着いて生活できるように、まわりの人たちが工夫してあげるのが一番です。
それでも叫び続けてしまい、症状がひどい場合は、病院に行きお医者様に見てもらいましょう。
子供は浅い眠り(レム睡眠)とはいえ、寝ているので自分が寝言で叫んでいることは知りません。
あなたが気づく必要があるので、ぜひ気づいたときは助けてあげましょう!
寝言が多い子供はまずい?まとめ
今回は、寝言が多い子供について紹介いたしました。
寝言は誰もがしうる現象であるので、その異変に気付きにくい可能性があります。
とはいえ、睡眠自体は浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返えされるので、どうしても夢を見たときに寝言は言ってしまうものです。
急に寝言の頻度が増えたり、叫んだりした場合は、あなたの子供が肉体的・もしくは精神的にストレスを抱えている可能性があるということです。
まずは、①睡眠環境を整えるために、寝具を交換したり、寝る際に温度や湿度を調整したりしましょう。
また、②ストレス自体を軽減するために、子供としっかりと話してみて、寝る前に音楽や香りでリラックスできるようにしましょう。
以上の2つのポイントが重要です。
子供は、些細な事でも敏感に反応します。
大人が問題視していないことでも子供にとってはストレスになる出来事もあるので、しっかりと子供の話にも耳を傾けてあげましょう。
もし、それでも改善されなかった場合は、病院に行って、お医者様の判断に委ねましょう。
子供の苦しむ姿はきっとあなたにとってもストレスなってしまうので、悩みすぎる前に病院にいくのがおすすめです。
子供と一緒にあなたも睡眠から、幸せな生活が送れると良いですよね!