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明太子は何歳から食べていいの?唐辛子やアレルギーは大丈夫?気になるポイントをまとめてみた。

明太子は何歳から食べていいの?唐辛子やアレルギーは大丈夫?気になるポイントをまとめてみた。
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明太子はお弁当のおにぎり、パスタにと使い勝手のよい食材。

子供の食事に使えたなら、かなり便利だと思うのですが…。

でも、子供に何歳から明太子を食べさせたらいいの?と、迷うママも多いはず。

明太子は唐辛子などの香辛料が使われているので、子供が食べても大丈夫?と不安なママもいますよね。

それに、明太子はタラの卵巣。卵はアレルギーが出やすいということを気にするママもいるかもしれません。

そんなママ達のため、何歳から明太子を食べさせてもいいのか、明太子のアレルギーや唐辛子などの香辛料についての気になるポイントをまとめてみました。

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明太子は何歳からが理想的?

明太子を食べはじめる理想的な年齢は4歳です。

明太子を生または加熱で食べさせてもいい年齢、唐辛子などの香辛料を食べさせてもいい年齢を調べた結果、総合的に4歳からなら安心だと思います。

それぞれの場合について、下記に説明します。

明太子を生で食べていい年齢は?

生の明太子については、0歳から3歳までの子供には生もしくは加熱不十分の魚介類を与えないようにと記載された資料に従うのがよいでしょう。

これは、2013年に内閣府食品安全委員会が発表した「フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、水産物を食べることについて勧告及び提言を発表」という資料によるもの。

0歳から3歳までの幼児は消化器官が未熟であるというのがその理由です。

つまり、4歳からが生の魚介類を食べても安心な年齢となります。

加熱した明太子を食べてもいい年齢は?

アレルギーを発症する年齢を見ると、加熱した明太子を食べていい年齢がわかります。

魚卵のアレルギーを最も発症しやすいのは1歳から3歳。

4歳から6歳となるとこのリスクは下がり、7歳以上の場合はほぼなくなるとされています。

明太子のアレルギー発症例は多くありません。

ですが、アレルギーを発症する可能性を考え、加熱した明太子の場合も4歳以上から食べさせたほうがよさそうです。

唐辛子などの香辛料を食べてもいい年齢は?

子どもが香辛料を食べてもいい年齢は、定められているわけではありません。

しかし、唐辛子などに含まれるカプサイシンは胃や腸を痛める可能性がある成分です。

このため、消化器官がある程度発達し、離乳食が完全に終わる2歳以上なら与えてもいいという見解が多いようです。

ただし、2歳以上でも、唐辛子などの香辛料の食べすぎは発達途中の胃や腸を痛めることにつながりますので、多量に与えないよう注意してください。

また、味覚はそれぞれで、辛い物を大人になっても食べられない人もいます。好き嫌いをなくすというような理由で、無理に子供に与えないようにしましょう。

上記3点から考えると、4歳から明太子を食べはじめるのが理想的だと言えます。

最初は明太子を少量だけ食べさせて、アレルギーの有無や子供が辛い物が食べられるかを確認するのがよいでしょう。

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明太子は火を通すと安心。食べる時の注意点

明太子は免疫力が低く、消化器官が発達段階の子供には火を通して食べさせることをおすすめします。

ここでは、子供に明太子を食べさせる時の注意点を2つお教えします。

食中毒に注意

明太子にも食中毒のリスクはあります。

水温15度以上の海水中で増殖している腸炎ビブリオという菌がついている可能性があるのです。

この菌は低温では増殖できませんが、凍結しても短期間では死なないというもの。使いまわした調理器具やまな板で二次汚染が起きる可能性もあります。

もちろん、販売されている多くの明太子はタラを採る際から製造まで、品質管理がきちんとされているはず。

でも、万が一のために子供には火を通した明太子を与えるのが安心です。

寄生虫に注意

衛生管理がしっかりしていても、ごくまれに明太子に寄生虫がついている場合があります。

明太子にいる可能性があるのは、胃痛を引き起こすことで知られているアニサキス。

アニサキスは白い糸のような虫です。

明太子は冷凍していることが多いので、アニサキスは死んでいることが多いです。でも、見つけたらとりましょう。

また、アニサキスは熱に弱いので、この点でも子供に与える際は加熱すると安心ですよね。

もうひとつ、明太子にいる可能性があるのがニベリア。米粒のような寄生虫です。

人体には害はないとされていますが、やはり食べない方が無難です。

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明太子は添加物に気をつける

明太子の添加物はメーカーによって異なります。

ですが、多くのメーカーが使っていて、気をつけたほうがいい添加物が3つあります。

着色料

赤色102号、黄色5号、赤色3号が明太子に使われる代表的なもの。鮮やかな赤色に見せるために使われます。

しかし、黄色5号と赤色3号は、欧米では発がん性の問題などから使用が禁止されています。

赤色102号はアレルギー性がある添加物だとされ、アメリカで使用が禁止されています。

発色剤

亜硝酸ナトリウムが発色剤として使われることが多いです。

亜硝酸ナトリウムはアミンという物質と結合すると発がん性物質に変わると言われています。

アミンは明太子にも含まれている物質ですので、注意したほうがよさそうです。

アミノ酸

明太子には調味料(アミノ酸)と記載してあることが多いです。

このアミノ酸とは、一般的にグルタミン酸ナトリウムのこと。食品のうまみの元だとされています。

グルタミン酸ナトリウムは加熱すると発がん性物質が生じる可能性があるとされています。

もちろん、ここで紹介した添加物は日本で使用が許可されているもの。

多量に食べ過ぎなければ大丈夫という意見も多いです。

また、明太子の場合、毎日食べる物ではないので、さほど気にしなくてもいいのかもしれません。

食品を食べる時にこういった添加物を気にしすぎると、食べる楽しみが減ってしまうこともありますよね。

ただ、子供の口に入る物ですから、無添加の明太子があればそれを食べさせるのが理想的でしょう。

明太子はどれくらいの量なら食べても大丈夫?

1日に子供が食べていい明太子の量は、明確な基準はありません。

ただし、塩分から見てみると下記のようになります。

(明太子100g当たりの食塩相当量の目安)

5.8g
(年齢ごとの塩分接種量の目標・1日あたりの目安/日本人の食事摂取基準(2020年版)参考)

3歳から5歳=男女共に 3.5g
6歳から7歳=男女共に 4.5g
8歳から9歳=男女共に 5.0g
10歳から11歳=男女共に6.0g
12歳から14歳=男性7.0g、女性6.5g
15歳から17歳=男性7.5g、女性6.5g
18歳から49歳=男性8.0g、女性7.0g。

塩分は料理には欠かせないものです。

例えば、ハンバーガー1個の塩分量の目安は2.2g。味噌汁1杯の塩分量の目安は1.5gです。

他の料理での塩分接種も考えると、子供の場合、明太子を1切れにカットしたもの(5g・食塩量0.29g目安)でも、塩分を採りすぎになってしまう可能性もあります。

明太子を子供に食べさせる場合は、年齢に応じて1日1切、2切れなどと調整しましょう。

また、他の食事の塩分量が多い時は明太子を食べさせないなど工夫をしましょう。

明太子は何歳から食べていいの?まとめ

明太子を子供に食べさせていい年齢は4歳からです。

これは、生の魚介類を食べていい年齢やアレルギーの発症が高い年齢などから総合的に判断した年齢です。

ただし、子供に明太子を食べさせる場合は、添加物や寄生虫のほかに明太子の塩分量にも注意しましょう。

明太子はご飯が進むだけでなく、アレンジして料理にも使えるもの。

この記事を参考にして明太子を上手にお子さんと囲む食卓に取り入れてくださいね。