オロナミンCって美味しいですよね。
オロナミンCには栄養やカフェインなどが含まれており、
飲むことによって元気を出すことができます。
今でいうエナジードリンクの走りとも言える存在であり、
好きでよく飲んでいる人は多いでしょう。
しかし、そんなオロナミンCですが子供の場合は何歳から飲めるのでしょうか?
またオロナミンCを子供が飲んだ場合、リスクなどはあるのでしょうか?
ここではオロナミンCを子供が飲む場合について解説をしていきます!
オロナミンCは何歳ころから飲める?
オロナミンCのような栄養ドリンクは大人が飲むイメージですよね。
ですが、オロナミンCの味は甘くて美味しため、
子供でもついつ飲みたくなる味です。
しかし、飲ませ過ぎは良くなさそう。
なんかデメリットはないのかな。と心配な親御さんもいらっしゃると思います。
オロナミンCは何歳ころから飲めるものなのでしょうか?
結論から言えば、明確な時期はありませんがおよそ3歳からです。
詳しく解説をしていきます。
オロナミンCは栄養ドリンクではない
間違いされやすいのですが、実はオロナミンCは栄養ドリンクではありません。
一般的に栄養ドリンクと言われる『リポビタンD』や『ユンケル』は医薬部外品になります。
これは厚生労働省によって、しっかり効果などが認められているドリンクであり、
普通のジュース(清涼飲料水)とは分類が違います。
一方のオロナミンCは、栄養ドリンクではなく清涼飲料水に分類されます。
オロナミンCは普通のジュースである清涼飲料水に分類され、
モンスターやレッドブルなどのエナジードリンクと同じ分類になります。
栄養ドリンク(医薬部外品)の場合、
15歳以上から飲むことがメーカーからも推奨されています。
その注意事項がしっかりパッケージにも書かれています。
しかし、オロナミンCの場合、
栄養ドリンクではないため、基本的には何歳から飲んでも構いません。
実際、オロナミンCの広告では「小さなお子様から大人まで」という言葉があったり、
オロナミンCが仮面ライダーとコラボして、
幼稚園にオロナミンCを配るというキャンペーンも行われたことがあります。
このようなことから、販売元である大塚製薬も、
小さな子供が飲んでも大丈夫と考えていることがわかります。
しかし、オロナミンCに年齢制限がないからと言って、
たくさん飲ませても良いというわけではありません。
1日1本ほどなら問題ないですが、カフェインなどの成分も含まれています。
子どもに飲ませるなら、しっかりと量を調節した上で飲ませるようにしましょう。
オロナミンCの気を付けたい成分やリスクとは?
オロナミンCですが、子どもに飲ませる際に特に気を付けたい成分があります。
カフェイン
オロナミンCを始め、エナジードリンク類には多くのカフェインが含まれています。
このカフェインが頭をスッキリさせ、体を元気に動かしてくれるのですが、
子供の場合には注意が必要です。
小さな子供の場合、カフェインに対して過敏に反応をしてしまう恐れがあります。
オロナミンCに含まれているカフェインの量は、
国で決められた、子供の1日のカフェイン摂取量内ではあります。
ですから1日1本程度なら、そこまで気にする必要はないですが、
逆にそれ以上は飲ませないようにしましょう。
糖分
オロナミンCには糖分も多く含まれています。
この糖分はジュースにも当然含まれており、オロナミンCだけでなくジュースも飲んでいると、
あっという間に目安の糖分量をオーバーしてしまいます。
糖分の摂りすぎは虫歯や肥満の原因にもなります。
子供の場合は、ついついジュースも飲み過ぎてしまうことがあるので注意をしましょう。
オロナミンCにアルコールは入っている?
ネット情報でアルコールが入っているので気を付けた方が良いという記事を見かけました。
しかし成分表をみると「アルコール」という表記はありません。
何を根拠にアルコールが入っていると判断しているのでしょうか。
気になったため、オロナミンCを製造している、大塚製薬株式会社のお客様相談室に問い合わせをしてみました。(確認日 2022年1月)
すると丁寧な回答が来たのでご紹介させていただきます。
ただ無断での転送・複写はダメということでしたのでポイントだけまとめました。
- アルコールの使用はしていない
- 香料に含まれる微量のアルコール成分は存在する
- それは市販の果実飲料と同等のパーセンテージである。
アルコールを使用していないが、香料に含まれる微量のアルコール成分は残っている可能性はあるということです。
しかし、含まれてアルコール量はごく微量で、市販の果実ジュースと同等レベルであるとのこと。
ごく微量というのはどの程度でしょうか。答えは0.5%以下です。
結論としては、あまり気にする量ではないということです。
オロナミンCのアルコール量を気にするようであれば、果実ジュースから摂取しているアルコール量の方がはるかに多いでしょう。
また調味料のお醤油にはアルコールが添加されているものも多く、そのパーセンテージは2~3%です。
それを考えると、オロナミンCのアルコール量よりも、他に気にした方が良いものがたくさんあるということです。
子ども用の栄養ドリンクもある
オロナミンCや栄養ドリンクは大人が飲んでいると子供も飲みたがりますよね。
このようなドリンクって大人の証みたいな感じがして、
子供が飲みたいと言って聞かないことがあると思います。
そんな場合、おすすめなのが子ども用栄養ドリンクです。
子ども用の栄養ドリンクの場合、子供が飲みやすいように味付けがされていたり、
カフェインが含まれていないなどの工夫がされています。
ユンケルでしたらこのような商品ですね。
もちろん滋養に有効な栄養も入っています。
しかし、こちらの商品でも対象年齢は5歳から14歳までです。
大人も栄養ドリンクは飲むことが習慣化・常態化しやすい飲み物です。
それは子供も例外ではありません。
子ども用だからといって飲み過ぎていいわけではなく、
1日1本という約束をして飲み過ぎないように注意しましょう。
カフェインがないリアルゴールドもあり
エナジードリンクの中でも人気が高いのはリアルゴールドです。
リアルゴールドには様々な栄養素が配合されており、
ロイヤルゼリーも含まれています。
実はこのリアルゴールド、カフェインが含まれていないのです。
またオロナミンC系飲料で一番おいしいのはどれだという企画で1位をとっています。
※下記は他サイトになります。
リアルゴールドは脳のエネルギー源であるブドウ糖が調節配合されています。
そのため、カフェインなしでも頭がスッキリします。
もしカフェインが取れない、取らせたくない人はリアルゴールドがおすすめです。
ただそれでも糖や香料、甘味料は入っているので、飲み過ぎには変わらず注意をしましょう。
オロナミンCは何歳から飲める?まとめ
オロナミンCですが、3歳ぐらいの小さな子供でも一応飲むことができます。
ただそれでもオロナミンCにはカフェインや糖、アルコールが含まれているので、
飲み過ぎには注意が必要です。
もし子供がどうしてもエナジードリンクや栄養ドリンクを飲みたいという場合、
子ども用の栄養ドリンクやカフェインが入っていないリアルゴールドがおすすめです。
ただどちらにせよ、子供には刺激が強い成分が入ってます。
子供の飲み物も親はしっかり管理した上で、うまく飲ませるようにしてくださいね。