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醤油に含まれるアルコールはお腹の子供に影響ある?

醤油に含まれる アルコール 子供に影響はある?
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妊娠中って、赤ちゃんの発育に良いモノを摂ったり、

悪影響のモノを避けたりと、何かと神経をつかいますよね。

実は妊娠するまで、たいして興味がなかった人も多いのではないでしょうか?

私もその一人です。(汗)

しかし妊娠後、口にしたモノが、お腹の子供に及ぼす影響が気になりだします。

急に食品添加物や原材料をチェックする習慣ができました。

その中で気づいた醤油の中に入っている『アルコール』の文字…。

気になり調べてみたところ、少量のため問題なさそう。

でも今まで気にしていなかったけど、妊婦さんが食事をする時に気にしなければいけない事はたくさんあります。

今回は、そんな醤油のアルコールはどれくらい含まれているのか?

また、どうして入っているのか?

アルコール以外にも気を付けたい添加物は?

その辺りを調べたので、同じように不安に思ったママさんの参考になったら嬉しいです。

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醤油にはどれくらいのアルコールが入っている?

醤油にはどれくらいのアルコールが入っているの?

醤油にはどれくらいのアルコールが入っているの?

一般的な醤油なら2~3%くらい(缶チューハイ程度)です。

減塩醤油など塩分濃度の低いものは、なんと5%程度(ビール並み)のアルコールが含有しているものもあるとのことです!

思っていた以上にアルコールが含まれていて、かなり焦ってしまいました。

私、塩分摂取量を控えようと思って、減塩醤油の方を使って、焼き魚にかけたり、煮物調理に使ったりと、なんなら毎日使っていました…(焦)

実は醤油には、思っているよりもアルコールが含まれています。

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妊婦さんも控えるべき?

妊婦さんの不安…。

妊婦さんの不安…。

妊婦さんはアルコールが含まれているので、醤油は控えるべきなのでしょうか?

  • 一般的な醤油 約2~3%(缶チューハイ程度)
  • 減塩醤油など塩分濃度の低い醤油 5%程度(ビール並み)

前述の通り、数字で見るとかなり多く、実はけっこう焦りました。

しかし、ビールやお酒などの“飲み物”と違い、“調味料”である醤油は、一度の摂取量が微量なため、おなかの赤ちゃんへの影響は心配しなくても良いとのことです。

確かに醤油は飲み物と違い、ゴクゴクとコップで飲みほしたりしませんよね(笑)

もしどうしても心配なら、醤油を加熱調理することでアルコールが飛びます!

『大丈夫かな・・・』と、悶々とすると、かえっておなかの赤ちゃんに良くないです!

妊娠期間の約10か月は、完成した食材にかけるだけの調味料であっても、サッと加熱する習慣をつけてしまうのがおすすめです!!

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どうして醤油にはアルコールが入っているの?

なんですか?

なんですか?

ではそもそも、アルコールはなんのために入っているのでしょうか。

醤油製造元の資料を確認してみると、醤油は酵母菌が発酵する過程でアルコールを生み出すため、自然発酵して作られた醤油の中には、お酒と同じように、もともと1~2%アルコールが含まれる

とのことでした。

しかし、それとは別に食品添加物としてアルコール添加をしているものが、原材料名のところにアルコールと記載されます。

これは“白カビ”の発生を抑えるのが目的で、通常の製造工程で発生するアルコールが十分でない場合に、殺菌力を上げる為に添加しています。

hanamizuki
hanamizuki

もともとアルコールが含まれていたんだね!全然知らなかった…。

お醤油を作る際にはシンプルな材料しか使いません。

一般的なお醤油に含まれる材料をまとめました。

これ以外のものが原材料名に書いて場合は添加の可能性が高いです。

一般的なお醤油の原材料

大豆

タンパク質が豊富に含まれており、麹菌によって分解されます。

醤油がつくられていく過程で酵母、乳酸菌などの微生物の作用を受けて、醤油特有のうま味や色の成分に変化します。

小麦・・・

でん粉を多く含み、小麦に含まれる糖分が酵母の力でアルコールへと変化します。

主に、醤油の香りをつくり出す原料として使われますが、フワッと良い香りがするのはこのアルコールのおかげとも言えます。

塩(食塩水)

麹菌などを緩やかにはたらかせる大切な役割をします。

醤油の原料の水は、諸味(もろみ)の発酵や旨味成分の一部を成すとともに、熟成にも影響を与えます。

製造工程でのアルコールの役割

さて、上述したとおり“白カビ”を予防する為に、アルコール濃度が足りないものに添加しているとご説しましたが、役割はそれだけではないのです。

醤油の香りをつくり出す原料の1つでもある“アルコール”。

その辺りを掘り下げて説明したいと思います。

そもそも“白カビ”が発生することで、どんなデメリットが発生するのでしょうか?

実は醤油特有の香ばしい味や香りを落としてしまうのです。

その産膜酵母と言われる白カビを、アルコールの殺菌力で予防しています。

アルコールを含んだ下記の3つが、“白カビ”を防ぐのに役立つ成分です。

  • 窒素(タンパク質の構成成分で旨味成分)
  • 発酵中に発生するアルコール(香り成分の1つ)
  • 塩(食塩水  発酵や旨味成分の一部)

アルコール濃度は醤油によって違います。

また下記の様な場合にはアルコールを添加します。

  • 製造過程で発生した醤油のアルコール濃度では殺菌力不足
  • 減塩醤油で塩分濃度を低くしているため殺菌力不足

いずれにおいても保存料などの添加物を使わず、雑菌の繁殖を防ぐために、アルコールを追加しますが、その際に使われるのはサトウキビ由来の醸造アルコールであることが多いです。

醸造アルコールとは?
醸造アルコールは、主にサトウキビを原料として発酵させた純度の高いアルコールのことを指します。サトウキビ由来の香りや味はほとんどなく、クリアな味わいをしています。

ちなみに、白カビは無害で食べても問題ないことから、昔の人は布にくくがせて使用していたとのことです!

現代だと・・・そして妊婦だと・・・尚更抵抗ありますよね(焦)

その他調味料に含まれる添加物

意外な事に

意外な事に

食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。

無添加物を謳っているお味噌の原材料ラベルには、

『大豆』と『米(麦)』と『食塩』3つですが、便利そうなだし入り味噌の原材料ラベルには、以下が記載されていました。

  • 調味料(アミノ酸等)
  • ビタミンB2
  • 保存料(ソルビン酸)

いずれの添加物も基本的には問題ないとされています。

ただ過剰摂取は添加物に限らず良くないので、意識しておくことは大切です。

調味料(アミノ酸等)

化学調味料の表示の際こう表記され、味噌本来の風味ではなく、人工的に作られた旨味成分

ビタミンB2

見た目を色鮮やかにするために使用。また、お味噌の色あいをキレイにするために、次亜硫酸ナトリウムという漂白剤が使用されることも。

■保存料(ソルビン酸)

腐敗防止剤として有名ですが、危険性が高いとの声が聞こえてきます。

他の添加物や食品成分との併用時に、化学反応の可能性について問題視されています。

また、ポン酢には以下の物質が含まれています。

果糖ぶどう糖果糖液糖

ジャガイモなどのデンプンから作られており、甘みが強く価格が安いのが特徴。

現在、急激に血糖値が上がることが懸念されている物質です。

hanamizuki
hanamizuki

私はどれも気になってしまうので、できるだけ原材料名をみて買うようにしてます。大丈夫って言われていても気になるなら避けるのもいいと思います。

醤油に含まれるアルコールはお腹の子供に影響ある?まとめ

醤油に含まれるアルコールは、濃度は高いですが、使用するのは少量なので、基本的には妊娠中でも問題ありません。

万が一気になる場合は、加熱することで、アルコール成分を飛ばせるのでおすすめです。

醤油に限らず、食品添加物は、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものがほとんどです。

体に良さそうな響きのモノでも、実は健康被害の懸念があったり、他国では禁止されていたりする場合もあります。

ついつい、お手頃価格で入手しやすい調味料ですが、特に妊娠中は添加物などを意識しておきたいですね。

今はネットで検索すれば、すぐに添加物について調べることができます。

すぐカゴに入れず、“無添加”等の記載がある別製品と比較するなどして、より安心できる商品を買えると良いですね!

妊娠中にお困りのことがあったら以下に記事も参考にして下さい。