妊娠期間中は体調が変化していくもの。
その中で、最初にやってくる変化が『つわり』です。
つわり中は、今まで大好きだったものが食べられなくなることがあります。
もしかしたら「つわり中は食べられるものが全くない」という方もいるかもしれません。
私もつわりがきつい方で、唯一飲めたのがグレープフルーツジュースでした。
ただつわりというのは、人によって症状が様々です。
そこで今回は、先輩ママ達がつわりの時でも食べられたものをランキング形式でご紹介します。
更に、つわり中の栄養補給やつわりを軽減する方法など、つわり中のあなたを助ける情報をご紹介したいと思います。
つわり中の食べものに困っているあなた。この記事を是非、最期まで読んでくださいね。
つわりの時に食べられたものTOP10
先輩ママ達が、つわりの時に食べられたものを1位からご紹介していきます。
ネットの口コミやママ友の情報を元に、ランキング形式でまとめました。
TOP10は納得のラインナップでした。
第1位 | 柑橘系の果物 |
第2位 | 炭酸水 |
第3位 | アイスクリーム |
第4位 | ゼリー |
第5位 | フライドポテト |
第6位 | ヨーグルト |
第7位 | うどん |
第8位 | トマト |
第9位 | パン・サンドイッチ |
第10位 | 野菜・果物ジュース |
どれもサッパリしたものが多い中、フライドポテトがランクイン。
それではひとつずつ見ていきましょう。
第1位 柑橘系の果物
1位は果物です。
さっぱりとした果物は、つわり中でも食べやすいという意見が多かったです。
中でも、レモン、みかん、いちご、グレープフルーツ、キウイなど酸味があるものが人気です。
食べたくなる香りという意見もありました。
第2位 炭酸水
2位は炭酸水です。
つわり中のムカムカが、抑えられるという人が多数。
レモンの風味の炭酸がいい、強炭酸がいいという二つの意見がありました。
どちらが自分に合うか、試してみてはいかがでしょうか?
どちらのタイプも無糖タイプが人気です。
第3位 アイスクリーム
3位はアイスクリームです。
のど越しの良さがおすすめです。
特にシャーベットやフルーツ系などのさっぱりとしたものを好む妊婦さんが多いようです。
人気があったのは『ガリガリ君』でした。
コスパの点でもおすすめです。
第4位 ゼリー
4位はゼリー。
これも、のど越しが良くてつわり中も食べやすいもののひとつです。
果物が入っていたり、ソーダ味があったりと、選べるバリエーションが豊富なのもゼリーの魅力ですね。
特に人気の高かったものは『みかん味・グレープフルーツ味』でした。
第5位 フライドポテト
5位は鉄板のフライドポテトです。
妊娠中、無性に食べたくなる人も多いよう。
塩分が気持ち悪さをすっきりさせてくれるという意見もありました。
ただ食べ過ぎると油で胃がもたれるという方も…。
良く食べていたのはマクドナルドのポテトという意見が多かったです。
第6位 ヨーグルト
6位はヨーグルト。
栄養補給のため、フルーツと一緒に食べるという方も多かったです。
ヨーグルトは冷えたものではなく、常温に戻した方が食べやすいという意見もありました。
また、牛乳などの乳製品を摂ると気持ち悪くなる方にはおすすめしません。
第7位 うどん
7位はうどん。
茹でるだけのうどんは、用意も簡単でつわり中にも手軽です。
温かいうどんよりも、冷たいざるうどんの方が食べやすいという意見が多いようです。
めんつゆだと気持ち悪くなるのでレモン汁やお酢で食べたという方もいました。
第8位 トマト
8位はトマト。
酸味とさっぱり感がつわり中におすすめです。
常温より冷やしたものがつわり中は食べやすいそうです。
第9位 パン・サンドイッチ
9位はパン・サンドイッチ。
甘いパンがよりも、ハード系のフランスパンやハムやツナマヨサンドを好む人が多いようです。
焼きたてパンはニオイがダメという方も多かったので、市販の食パンを使うといいと思います。
第10位 野菜・果物ジュース
10位は野菜ジュース・フルーツジュースです。
野菜そのもの、フルーツそのものはダメでもジュースなら飲めるという人も多かったです。
私が意外と飲めたのが『シークァーサー味』でした。
他の方はリンゴ・グレープフルーツ等が人気でしたね。
10位までランキングを紹介しました。最後に番外編として、2つ紹介します。
番外編① アーモンドフィッシュ
1つ目は、アーモンドフィッシュです。
なぜか、これが手放せなくなったという人がいました。
しかも栄養面でも優れているのがいい所。
アーモンドフィッシュは100g当り600〜750mgものカルシウムを摂取することができます。
その他に、赤ちゃんの体を作るのに必要な『たんぱく質・鉄』が多く含まれているのもおすすめのポイントです。
番外編② お餅
2つ目はお餅。
妊娠中、お米の匂いが苦手になる人は多いです。ですが、焼餅だけは食べられたという人がいました。
お餅はそのまま食べてもいいですし、お醤油やきなこといったアレンジも容易です。
ご飯に比べ、消化しやすいのもおすすめポイントです。
このランキングを参考に、あなたもつわり中に食べられるものを探してみてくださいね。
つわり中に食べられないと赤ちゃんが心配
ママの食べた食べものが赤ちゃんの栄養になる。だから、つわり中に食べられないのは心配。
こんなママの意見をよく聞きます。
でも、安心してください。
妊娠初期のつわり中、赤ちゃんはママが体の中に蓄えていた栄養で成長します。また、この時期の赤ちゃんは小さく、まだ多くの栄養を必要としません。
このため、妊娠初期の栄養はあまり心配しなくても大丈夫です。
ママの体調や体力を保つための食事を一番に考え、食べられるものを探し、しっかりと食べましょう。
つわり中はたくさん食べると気分が悪くなる人も多いので、少量を何回かに分けて食べるのがおすすめです。
カットしたフルーツやゼリーをおやつ用に持ち歩いている人も多いです。
あなたに適した方法で、つわりを乗り越えましょう。
毎日食べられるものが変わる人や、柑橘系の果物しか食べられなかったのに、次はやたらとフライドポテトが食べたくなったという人もいます。
急な変化にも焦らず、食べられるものを探してみてくださいね。
つわり中の栄養補給はどうする?
なかなか上手に食事がとれないつわり中。
どのように栄養補給をすればいいのでしょうか?
妊娠初期に必要な栄養素の一部、たんぱく質、カルシウム、葉酸について考えてみましょう。
実はこの栄養素、上の「つわりの時に食べられたもの」で紹介したもので、とれるんです。
たんぱく質は肉類や魚、大豆食品や乳製品に含まれています。
肉と魚が食べられなくても、豆腐やヨーグルトなど食べられるものを探してみましょう。
葉酸はフルーツにも含まれていますし、ブロッコリーなど野菜にも含まれています。
また、カルシウムはアーモンドフィッシュで手軽にとることができます。
もちろん、ヨーグルトなど乳製品にも含まれています。
つわり中は、こういった食べやすいものの中から栄養があるものを探してみるのがいいでしょう。
また、野菜を小さくカットしてスープを作ったら食べられたという方もいます。
調理方法に工夫をしてみるのも、つわり中の栄養補給にはいいかもしれませんね。
つわり中は作るより宅配を検討する
つわり中に多いのが、料理を作る時の匂いで気持ちが悪くなるという意見。
そこで、おすすめなのが宅配サービスです。
届いてすぐに食べられるので、つわりの敵ともいえる料理の匂いを気にしなくてもいいです。
また、妊娠中は急な体調の変化や体調が安定しないことも。
こういた時に宅配サービスをうまく使うと、体を休めることができていいですよね。
妊娠中は宅配サービスの中でも、栄養に考慮したメニューを定期配送してくれる宅配サービスがおすすめ。
お弁当、総菜だけなど選べて、冷凍した料理を配達してくれるサービスがほとんどです。
パパや小さいお子さんのいるご家庭であれば、ママの負担を大きく軽減してくれるでしょう。
ただし、定期配送サービスは週に何度と決める必要や入会金が必要な場合もあります。また、配送料がかかる場合や配送エリアが限定される場合もあります。
こういった点に注意しながら、自分にあった宅配サービスを見つけましょう。
つわりを軽減する方法
ここでは、簡単にできるつわりを軽減する方法をお教えします。
仕事中でも自宅にいても簡単にできるのは、ツボを押すことです。
手の平を上に向け、手首のしわから人差し指、中指、薬指の指三本分の場所に太い筋があり、筋の上にくぼみがあるように感じます。
これが、つわりの気持ち悪さに効く内関と呼ばれるツボ。
気持ち悪さを感じた時に、このツボを5秒から10秒ほど押してみましょう。
6回から8回ほど繰り返し押すとよいようです。
【つわりが辛い】先輩ママ達が食べられたものをランキング!まとめ
先輩ママ達がつわり中に食べられたもの、栄養補給についてなどを紹介してきました。
つわり中のあなた、食べられそうなものは見つかったでしょうか?
栄養補給も大切ですが、つわり中はとにかく食べられるものを見つけて、あなたの体調を一番に考えてくださいね。
つわりは、おおよそ15週から16週で終わる人がほとんどです。
今は辛いですが、この記事を参考に食べられるものを探して乗り越えてくださいね。
妊娠中にお困りのことがあったら以下に記事も参考にして下さい。