みなさんは「東京スカイツリー」を上ったことがありますか?
今や東京の中心部にそびえたつ「東京スカイツリー」ですが、既に完成してから意外と月日が経っているのです。
「東京スカイツリー」2012年の5月22日にオープンしたので、約8年前の出来事です。
しかし、その圧倒的高さと近未来的デザインにより、東京のシンボルとして存在しています。
今回はそんな『東京スカイツリー』についてご紹介していきます。
意外と知らない事実が多いはず!豆知識が増えるだけでなく、海外から来られた方に紹介する時のネタとしても使えますね!
東京スカイツリーの正式名称は?
ずばり、「東京スカイツリー」の正式名称は、「東京スカイツリー」なのです。
あれ?と思ったあなた、そうなのです。
オレンジ色に光る東京のもう1つのシンボルと言えば「東京タワー」ですよね?
「東京タワー」は、「東京スカイツリー」とは違った愛着があり、いまだに日本人に愛されている観光スポットの1つです。
しかし、「東京タワー」は正式名称ではないのです。「東京タワー」は愛称であり、正式名称は、「日本電波塔」です。
メディアなどでも、「東京タワー」と呼ばれているので正式名称と思いがちですが、そうではありません。
このように愛称と正式名称は異なるものだと考えてしまうのですが、
「東京スカイツリー」はこれが正式名称となります。
メディアのおかげなのか、私たちの認識でも「東京スカイツリー」としてあるので、覚えやすくてとても良いですよね。
では、なぜ「東京スカイツリー」という名前が付いたのでしょうか?
2012年の出来事になるので、忘れている方や当時まだ小さい人は詳しい情報を知らない方も多いはずです。
詳しく掘り下げていきましょう!
東京スカイツリーの役割
東京の観光スポットとなっている「東京スカイツリー」ですが、本来として地方デジタル放送の送信する役割があります。
近年、超高層ビルの建設が進み、地方デジタル放送の送信に影響がでています。
また、2006年に開始されて、誰もが利用していた「ワンセグ」のエリア拡大も狙ったためです。
今は、iPhoneといったスマホが流行っているので、ワンセグの利用は少ないですが、
それでも、東京を中心とする高層ビルの建設ラッシュは止まることがありません。
「東京スカイツリー」は見た目の華やかさだけでなく、そのデザインと構造には日本の伝統と最新技術が駆使されています。
実際に訪れた方は分かりますが、タワーの足元は三角形で支えられており、これは最少の数でありながらも安定を確保できる合理的な形状となっています。
その足元から、「東京スカイツリー」の上部に行く毎に、タワーの形が円形に変化していきます。日本建築の「そり」や「むくり」を意識しており、自然な曲線美が描かれています。
何とも言えないやさしさを感じ、634mの高さがありながらも圧迫感を感じさせないデザインはさすがとしか言えません!
見たことない方は、実際にタワーの足元から上を眺めてくださいね!
東京スカイツリーの名前の由来
高さ634mを誇る「東京スカイツリー」は自立式電波塔として高さ世界一です。
「東京スカイツリー」の名前の由来は、「空に向かう大きな木」をイメージして付けられています。
大きい木のように、そこの人々が集まって、心を寄せ合う場所にしたいという願いが込められています。
「人に地球にやさしい、豊かなコミュニティ」を目指した、押上の町全体の開発コンセプトにも沿うように「東京スカイツリー」自体のデザインがされています。
東京のシンボルであり、自立式電波塔でありながらも、「ヒト」や「モノ」、「コト」が豊かになることを大切なポイントとして、設計されてきました。
東京スカイツリーと名付けられた経緯
「東京スカイツリー」と名称が決まるまでにも、歴史があるのです。
「東京スカイツリー」と決定するまでは。「新東京タワー」と呼ばれていました。
しかし、現存する「東京タワー」とは全く関係のないものでしたので、「新東京タワー」とつけるにはいかなかったと言われています。
そのような中で、話題づくりもあり、正式名称の一般公募を行いました。結果、1万8606件の案が応募されました。
その中から、6つの候補まで絞り込まれました。
「東京スカイツリー」、「東京EDOタワー」、「ライジングタワー」、「みらいタワー」、「ゆめみやぐら」、「ライジングイーストタワー」です。
その中から、インターネットを通じて一般投票が行われ、一番数を集めた「東京スカイツリー」へと決定いたしました。
みなさんは、どれが良かったですか?
日本らしい名前や、グローバルにも使えそうな名前など幅広く集まっていますね。
他の名称に比べて「東京スカイツリー」は東京の名称も入りつつ、シンプルで分かりやすいのが多く投票が集まったポイントになりそうですね。
ちなみに、一般公募では、「大江戸タワー」「さくらタワー」なども多く集まっていたらしいのですが、既に商標登録がされており、使用できなかったという裏話もあります。
名前を1つ決めるのも、想像よりも大変そうですね。現代では多くの名前が商標登録されてしまっているので、オリジナルの名前かつ親しみやすくするのは、意外と頭を使うかもしれませんね。
東京スカイツリーには正式名称がある!?まとめ
今回は、「東京スカイツリー」の名称を中心とした詳しい情報を紹介いたしました。
今や、東京のシンボルである「東京スカイツリー」ですが、長い歴史を経て今の形になっています。
いっけん見た目だけでは分かりづらいですが、細かなところで日本の建築技術や最新技術が盛り込まれています。
美しくそして安全性も担保された、世界一高い自立式電波塔として、これからも東京の観光スポットとしてにぎわってほしいですよね。
これからも、東京はどんどん開発されていきますが、「東京スカイツリー」のように、町全体の「ヒト」や「モノ」、「コト」すべてが尊重されるような建設物や開発が行われるといいですね。
変わらずに「東京スカイツリー」はあなたの近くで、様々な色に光りながら応援してくれます。この記事を読んで「東京スカイツリー」を思い出したあなたは、ぜひ人混みを避けながらも、訪れてみてください!新しい発見ができると思いますよ!