みなさんの生活に欠かせないもののひとつUSB。
パソコンやスマートフォンに保存されたデータを保管するために、USBメモリを使用している人もたくさんいると思います。
スマートフォンなどの充電でUSBケーブルを使用している人も多いはず。
なにかと耳にするUSBですが…
実際のところUSBってなに?と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回はUSBとUSBメモリの違いから、USBの種類までを紹介していきたいと思います。
USBメモリの正式名称は?
正式な場面では「USB flash drive」と呼ばれることが多いです。
しかし、日常的な場面では「USB drive」「USB stick」「USB flash」などと呼ばれることも多く、様々な呼び方で呼ばれているためか、正式名称はあまり知られていません。
USBの正式名称は?
USBの正式名称は「Universal Serial Bus」です。
ユニバーサル シリアル バスと読みます。
この単語の頭文字を取ってUSBと呼ばれています。
直訳すると『万能でひと続きの母線』という意味になります。
逆に分かりづらいですね。
USBとUSBメモリの違い
どちらにもUSBと言う単語が入っていますが、USBとUSBメモリの違いは何なのでしょうか?
まずUSBがなにかというと、接続機器の規格の1つです。
パソコンにマウスを有線で接続する際に、マウスとパソコンをつなぐ規格の名前という感じでイメージしてもらえればと思います。
そのUSBという規格を使用して、パソコンなどのデータを保存する記憶装置がUSBメモリです。
USBメモリのメリット・デメリット
パソコン上のデータの保存や移動に使用している人が多いUSBメモリですが、いい面もあれば気をつけないといけない面もあります。
手のひらで包めるサイズのため、手軽に持ち運べるのが一番のメリットです。
また、日本製・海外製と様々なメーカーが出していることで、コスパがいい商品が多いことも選ばれる理由です。
そんな便利なUSBメモリですが、持ち運びやすい小ささが紛失しやすいというデメリットにもなっています。
さらに、USBメモリには寿命があり、使用せず放置しているだけでも劣化していきます。
寿命を迎えたものはデータが消えてしまったり、パソコン側で認識できなくなったりするので、長時間の保存やバックアップには使用しないようにしましょう。
メリット・デメリットを下記にまとめると。
USBはどんなモノに使われる?
様々な場面で見かけることが多くなったUSBですが、現在パソコンに有線で接続する周辺機器の規格はUSBにほぼ統一されています。
パソコンの周辺機器だけでなく、デジタル家電やスマートフォンやタブレット、充電ケーブルなどとしても使用されています。
今は無線やUSBになったけど、昔はプリンターなどはプリンターケーブルという大きな端子が付いていました。
USBにはどんな種類がある?
一概にUSBと言っても様々なタイプがあります。
それらをいくつかご紹介します!
使用するデバイス(電子機器)によっては差し込み出来ないというものもあるので、一度確認しておくといいと思います。
USB Type-A
パソコンに接続する際の標準的なコネクター。
ほとんどのパソコンにこのコネクターを接続できるポートが搭載されています。
一般的なUSBの端子です。
USB Type-B
プリンターやスキャナーなどの周辺機器をパソコンに接続する際によく使用されるコネクター。
写真の右側の正方形の端子が「Type-B」になります。
USB Type-C
新しい規格として制定されたコネクター。
Apple社のMacBookをはじめ、一部の最新ノートパソコンで使用されています。
最近のAndroidスマートフォンにも搭載されており、見かける場面が増えています。
他のタイプと違い上下の区別がなく、どちらから挿し込んでも挿さるのが特徴です。
Mini-USB Type-B
最近はあまり見かけなくなった、デジタルカメラなどの接続に使われていたミニバージョンのコネクタです。
写真の右側の小さいほうの端子です。
「Micro USB2.0 Type-B」「Micro USB3.0 Type-B」
ひとつ前に紹介した「Mini-USB Type-B」をベースに小型化させたものです。
丈夫さが増しており、抜き挿しした際の耐久性がかなり高くなっています。
USB2.0とUSB3.0はコネクター形状が違うものになっており、Micro USB2.0 Type-B(画像上)はUSB Type-C(画像下)が出てくる前までのAndroidスマートフォンやタブレットで使用されていました。
現在でも一部のスマートフォンやガラケー、電子機器の充電ケーブルなどで使用されています。
USBメモリの正式名称は?まとめ
よく見かける長方形の端子だけでなく、様々なUSBを使用したアイテムが私たちの生活を支えてくれています。
端子の形でそれぞれ名前が違うため、事前に調べておかないと、使えなかった!という事態になってしまうこともあります。
USBを使用した機器を使用する際は、自分の求めているタイプがどれなのか、しっかり把握してから買うようにしましょう。
その中でも特に使用頻度の高いUSBメモリは、その利便性の高さだけでなく、データの長期保存には向かないというデメリットもありました。
仕事などの大事なデータや、思い出の写真などを保存したまま放置して、データが消えてしまわないよう気をつけてくださいね!
データの長期保存にはクラウドサービスなどおすすめですよ!!