今も昔も赤ちゃんの定番おやつは、たまごボーロですよね。
サクサクでとろけるような口あたり。赤ちゃんにも食べやすいお菓子です。
赤ちゃんがおやつを食べられるようになったら、赤ちゃん用のたまごボーロをあげようと考えている方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃん用のたまごボーロは、ベビー用品のお店で売られていることが多いです。
でも、スーパーなどで売られている普通のたまごボーロもありますよね。
ここで迷ってしまう方が、意外と多いんです。
普通のたまごボーロはいつから食べていい?
赤ちゃん用と普通のたまごボーロは何が違うの?
これがわからないと、どちらを買えばいいかわかりませんよね。
卵と聞いて、アレルギーの心配をしている方もいるかもしれません。
今日は、たまごボーロを食べてもいい時期、たまごボーロの選び方と注意点、そして、アレンジレシピもお教えします。
赤ちゃん用たまごボーロは7か月が目安!
赤ちゃん用のたまごボーロのほとんどは、7か月頃を目安に食べることができます。
7か月といえば、離乳食中期。少し硬いものを食べられるようになってきた頃ですね。
では、普通のたまごボーロはいつから食べられるのでしょうか?
これは、離乳食が完全に終わった1歳半から2歳頃が目安とされています。
この時期の差には、赤ちゃん用と普通のたまごボーロの違いが関係しています。
普通のボーロと赤ちゃん用との違い
赤ちゃん用のたまごボーロは、離乳食期の赤ちゃんが食べられほど非常に柔らかく、口の中でもよく溶ける食感。
砂糖も普通のたまごボーロに比べて少なめで、味も薄め。
一方、普通のたまごボーロは、大人も楽しめるくちどけの良さです。
砂糖も多めで味も濃いめに作られています。
赤ちゃんの味覚や体は発達段階。味の濃いもの、砂糖の多いものは避けた方がよいとされています。
また、離乳食が終わらないうちに普通のたまごボーロを与えると、飲み込めずに危険な場合もあります。
たまごボーロを選ぶ際は、年齢に合ったものを選ぶようにしましょう。
普通のボーロと赤ちゃん用の違い
- ボーロの固さ
- 砂糖の量
ただし、赤ちゃんの成長には個人差があります。
7か月でも離乳食が進んでいない場合など、たまごボーロを食べさせないほうがよい場合もあります。
成長に応じて、赤ちゃん用のたまごボーロを与えるかどうか、判断するようにしてくださいね。
また、赤ちゃん用たまごボーロは、メーカーや製品により与えていい年齢が異なる場合があります。購入の際にはパッケージなどでご確認をお願いします。
たまごボーロの選び方
赤ちゃん用のたまごボーロを選ぶ時のポイントは、原材料と形状です。
ボーロの原材料を見る
まずは原材料から説明します。
たまごボーロを選ぶ時は、原材料を見てください。
卵を離乳食で始めたばかりの赤ちゃんには、原材料に卵黄と記載されているたまごボーロを選ぶようにしましょう。
これは、卵の白身にアレルギーを起こすことが多いからです。
たまごボーロには、その名の通り卵が入っています。
実は同じ卵でも、たまごボーロには卵黄だけを使っているもの、卵(全卵)、つまり卵黄と白身を使っているものの二種類があるのです。
ただし、卵黄にアレルギーがある赤ちゃん場合は、たまごボーロはあげないでくださいね。
離乳食で卵を食べ進め、白身を食べても問題がなければ原材料が卵となっているたまごボーロを赤ちゃんにあげても大丈夫です。
なお、卵をまだ食べていない赤ちゃんには、たまごボーロを食べさせないほうがよいでしょう。
ボーロの形状は子どもの成長にあわせて
続いて、形状について説明します。
赤ちゃん用のたまごボーロには、小さめのものからスティック状のものがあります。
離乳食を始めたばかりなら、小さめのもの。
慣れてきたら普通の大きさのもの。
そして、物を握って自分で食べるようになったらスティック状のもの。
こんな風に赤ちゃんの成長に合わせて、形状でたまごボーロを選ぶといいでしょう。
固さも徐々に固くなっていくので、食べた感じを見ながら段階的に試していきましょう。
たまごボーロを食べさせる時の注意
たまごボーロを食べさせる時には次の2点に注意してください。
- アレルギー
- 誤飲・のどの詰まり
注意点① アレルギー
1点目は、アレルギーです。
先に卵アレルギーに関係した、たまごボーロの選び方を説明しました。
ただし、離乳食で卵アレルギーが出なくても、突然、卵アレルギー症状がでる場合もあります。
最初は一粒だけなど、少量から食べさせるのがいいでしょう。
また、離乳食で卵黄を始めたばかりなら、たまごボーロとは別々の日に食べさせましょう。
同じ日に食べた場合、アレルギー反応が離乳食とボーロのどちらから出たのかがわからなくなってしまいます。
また、ボーロに入っている別の成分でもアレルギーが出る可能性はあります。
たまごボーロを食べさせる際には、しばらくは赤ちゃんから目を離さないようにしたほうがいいですね。
注意点② 誤飲・のどの詰まり
2点目の注意点は、のどに詰まらせてしまう可能性です。
赤ちゃん用のたまごボーロは、口の中で溶けて食べやすいです。
でも、溶けないうちに飲み込んでしまうと、のどに詰まってしまう可能性があります。
与えた分をたくさん口に詰め込む場合もあります。
あげる数に注意し、赤ちゃんが自分でちゃんと食べられるようになるまでは目を離さないように注意してくださいね。
なお、アレルギーについて心配な方、たまごボーロの赤ちゃんへの与え方が気になる方は、かかりつけ医などに相談してみてください。
たまごボーロのアレンジレシピ
袋にたくさん入っているたまごボーロは、余ってしまうこともありますよね。
そんな時は、アレンジして食べましょう。
ここでは、簡単にできるたまごボーロのアレンジレシピを紹介します。
チョコたまごボーロ
まずは、大人向けのアレンジレシピ「チョコたまごボーロ」から。
最初にチョコレートを湯煎して溶かしておきます。
そこにたまごボーロを入れて、一粒ずつチョコレートでコーティングして乾かします。
チョコレートが固まったら食べてください。
簡単ですが、おいしいですよ。
たまごボーロヨーグルト
次に、子どもも大人も楽しめる「たまごボーロヨーグルト」
たまごボーロを袋などに入れてたたいて砕きます。
砕いた卵ボーロをヨーグルトに混ぜれば、完成です。
赤ちゃん用のヨーグルトに混ぜれば、赤ちゃんも食べられます。
いかがでしょうか?
どちらも、とても簡単ですよね。是非、試してくださいね。
普通のたまごボーロはいつから食べていい?まとめ
卵ボーロを食べられる時期、選び方や注意点などを説明してきました。
あなたのたまごボーロについての疑問は解決したでしょうか?
たまごボーロは大人も食べられるおやつです。
私も子どもが小さい時には、よく一緒に食べました。
最初は、少し前までミルクしか飲めなかったのに、もう一緒におやつタイムを過ごせるんだと感動したのを覚えています。
紹介したアレンジレシピなら、ますます大人も楽しめます。
あなたも、赤ちゃんと一緒にたまごボーロで楽しいおやつタイムを過ごしてくださいね。