すっかり自炊する事が多くなった2年目のコロナ渦ですが、肉のハナマサのお肉は買ってはいけないという噂をご存知ですか?
なぜそんな怪しい噂が流れるのでしょうか。
実は買ってはいけない理由は、悪い意味ばかりでもないのです。
ではどんな噂があるのでしょうか?見ていきましょう。
- 肉の量が多すぎる
- 調味料も使い切れない可能性が大
- ブラジル産に注意!
- 安い肉は危険
- チーズも多すぎて使い切れない可能性が大
『産地』のことから『お肉の量』と様々な噂があります。
もともと肉のハナマサは業者さんも使うため、全ての食材が大容量で販売しています。
その結果、個人宅で使用する場合には不向きなものも多いようです。
一つずつ解説していくので、ぜひ最後まで読んで下さいね。
肉のハナマサで買ってはいけない理由
肉の量が多すぎる
肉のハナマサの最大の特徴ではありますが、肉の量が多すぎます…。
勿論、安くて沢山のお肉が手に入るのですから喜ばしい事なのですが、如何せん量が多くて、使い切れない事が多いです。
冷凍保存しておけば腐る可能性は低いですが、入りきらないといった声もあります。
お肉は冷凍してしまうと冷凍やけをおこす事も。
できれば美味しい状態で食べたいですよね。
大家族だったり、お肉を毎日食べるご家庭には向いていますが、週に1〜2回程度しか食べない様なご家庭では食べきれないでしょう。
それが買ってはいけないと言われる理由の一つです。
調味料も使い切れない可能性が大
肉のハナマサで売っている、業務用調味料も大容量です。
ついついお肉と一緒に買ってしまいますが、こちらも量が多すぎて使い切れないケースもあります。
同じ味付けで、同じお肉の部位を食べるのは正直飽きてしまいます。
味付けを替える為に、他の調味料を購入した所で全てが大容量なので持て余してしまうでしょう。
コスパはいいのですが、実際に食べる事を想定すると買う事をためらってしまいますね。
ブラジル産の鶏肉に注意!
ブラジル産だけではなく、外国産のお肉には特に注意が必要です。
国産が安心なのは、抗生物質やホルモン剤を過剰に摂取したお肉は売られている事が少ないからです。
国ごとに定めている基準が違うので仕方がないのですが、ブラジル産は、2000年代初頭に抗生物質やホルモン剤を過剰に摂取したお肉をアメリカに輸入しようとしていました。
しかし、アメリカは輸入を安全面を考慮して輸入を停止。
その結果、ブラジル産は日本に輸入する方向へとなったのです。
2000年代初頭から既に20年も経過していますが、油断は禁物です。
遠く離れたブラジルから輸入しているので、輸送コストは当然高くなります。
それなのに日本の国産よりも遥かに安いという事は、とても不安な要素のひとつです。
安い肉は危険
上記のブラジル鶏肉と同じ様な理由で、アメリカ産の牛肉も注意が必要です。
アメリカ牛は国産の牛肉に対して最大値600倍のホルモン剤の残留濃度が高いという研究の結果もあります。
また、安いお肉を買っても硬かったり、歯応えや味がイマイチだと食べても満足できません。
美味しければ良いかもしれませんが、味や食感がイマイチな安い肉を大量に買うメリットは見当たりません。
チーズも多すぎて使い切れない可能性が大
肉のハナマサで発売しているチーズも、量が多すぎて使い切れない可能性が大です。
業務用のグルゴンゾーラチーズやパルメザンチーズなど、お手頃な価格で買えるのは非常に嬉しいです。
またとてもチーズが好きな人には向いていると思います。
しかし、大抵の人は毎日チーズを食べないですよね?
沢山の量のチーズを購入しても使い切れず、冷蔵庫でカビてしまう可能性があります。
使い切れない分を冷凍しておくこともできますが、解凍したら直ちに消費する様にしてください。
大家族のご家庭や大人数で集まって、チーズ料理を作る予定がある時以外は、肉のハナマサのチーズを購入するのはおすすめしません。
肉のハナマサのお肉の安全性は?
国産のお肉と外国産のお肉の安全性の違いは、どこにあるのでしょうか?
それぞれの国の規定が違いますので、一概に比較することは難しいですが、日本の国産肉の基準は、世界の中でもトップクラスです。
産地偽造などのスーパーも以前ニュースになりました。
国産と書いてあるから完全に安全というわけではありません。
しかし、一般的に国産牛には、ホルモン剤や抗生物質の量が他の外国に比べて少ないです。
アメリカでは、一定量の抗生物質を注射したり、飲み水、エサなどに混ぜることは許可されています。
ホルモン剤に関しても、家畜の成長を促すために投与していきます。
品種ごとに認められているホルモン剤の種類が違いますが、基本的にはホルモン剤が投与されていますので、注意が必要です。
当然、ブラジル産を初め、外国産の肉を取り扱っているハナマサのお肉は格安ですが、安全だとは言い切れません。
リスクを知った上で、ご自身で購入するかどうかを決めましょう。
知らなかったでは済まないやばいお肉事情
国産の抗生物質、ホルモン剤の基準を説明します。
国産牛における抗生物質は、エサに混ぜる“飼料添加物”としての利用と“動物用医薬品”としての2点での利用が認可されています。
飼料添加物は、家畜の病気の予防や成長促進としての目的でエサに混ぜられます。
動物用医薬品は、家畜の病気の治療が目的です。
飼料添加物としての抗生物質には、20種類ほどが認可されています。
牛と同様、屠殺前7日間は家畜の体内に抗生物質が残さないため使用禁止です。
ホルモン剤は、1960年代から虚勢牛の成長を促進するためにホルモン剤が使われていました。
動物用医薬品としてのカテゴリーで承認されていて、使用していました。
しかし、1998年度には、中止されました。
現在は、ホルモン剤を使用して家畜の成長を促進させることは禁止されています。
国産肉は、原則としてホルモン剤を使用していませんが、オージービーフでおなじみのオーストラリアでは、オーストラリア牛のうち、40%の牛肉にホルモン剤を使用しています。
抗生物質の使用量が多いと言われているブラジルですが、どのぐらいの量の抗生物質が使用されているのかは、データが公開されていません。
有機ヒ素の添加物投与が認められているブラジルですから、発ガン性物質の可能性もあります。
E U用に飼育されたブラジル産の鶏肉には、抗生物質を摂取していない鶏肉のみが輸入されているそうです。
そうは言っても、他の国用へのブラジル産のお肉には、抗生物質が使われているのですから、どこで混入するかもわかりません。
また、使用率、使用量に関する情報もほとんど入ってきません。
お肉を選ぶときは、『知らなかった〜!』では済まされないので、きちんと産地を調べて、自分や自分の家族や大切な人のために、身体に害のない食材を揃える事が非常に重要です。
お肉が安く買える理由
そもそも、どうして肉のハナマサは、安くて大量のお肉が売っているのでしょうか?
答えは簡単です。大量に仕入れをする事でコストを削減して安く消費者に売る事ができるのです。
しかし、大量に仕入れるということは、いつも新鮮なお肉が揃っているとは限りません。
中には、なかなか売れずに売れ残っているお肉も必ずあるはずです。
また、昨今のインフレで、輸送コストやガス代もとても値上がりしています。
その中で激安の価格をキープするのには、大量仕入れ以外にもお肉そのものの価格が低いものが使われています。
お肉を安定して安く出荷する為には、上記の様なホルモン剤や抗生物質の投与は必要不可欠。
安く買える理由をご自身でよく考えてみて下さい。
肉のハナマサでおすすめの商品とは?
肉のハナマサという店舗名なのに、おすすめできる商品は残念ながらお肉ではありません。
しかし、シーフードミックスなど冷凍で保存できるものは、かなり優秀です。
ちょっと具を足したいときに大助かりのシーフードミックスや、天然で安心の冷凍天然海老などは、お肉よりは安心して購入する事ができます。
また、冷凍で売られているので、そのまま冷凍庫で保存して使う分だけ解凍して使うので便利です。
冷凍天然海老は、ちょっとフライをしたい時や、天ぷら、チャーハンの具など、困ったときのお助け食材に使いやすいです。
肉のハナマサで買ってはいけない?まとめ
今回は、肉のハナマサの外国産のお肉について検証しました。
外国産は、国産肉よりも抗生物質やホルモン剤を使用している頻度が非常に高いのでおすすめ出来ません。
できる事なら肉のハナマサでお肉を購入しない方が良いと思います。
安いからには、理由があります。
自分や大切な家族の健康を守るためには、産地をきちんと確認してお肉を買う習慣ができるといいですね!