TUMIのバッグはビジネスシーンで人気のバッグ。
通勤の電車の中や街中で、TUMIのビジネスバッグを持っているビジネスマンを必ずと言っていいほど見かけます。
仕事用にTUMIのビジネスバッグの購入を検討している方もきっと多いですよね。
でも、TUMIのバッグにはダサいという意見もあるよう。
購入を考えているのにこうした意見があると、悩んでしまう人もいるでしょう。
そこで、今回はTUMIのバッグがダサいと言われる理由を調べてみることにしました。
また、使う前に確認しておくとよいTUMIのバッグの特徴や種類も紹介していきます。
TUMIがダサいと言われる理由
口コミを調べてみたところ、TUMIのバッグがダサいと言われる理由は、主に3つです。
- 黒い
- おじさんくさい
- デザインがかっこ悪い
こうした口コミを書いている年代は若い20代~30代前半の人が多いよう。
また、TUMIの愛用者は30代半ばあたり~50代あたりが多いようです。
こうした点から私なりにTUMIのバッグが若い世代にダサいと言われる理由を分析してみました。
仕事をしていない、もしくは仕事を始めたばかりの20代・30代前半の若い世代にとってはバッグ=ファッションの一部。
だから、黒い色が多くなりがちなビジネスバッグであるTUMIはダサく感じてしまうはず。
また、TUMIのバッグは仕事で使いやすいようにポケットが多く、書類やパソコンを運びやすく作られています。
このため、TUMIのバッグはデザインよりも機能性を重視したものが多い傾向にあります。
それで、若い世代にはデザイン的にダサいと感じてしまうのではないのでしょうか。
おじさんくさいと言うのは、TUMIのバッグを持っているのが主に中年世代であるせいでついたイメージでしょう。
一方、TUMI愛用者が多い30代半ば~50代は仕事では中堅どころとなり、仕事をバリバリこなしている頃。
この世代ともなると、バッグ=仕事道具のひとつと見ることも多く、ビジネスバッグにはデザインより機能性を重視することが多いよう。
だから、30代半ば~50代にはTUMIのバッグをダサいという意見が少ないと考えられます。
TUMIの特徴や歴史
ここでは、TUMIのバッグの歴史と特徴を紹介します。
TUMIの歴史
TUMIは1975年アメリカで設立したブランド。
創業者は南米の青年平和部隊で活動をしていた チャーリー・クリフォード。
TUMIという名は、ペルーの偶像にちなんで名付けられました。
TUMIは82年に発表したナイロン製のトラベルバッグをヒットさせます。
そして、86年にはソフトブリーフケースを発表で知名度を高めました。
当時は革製のビジネスバッグが主流。このソフトブリーフケースは画期的なものだったそうです。
その後、TUMIはヨーロッパへ進出。ビジネスバッグのメーカーとしての地位を高めていきます。
93年には、トゥミホイール・ア・ウェイインラインスケートを発表。
このバッグは、現在もビジネスバッグの代名詞的存在として知られているキャスター付きビジネスバッグです。
アジアにも進出し、2000年には日本に店舗をオープンさせました。
2012年にはニューヨーク証券取引所に上場しています。
このようにTUMIは世界的なビジネスバッグのブランドとして成長をしてきました。
TUMIの特徴
TUMIの特徴は下記の3点だと言えるでしょう。
1・耐久性
TUMIの多くのバッグは、防弾チョッキにも使われているバリスティックナイロンというナイロンでつくられています。
このナイロンは通常のナイロンの5倍の強度があるとされる素材。
このため、TUMIのバッグの特徴は耐久性に優れ、十年経っても使っているという人もいるほどです。
2・紛失しても安心の仕組み
TUMIのバッグには、ひとつひとつにトレイサー番号という番号が刻印されています。
この番号をTUMIのサイトに登録する仕組みが、トレイサープログラム。
この仕組みは、飛行機で他人のTUMIのカバンを自分の物だと思い持ち帰ってしまったという時などに活用されています。
勘違いして持ち帰ったカバンに気付いた人がTUMIのセンターに電話をかけると、TUMIが登録されたトレイサー番号を確認し、所有者を見つけてくれます。
カバンを置き忘れた時も、置き忘れたカバンに気付いた人の連絡でカバンが見つかることもあるそうなので、安心の仕組みですよね。
3・パーツ・デザインのこだわり
TUMIはビジネスバックをより機能的にするために、特許取得のパーツの使用や独自のデザインの採用をしています。
たとえばセキュアー・スライド・ショルダートラップアタッチメントは、独自のデザイン。
このデザインは、バッグの使用中にストラップのクリップが外れないようにスライド式カバーを採用したものです。
TUMIのバックの種類
TUMIのビジネスバックは大きく分けて次の2種類です。
- 手持ちとショルダーストラップを利用し肩掛けで使う通常のビジネスバッグ
- 手持ちと肩掛けに加えリュックとして使える3WAYのビジネスバッグ
最近は、3WAYのビジネスバックが人気のようです。
また、TUMIのビジネスバッグには色々なシリーズがあります。
上のどちらの種類も様々なシリーズで発売されています。
そのうちで特に人気のシリーズを2つ紹介します。
・ALPHA3
TUMIの代表的なモデルで、以前発売されていたALPHA、ALPH2を改良したシリーズです。
シリーズの中で収納力や素材、デザインの違いにより様々なバッグがあります。
・ALPHA BRAVO
ALPH3はオーソドックスなブラックが基本。
でも、ALPHA BRAVOはカラーバリエーションが多く遊び心を取り入れたシリーズです。
素材もバリスティックナイロンだけでなくポリエステルのものあり、ALPHA3に比べ、デザイン性を重視しているシリーズだと言えます。
TUMIがおすすめの人
紹介してきたように、TUMIは独自のパーツやデザインにこだわっていることからビジネスバックとしての機能は大変優秀です。
このため、どんなビジネスマンにもおすすめできるカバンだと言えます。
ただし、バッグを持ったまま移動することが多い方やバッグ本体の重さが気になる方にはおすすめできません。
それは、TUMIのカバンに使用されているバリスティックナイロンが通常のナイロンより重いから。
収納のポケットが多いTUMIのバッグは使われている生地も多く、バリスティックナイロンの重さが際立ってしまうようです。
TUMIのバッグがダサい理由とは?まとめ
TUMIのバッグがダサいと言われる理由を説明してきました。
TUMIのバッグはデザイン性よりビジネスバッグとしての機能を追求したバッグ。
このため、バッグにデザイン性を求める20代~30代前半の若い世代にはダサいと感じてしまうようです。
しかし、TUMIのバッグは独自のデザインや特許を得たパーツ、耐久性に強いバリスティックナイロンを使用しているなど他にはない技術面での魅力を持っています。
ダサいと思っているあなたも一度TUMIのバッグを使ってみると、TUMIの魅力に気づくかもしれませんよ。