PayPayのチャージ画面で「10000円」の金額の横に「おすすめ」という表示があることに、疑問を持っている利用者も多いのではないでしょうか。なぜ10000円が推奨されるのか、その背後にはどのような理由があるのでしょうか。
本記事では、PayPayがユーザーに10000円のチャージを推奨する理由について考えました。
一見すると、10000円をチャージすることに特別なメリットがあるわけではないように思えます。しかし、企業側、利用者側にもそれなりのメリットがあるのです。
なんとなく10000円を選択していた人も、10000円以外を選択していた人も、本記事を参考にチャージする金額を考え直してみてはいかがでしょうか。
本記事では、おすすめのチャージ方法やチャージ金額の最低・最高金額、PayPayをお得に使う方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
PayPayチャージのおすすめが10000円なのはなぜ？
PayPayのトップページでチャージを押すと、チャージ金額を決定する画面が表示されます。
ここで「・・・」を押すとチャージ金額を選択できるのですが、10000円の横に「おすすめ」と表示されます。そのため、なぜ10000円がおすすめなのか疑問に思った人も多いのではないでしょうか？
PayPayのチャージ金額、10000円のところに「おすすめ」とありますが実は10000円にしたからと言って特にメリットはないとされています。
ただ、10000円がおすすめとなっていればPayPayの企業側として、少しでもチャージ金額の総額を増やすことができますね。
また、選択肢が多いとどれを選べばよいか分からないという利用者も「おすすめ」とあったら選びやすいです。
しいておすすめの理由を挙げすとすれば、そういった理由から敢えて少なすぎず多すぎない10000円をおすすめとしているのではないでしょうか。
【2024年】PayPayのチャージ方法でおすすめは？
PayPayで10000円のチャージがおすすめな理由が分かったところで、どのようにチャージをするとお得なのか気になったのではないでしょうか？
そこでPayPayのチャージ方法の種類とその中のおすすめを紹介します。チャージ方法の一覧は以下のとおりです。
- おすすめはPayPayカード
- その他のクレジットカード
- 銀行口座
- ATM
- ソフトバンク・ワイモバイル
- ヤフオク！・PayPayフリマの売上金
おすすめはPayPayカードでPayPayにチャージ
PayPayにチャージする方法として最もおすすめなのがPaypayカードからチャージする方法です。この方法が唯一Paypay残高に直接チャージできる方法です。
またPayPayカードなら登録する竹で、チャージをしなくてもPayPayが使えるのもメリットです。チャージする煩わしさがありません。チャージしない方法をPayPayクレジットといいます。
独自のポイントアップシステムである「Paypayステップ」が適用され、最大で1.5パーセントもの還元が得られるのもメリットです。
更にPaypayカードだけに適用できる特典も定期的に提供されているので、最大1000パーセント還元などの大きなメリットが受けられることもあるのです。
その他のクレジットカードでPayPayにチャージ
わざわざPaypayカードを作るのはちょっとという方は、その他のクレジットカードでPaypayにチャージすることもできます。
リクルートカードや楽天カード・P-oneカードStandardやMUJIカード・エポスカードにワタミふれあいカードといった年会費無料で無条件のカードが使いやすいため、特におすすめです。
PayPayカード以外のクレジットカードでもチャージは不要ですが、もらえるポイントが少なくなるのがデメリットです。
銀行口座からPayPayにチャージ
銀行口座からPayPay残高にチャージすることも可能です。
チャージはPayPay銀行だけでなく、三菱UFJ銀行や三井住友銀行・ゆうちょ銀行などの大手銀行はもちろん全国の地方銀行・信用金庫・ネットバンキングまで760以上もの金融機関をご利用いただけます。
PayPay残高が少なくなったら銀行口座よりチャージといったちょっとした手間が必要となるからこそ使い過ぎを防ぐことができます。
ATMからPayPayにチャージ
現金をセブン銀行やローソン銀行のATMを通じてチャージすることもできます。セブン銀行やローソン銀行の口座を持っていなくても大丈夫です。
PayPayにて本人確認をしていれば、PayPay残高の出金もできます。
ソフトバンク・ワイモバイルからPayPayにチャージ
ソフトバンクやワイモバイルの携帯電話ユーザーであれば「まとめて支払い」を利用すると良いでしょう。月々のスマホ利用料金とまとめて支払うことができます。
PayPayのために口座登録などの手続きは不要です。ソフトバンクやワイモバイルの携帯電話ユーザーなら、手間がかからないのがメリットです。
ただし、毎月2回目のチャージから手数料2.5%が発生するのがデメリットです。
ヤフオク！・Yahooフリマの売上金からPayPayにチャージ
ヤフオク!やYahoo!フリマの売上金からチャージするという方法もあります。
ある程度の売り上げを得た時にわざわざ口座を経由せず、売上金管理ページよりそのままPayPayに移せるのは便利です。
チャージ上限金額も高く設定されています。すでに本人確認を済ませているなら、チャージされるPayPay残高の種類はPayPayマネーに分類され、必要な時に払い戻しができるのもメリットです。
PayPayマネーとPayPayマネーライト
PayPayにチャージする方法によって、チャージしたPayPay残高が「PayPayマネー」になる場合と、「PayPayマネーライト」になる場合があります。
PayPayマネーは出金できたり、税金の支払いができるメリットがあります。
PayPayマネーになるチャージ方法は以下の3つの方法です。
- 銀行口座からのチャージ
- セブンATM／ローソンATMからのチャージ
- ヤフオク!Yahoo!フリマの売上金からチャージ
これ以外のチャージは「PayPayマネーライト」にチャージされるため、出勤はできません。ただし、クレジットなら、そもそもチャージをしなくても良いので、不便は感じないでしょう。
10000円以下でもPayPayにチャージできる
10000円のチャージがおすすめと書かれているPayPayですが、10000円以下でも10000円以上でもチャージはできます。
そこで、PayPayチャージの最低金額と最高金額を確認しましょう。
PayPayチャージの最低金額
高すぎず安すぎずのちょうどよい価格帯ということで10000円がおすすめとされていますが、もっと低い金額でのチャージも可能です。
Paypayチャージの最低金額ですが、どの方法でチャージするかで違ってきます。
ヤフオク!やYahoo!フリマは1円から、それ以外の銀行口座やPayPayカードなどは1000円からです。どちらも1円単位でチャージできます。
ちなみに銀行口座の1000円は2022年8月30日より変更されてこの金額となっています。今後も変わる可能性はあるので、最新の情報を確認しましょう。
PayPayチャージの上限金額
PayPayチャージの上限金額も、どの方法でチャージするかで違ってきます。
PayPayカードからのチャージは過去24時間で2万円、過去30日間で5万円とやや少なめです。
ソフトバンクやワイモバイルの場合、まとめて支払いの上限金額となりますが、通常は毎月最大10万円までとされています。
それ以外の銀行口座やヤフオクなどからのチャージ、Paypayクレジットは上限が高めに設定されており、過去24時間で50万円・過去30日間で200万円です。
PayPayチャージの手数料
ほとんどのやり方で、チャージの際の手数料は無料となります。ただし、ソフトバンクやワイモバイルのまとめて支払いのみが当月初回のみ無料との制約が課せられています。
まとめて支払いでのチャージを考えている方は、おすすめの10000円かそれ以上の金額で一度にチャージをしておいた方が無駄な金額を支払わなくて済むでしょう。
PayPayをお得に使う方法4選
PayPayをお得に使う方法を3つ紹介します。
- PayPayカードを連携させる
- クーポン・キャンペーンを利用する
- LPYマイレージも活用する
- Y!mobileとセットで利用する
PayPayカードを連携させる
PayPayをお得に使いたいなら、ぜひPayPayカードを作り連携させましょう。PayPayやクレジットカードの加盟店で利用できるだけでなく、年会費は永年無料となっています。
しかもPayPayにチャージせずに直接決済できる唯一のカードです。
他のクレジットカードを利用しての決済は2023年8月以降、決済に使えなくなりました。ただし、それまでに登録されたものは現在も使えるようになっています。
クーポン・キャンペーンを利用する
アプリより対象クーポンを獲得しておけば、さまざまなお店でPayPayポイントを獲得できます。店頭で表示せずとも、自動的に支払いに適用されるのです。
更に、Paypay祭・Paypayジャンボといったキャンペーンが定期的に実施されています。見逃すことなくこれらを利用するようにすれば、たくさんのポイントが得られますよ。
LPYマイレージも活用する
LYPマイレージは、LINE、Yahoo! JAPAN、PayPayの3社が提供するマイレージ型の販促サービスです。このサービスは、対象となる店舗やオンラインショップで購入した商品の金額に応じて特典がもらえる仕組みになっています。利用者は登録不要で、すぐにサービスを利用できます。
具体的には、対象店舗でのPayPay決済やYahoo!ショッピングの対象ストアでの購入が対象となり、購入金額に応じてPayPayポイントがもらえます。条件を満たすと、ポイントは自動的に付与され、何度でも条件を達成することが可能です。
このサービスは、日常的に利用する商品の購入を通じて、ユーザーがポイントを貯めやすくすることを目的としています。対象商品は日用品から飲料まで多岐にわたり、普段の買い物を通じてお得にポイントを獲得できるのが魅力です。
公式ページで詳細を確認できますので、ご興味があればぜひチェックしてみてください。
Y!mobileとセットで利用する
Y!mobile利用者の方はPaypayと連携させてセットで利用すると支払いがお得になります。
まとめて支払いであれば、Y!mobileのポイントとPayPayのポイントの二重取りも可能です。
Y!mobileユーザーの場合、Paypayキャンペーンの対象になることも多いので、こまめにチェックしておいた方が良いでしょう。
PayPayカードのメリット
今まで紹介してきたようにPayPayを使うならPayPayカードを連携させるのがおすすめです。そこで本記事の最後にPayPayカードのメリットについてまとめます。
年会費が永年無料
PayPayカードは年会費がかかりません。永年無料ですから、1年目のみ無料というわけではなく、2年目・3年目になっても変わらず無料のままです。
余計な費用を必要とせず作れるので、作っておいて損はないでしょう。
ポイントの有効期限は無期限
多くのクレジットカードのポイントの有効期限が、短ければほんの数か月程度、長くてもせいぜい3年から5年程度で失効してしまいます。
しかしPaypayカードにはポイントの有効期限がありません。
ほとんど貯まらないだろうと思われる方も、長い年月の中で塵も積もればでいつの間にかある程度のものとなっているかもしれませんよ。気が付いたら消えてなくなっていたなんてこともないので安心です。
PayPayのポイント還元率がUP
そもそもPayPayは還元率が0.5パーセントとなっているのですが、PayPayカードと紐づけて決済することで更に0.5パーセントプラスされ、1パーセント還元になります。
10000円の買い物をして50円相当が還元のところ、PayPayカードで支払えば100円相当に。その差は大きいです。
Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用はポイント還元率が最大5.0％
Yahoo!ショッピングやLOHACOを利用される方は、特にPaypayカードを作っておくことをおすすめします。
なぜならポイント還元率が最大で5.0パーセントにもなるからです。
PayPayカードとPayPayポイントを連携させることでの1パーセントにYahoo!ショッピング・LOHACO利用で3パーセント。そしてストアポイント1パーセントを足して合計5パーセントという計算です。
最短7分でクレジットカードを利用可能
PayPayカードは24時間いつでも申し込み手続きできます。
必要情報を入力しての申込が5分程度。審査は最短2分で完了なので、最短7分でクレジットカードを利用可能となるのです。思い立ったらすぐに使える。その手軽さもウリです。
ナンバーレスでセキュリティ性が高い
セキュリティ性が高いと世間で評判のナンバーレス。Paypayカードでもいち早く取り入れられています。
Web上の会員メニューを見ないと、クレジットカード番号も有効期限もセキュリティコードも分かりません。どこかで悪意のある誰かに盗み見されて悪用されたりといった心配がないのです。
PayPayチャージのおすすめが10000円なのはなぜ？まとめ
本記事では、なぜ10000円をチャージするのがおすすめなのか、そのほかにおすすめのチャージ方法やチャージ金額の最低・最高金額、PayPayをお得に使う方法について解説してきました。
10000円をおすすめにしている理由は、企業と利用者の両方にメリットがあるからです。
そして、おすすめのチャージ方法はPayPayクレジットからの直接決済でした。
今日からPayPayを上手に使ってポイントをたくさん貯めましょう。その手助けになれば幸いです。