アボカドの種をしっかりと育てると、観葉植物として楽しむことができます。
アボカドは身も美味しいですが、種も捨てずにできたら、無駄がなくてとても良いですよね。
少し工夫が必要なアボカドの栽培について、今回は紹介していきたいと思います。
アボカドは、通常の木々の種のように土から育てる方法と、自ら育てる水耕栽培があります。
水耕栽培は、発芽後にある程度育ったのを確認してから、土へと移していく必要があります。
皆さん、アボカドの育て方を知っていましたか。
アボカドの発芽の手順など詳しく紹介していきますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。
もしこの記事をみて『逆にしてしまっている…』という場合も焦らないでOKです。
正しい向きに戻せば、しっかり発芽してくれます。
アボカドは、観葉植物として成長するまでに少し時間がかかる植物ですので、気長に待ちましょう。
日々成長してくアボカドが可愛いらしく感じること間違いなしです。
アボガドの種の上下を確認
まず、アボカドを育てようと思ったあなた、アボカドの種には上下があることを知っていましたか?
アボカドの種には上下あり、それぞれ芽は上部から、根は下部から生えてくるので見極めがとても重要です。
アボカドを食べる際に、種を取り出すと思いますが、多少の傷であれば問題ないですが、包丁で刺してしまわぬように気を付けましょう。
取り出したアボカドの種を見ると、正円ではないことに気づくでしょう。
少し尖っている部分は芽が出てくる方(上)で、丸みを帯びている方(下)は根が出てくる方です。
根が出てくる方は、ざらっとしていて質感が少し異なるので、判断もしやすいと思います。
アボカド栽培において、種の上下を確認することが1つ重要なポイントです。
ですから、忘れずに確認しましょう。
アボカドの種を綺麗に取り出すのが苦手な方は、綺麗に取り出す方法や簡単に取り出すためのアボカドグッズなどもあるのでチェックしてみましょう。
もし、上下逆に植えてしまった場合の対処法ついて次に紹介します。
アボガドを上下逆に植えてしまっていたら
アボカドを育てるうえで、種の上下の確認が重要なことをお伝えいたしました。
もし、アボカドの種を上下逆に植えていることに気づいたときの対処法を紹介します。
ずばり、気づいた時点でアボカドを正しい状態で植え替えることが重要です。
放置しすぎるのはよくないですが、自然界ではアボカドも成長しづらい環境で育つこともあります。
一定期間がたっても芽が出てこない場合や、上の部分から根が出てきているときは注意しましょう。
先ほどもお伝えしましたが、アボカドの種は少し尖っている方が上になるので、植える時に確認するようにしてくださいね。
アボガドの種の発芽手順
ここでは、アボカドの種の発芽手順について紹介していきます。
ちなみに、アボカドを育てるの適した時期は5月から6月です。
冬の季節は、寒さに弱いので、部屋の中で大切に育てるように気を付けましょうね。
アボカドは土で育てる方法と水耕栽培の2つがあります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
アボガドを土で育てる
通常の植物のように土で育てる場合は、よく洗ったアボカドの種を鉢で育てていきます。
この時、種に土を全て被せてしまうのはNGです。
尖った先を少し見えるように植えましょう。
後は、アボカドは水分を好むので、土が乾いたら水を上げるようにしましょうね。
日当たりも大切ですので、太陽の光がよくあたる場所を確保しましょう。
アボガドを水耕栽培で育てる
水耕栽培はよくSNS等でも見かけるやり方です。
ペットボトルやコップを、うまく使用して育てていきましょう。
アボカドの種の根が出てくる部分だけ水に浸かるようにするために、つまようじを三本さして支え作るようにしましょう。
後は、毎日水を替えながら、発芽するのを待ちます。
放置しているとアボカド種の周りがヌルヌルしてくるので、よく洗い、水を交換しながら成長を見届けましょう。
この時も、日当たりが良いところを確保しましょうね。
以上が発芽までの方法です。
種を育てる方向と水が重要なポイントなので、朝起きたら水を取り替える習慣をつけるようにしましょう。
日当たりの良いところで栽培し、冬の季節はリビングなどの温度が保たれているところに移動するようにしてください。
アボカドは耐寒性がありますが、放置しすぎると葉っぱが弱ってくるので気を付けてくださいね。
アボガドの発芽後はどうする
大切に育てたアボカドの種が発芽した後は、どのように管理したらいいのでしょうか?
水耕栽培している場合も、ある程度大きくなってきたら土で栽培していく必要があります。
土で育てている場合も同様に、ある程度大きくなったら、一回り大きな鉢やスペースを確保した庭に移していく必要があります。
育つのがゆっくりですが、植物の世界では成長スピードは速いので、1年に1度は植え替えが必要になってきますので、覚えておきましょう。
また、アボカドの根はとてもデリケートですので、注意しながら植え替えをするようにしてくださいね。
植え返した後も、水やりを忘れないようにしましょう。
庭などで地植えした場合は、雨などで十分ですが、暑い日が続いている場合などは水やりをしないと葉が枯れてしまうので気を付けてください。
アボカドは成長していくと10mくらいまでの大きさになります。
もし、部屋の中で育てる場合は適宜剪定する必要があります。
または植え替えをせず、根が伸びるのを止めてしまえば、ある程度のサイズでとまります。
アボガドの植え替え方法
植え替えのタイミングとしては、根がしっかり伸びたら、または鉢にビッシリと根が張ったらです。
しっかりと種から根が出てきたら、大きめの鉢に植え替えをします。
この時はプランターなどでもいいです。
鉢・プランターに入れる土は水はけや栄養のことを考えて「培養土」を使うのがおすすめです。
植え替える時の注意点は、根を傷つけないことです。
優しく取り扱って下さい。
植え替え後は、アボガドが健康に育つように「追肥」をしてください。
おすすめのタイミングは、アボガドの生育期にあたる3~9月がいいでしょう。
アボガドの育て方のまとめ
今回は、アボカドを種から育てる方法について紹介いたしました。
今や、アボカドは100円くらいで変えるようになりました。
アボカドを楽しんだ後に、種を育てるのも面白いですよね。
育てる過程も楽しい植物ですので、ぜひ試してみてください。
重要なのは、種の上下を見分けることです。
尖ったほうが芽の部分で、丸みがある質感が異なるほうが根の部分です。
芽が上で根が下になるように育てましょう。
もし、逆に育てていても、気づいた時点で正しい状態に直してあげることで、しっかりと育つので安心してくださいね。
また、土で育てる場合も水耕栽培の場合も、水あげや取り換えがポイントです。
忘れずに毎日水の交換や水あげをするようにしましょう。
日当たりも重要なので、窓辺など太陽の光が当たる場所を確保してあげてください。
ある程度成長した後は、鉢や庭に植え替えて植物として楽しんでください。
ぜひ、成長してくアボカドの可愛い姿を見届けてみましょう。