ドライヤーの配線。
気を付けていても、思いもしないときに断線することってありますよね。
丁寧に使っているつもりでも、普段行っているある行為が断線を助長しているかもしれません。
では、なぜ断線するのでしょうか?
解決策や断線しにくい方法はあるのでしょうか。
また、断線してしまったドライヤーを修理することはできるのでしょうか。
最終的に断線しないドライヤーとはどのようなものなのでしょうか。
今回に記事では以下の内容をまとめてみました。
- 断線しないドライヤー
- 断線する原因とは?
- 断線しないまとめ方
断線しないコードレスドライヤーを使う
究極の解決法は、コードのないドライヤーを使うということです。
コードレスを使えば、そもそもの断線の心配がありません。
それだけではなく、コードレスは充電式を採用していて、充電スタンドに置けば自動で充電され、連続使用時間は満タン充電で20分程度と、髪の長い方でも十分に乾きます。
コードレスでも有線のものと同じくらいの風力のドライヤーも多くあります。
また、コードがないことでどの角度でもブローがしやすく、使い勝手もよいでしょう。
リビングでテレビを見ながら乾かすこともできます。
他にもドライヤーは電気をとても使いますので、他の家電を使っている際にブレーカーが落ちてしまうということも珍しくありません。
電子レンジやケトル、エアコンをつけているとブレーカーが落ちやすくなります。
そんな状況でも、コードレスならば、充電はすでにされていますので、気兼ねなくドライヤーをかけることができます。
また、家によっては洗面台にコンセントが十分にないお住まいもあるかと思います。
そういった状況でもコードレスならば、ドラーヤーをストレスなくかけることができます。
とはいえ、すでにドライヤーを持っている方がほとんどでしょう。
買い替えずに今のドライヤーを少しでも長持ちさせるためにはどのようにすればよいのでしょう。
ドライヤーが断線する原因は?
普段の使い方やしまい方でコードに負担がかかってしまいます。
断線する原因を考えて対策を講じましょう。
断線をしてしまう理由
上記の3つは、よくやっている方が多いのではないかと思います。
収納する時にコードがどうしても邪魔なので、本体に巻き付けて片付ければスッキリとしまうことができまるのでついついやってしまいがちです。
しかし、このコードを巻き付けるということ自体が電化製品には負担になっています。
また、買ってから長い年月が経つと、どうしてもコードが劣化し断線しやすくなってしまいます。
ドライヤーが断線したら修理する?
ネットなどでも自分でドライヤーのコードを修理する方法がありますが、私はおすすめしません。
切れたコードの導線を半田コテで接着するといものですが、素人がおこなった半田コテはドライヤーがショートする可能性があります。
また修理に必要な工具を揃える手間や金銭的負担を考えると、新しく買った方がいいでしょう。
保障期間中ならば、購入店やメーカーに問い合わせることで無料修理ができることもありますので、保証書を持って問い合わせをしてみましょう。
また、ご自身で修理して一時的に直ったとしても、しまい方が悪いと再度断線をしますので、根本的な解決をおすすめします。
では、断線させないしまい方とはどのようなものなのでしょうか。
ドライヤーを断線させないしまい方
電化製品すべてに言えることですが、コードで一番弱いところが根本です。
コードの途中が断線することはあまりなく、一番断線しやすいところはプラグとコードの境目、次が本体とコードの境目です。
良いしまい方
・コードの根本に負担がかからないようにすること
傷つける、加工する、無理に曲げる、引っ張る、ねじる、重いものを載せる、挟み込むということはコードに負担がかかる行為として説明書にも記載があります。
一番いいのはそのままカゴなどにしまっておくのが良いでしょう。
ダメなしまい方
やってしまいがちなダメなしまい方は以下です。
ドライヤーの取り扱い説明書にも、「ねじれたまま使用や収納することは電源コードに負荷がかかり、断線・感電・やけど・ショートによる火災の原因」との記載があります。
ねじれたまま使うことには特に気を付けたいですね。
「収納時に電源コードを本体に巻き付けない」と記載があります。
お子さんや、家でペットを飼っている場合は、ペットがコードで遊んでしまうことがあるので、子供やペットの手の届かいないところへ収納しましょう。
ドライヤーによっては最初から付属品にドライヤー専用のホルダーが付いているものもあります。
ついていない場合でも雑貨店等で1,000円程度から購入できます。
これらを使うとドライヤーを本体に巻き付けなくても収納をすることができますので、是非ご検討ください。
ドライヤーの断線なんとかならない?まとめ
今回、ドライヤーのコードの断線について紹介しました。
コードをねじるということはとても負担になりますので、気を付けましょう。
また、素人の修理はショートや感電の危険があるので、止めるほうが良いでしょう。
断線の心配をなくすためには断線するコード自体がない、コードレスのドライヤーを使用することが一番の解決策になります。
面倒なコードの抜き差しもありませんので、断線のリスクはさらに減ります。
私の友人は、ドライヤーを本体に巻き付けて収納していました。
抜く際もプラグではなく、コードを引っ張って抜いていましたので、そういう扱いを他の家電に対しても行っている方は少なくないと思います。
どんなに良い便利な家電でも電源コードが断線してしまうことは致命的ですので、コードに負担のかからない取り扱いをすることでよいものを長く使っていきたいですね。
今回はコードを中心の話題でしたが、ドライヤーは空気の吸い込み口と吐き出し口があります。
そこにホコリが溜まってしまうと温度が異常に高くなり、漏電した際に火災の原因となりますので、月に1度程度はブラシや掃除機でお手入れをしてあげましょう。