段々と寒い季節になってきました。
寒い地方では、もうすでに暖房を使う機会もありますよね?
今回は、乾燥しているお家やオフィスで必ず必要な加湿器についてです。
加湿器をお家やオフィスのデスク周りなどに置くのは、今や常識になってきましたが、どこに置くと一番効果的なのかは意外と知られていません。
結論から言うと、高さ0.5〜1メートルくらいの台や、テーブルの上に置くと効果的です。効果的な理由や具体的な配置の仕方をご紹介します!
加湿器を腰の高さに置いた方がいい理由
加湿器を床に置いているご家庭を見かけたことはありませんか?
実は、床においても加湿の意味があまりないのをご存知ですか?
空気には流れがあり、暖かい空気は天井の方へ、冷たい空気は床の方へと流れています。
ですから、床付近の空気は冷たいので加湿器に負担がかかりやすく、過剰に加湿してしまう傾向があるのです。
また、ヒートレスの加湿器を使っていると、床が冷たくなってしまうデメリットもあります。
ですから、最低でも50センチ程度、最高で1メートルあたりの位置に置くと一番効果的に加湿ができます。
平均的な大人の身長の腰の高さと思っておけば間違いがないです。
50センチから1メートルあたりの位置に配置しておくと、加湿器からでる空気が一番効果的にお部屋を加湿してくれるのです。
加湿器を置くならここがおすすめ!
さて、加湿器を置く高さは分かったのですが、じゃあ一体どこに置けば効果的なのでしょうか?
なんとなく、かさばるので壁際や窓側などにスッキリ見える様に置いておきたくなりませんか?
実は、加湿器を置くならお部屋の真ん中に置くのが一番効率よく加湿してくれるのです。
リビングで、ど真ん中に置くのは邪魔かもしれませんが、一番効率が良いのはお部屋の真ん中です!
寝室でも、もちろんお部屋の真ん中がいいのですが、ベッドや布団の位置によっては、真ん中に置けない場合もあると思います。
そう言う時は、ベッドサイドの台やテーブルの上が良いです。その際、窓際ではない方を選んでください。
お部屋の中央に加湿器を置くことで空気が停留しづらいので、効率よく循環して加湿してくれます。
どうしてもお部屋の真ん中に置くことが出来ない場合は、お部屋の空気が流れる場所に置いてください。
真ん中近くのドア近辺や、階段があるご家庭なら階段のそばなどです。
また、エアコンも使う時期に加湿器を使うのであれば、エアコンから一番離れたところにおくと空気同士ががぶつからないので良いです。
どうしても空気の循環する場所に加湿器が置けない場合は、サーキュレーターなどのファンを使うことで、空気の循環を助けることも出来ます。
また、お部屋の真ん中に置けない場合、エアコンの吸入口の近辺もオススメです。
エアコンの真下は湿度センターが正しく機能しないので、置かない方が良いですが、エアコンの吸入口の近くでしたら安心です。
加湿器を置いてはいけない場所とは?
逆に、加湿器を置いてはいけない場所もあります。
まず、窓際は結露の原因になりますので、加湿器を置くことは避けてください。
また、同じ理由で、壁側も避けてください。壁が結露してしまうと大変だからです。
結露でカビ臭くなったり、シミが付いたりします。
結露なんて寒い地方だけでしょ?と思いたくなりますが、加湿器で窓や壁が結露することがありますので十分に注意してください。
また、先ほども説明しましたが、床置きもダメです。必ず、50センチから1メートルくらいの高さの台やテーブルの上に加湿器を設置しましょう。
もちろん、家電や電化製品の周りに加湿器を置くことはできません。
家電が壊れてしまわない様に周りに置くことは絶対に避けましょう。
過ごしやすい湿度を知っておこう
乾燥が心配で加湿器を設置する方がほとんどだとは思いますが、適当な湿度は何%くらいなのか知っていますか?
湿度が低すぎると、インフルエンザなどの最近の生存率が上がるとされています。
ですから、一般的には、50〜60%を目指した湿度が良いそうです。
また、湿度が70〜90%になると過ごしづらいですし、カビやダニが発生しやすくなりますので、気をつけましょう。
赤ちゃんにとって最適な湿度も50〜60%位になります。
おむつやご飯が大丈夫なのにぐずっている場合、もしかしたらお部屋の湿度が高すぎたり低すぎたりしている可能性もあります。温度計の他にも湿度計があると安心ですね。
基本的に高齢者の方が寒がりで、子どもの方が暑がる傾向がありますよね?
しかし、湿度に関しての適温は基本的に同じです。
小さい子がいるご家庭も高齢者がいるご家庭も湿度を50〜60%位に調節して快適に過ごしましょう。
加湿器の置き場所は腰の高さに置くと効果的!まとめ
今回は、加湿器の置き場所や効果的な配置などをご紹介しました。
暖房を使う時期は、どうしてもお部屋の湿度が低くなり乾燥気味になります。
インフルエンザや他の菌が繁殖しやすくなったり免疫が低下したりしますので、湿度は、50〜60%を目安に調節してください。
加湿器をお部屋に設置する場合は、空気が循環しやすい真ん中に置くことが大切です。
真ん中に置けない場合は、サーキュレーターのファンを使って空気を循環させたり、ドア付近、階段付近など空気が循環しやすい場所に置くのもポイントです。
また、床に置くと加湿器の効率が下がりますので、50センチから1メートル位の高さの台やテーブルに置くのが一番良いです。
お家時間が増えた今、お部屋の温度だけではなく、湿度にも気を配り、
快適で過ごしやすいお家時間を目指しましょう!