ここ数年、グレイヘアという言葉が浸透してきました。
白髪を隠すことなく自然の状態でいることに共感する女性も多いよう。
グレイヘアの芸能人を見ると、ナチュラルかつ凛としていて憧れてしまいますよね。
40代・50代でも、グレイヘアにチャレンジしたい女性は多いはず。
でも、いざやってみようとすると、グレイヘアは不安なもの。
興味はあるけど、白髪を染めないと老けて見えるから不安でチャレンジできない。
白髪染めをやめた後、移行期間が長いと聞くから挫折しそう。
こんな方も多いようです。
40代・50代の場合、グレイヘアへの移行期間をどのように進めていくのがよいのでしょうか?
実際は何歳からグレイヘアにするのがいいの?と、思う方もいますよね。
そんなあなたのために、今回はグレイヘアをはじめるおすすめの年齢、綺麗なグレイヘアにするためのポイントを紹介していきます。
グレイヘアをはじめるなら何歳?
結論としては、グレイヘアをはじめる年齢に基準はありません。
つまり、グレイヘアにおすすめの年齢は、白髪がではじめてグレイヘアに興味を持ちだした年齢というところでしょうか。
だから、40代・50代でもグレイヘアをはじめても大丈夫です。
ただし、一般的にはグレイヘアをはじめる年齢は、60代・70代とされていることが多いです。
理由は50代までの女性がグレイヘアにすると、実年齢より老けて見られてしまうため。
白髪の割合が増え、顔立ちや服装とグレイヘアがしっくりとくる60代・70代ならグレイヘアが自然に見えるよう。
40代・50代の場合、服装やメイクがグレイヘアに合っておらず、白髪だけが目立ち老けて見えるようです。
これは、裏を返せば40代・50代でも老けて見えないように注意すればグレイヘアが素敵に見えるということ。
グレイヘアに興味を持っている方は、年齢関係なしにこの記事を参考にチャレンジしてみてください。
残念なグレイヘアにならないためのポイント
残念なグレイヘアは下記の2つです。残念な点を解消するためのポイントとあわせ、それぞれ解説します。
髪が痛んでパサパサ
黒髪やヘアカラーをした髪であっても、髪が痛んでいる状態だと老けて見られることがあります。
グレイヘアも同じです。
白髪染めをしていないから、髪が痛まないと安心してはいけません。
白髪の特徴は、パサつきやすく、広がりやすいこと。
グレイヘアもトリートメントや洗い流さないヘアオイルなどでしっかりとケアしましょう。
髪型に気を配っていない
グレイヘアにしただけで、ナチュラルで凛とした印象になるわけではありません。
白髪交じりの髪をぎゅっと結んでいるだけ。若い時と同じロングヘア。
これでは、逆に老けた印象になることも。
老けて見せないためには、グレイヘアを綺麗に見せるよう髪型にも気を配りましょう。
あえて白髪を染めていないのですから、白髪を目立たせるようにカットしたり、パーマをかけるがおすすめです。
白髪の割合に合わせて、美容師さんに相談するのもよいと思います。
移行期間のよくある悩み
グレイヘアにしたい多くの方が悩むのが、この移行期間。
もっともよくある悩みは、根本から生えてくる白髪と染めてある毛の部分の違和感。
黒髪でヘアカラーしていると、根本だけが黒髪で不自然になりプリン状態やプリン髪と言われてしまいますよね。
白髪染めをやめた時もこれと同じことが起こるのです。
根元は白いのに他の部分は黒髪やヘアカラーしてある状態だと、不自然に見え、老けて見えます。
根元の白髪が伸びるまで、グレイヘアへの移行期間は続きます。
髪の毛が1cm伸びるのに約1か月。つまり、移行期間はショートカットで約2年、ロングだと約4年といった長いものになります。
長い移行期間を乗り越えるのには、下記の方法をおすすめします。
試してみて、しっくりくるものを探してみてはいかがでしょうか?
移行期間の乗り越え方
カットをまめにする
毛先と根元の差を早くなくすため、毛先をまめにカットしましょう。
帽子・ウィッグを使う
根元の部分を隠して乗り切る方法です。
帽子だと、とらなくてはいけない場もあるので、シチュエーションに応じてウィッグと使い分けるのもよいでしょう。
白髪染めしてある毛先を染める
毛先をブリーチするなど、目元の白髪と毛先の色の差を少なくし、目立たなくします。
根元が伸びてきた場合には、これがもっともよいかもしれません。
外出の時は1日だけの白髪染めを使用する
人目が気になる時は、1日だけ染める白髪染めで老けた印象をなくしましょう。
魅力的なグレイヘアにするためには?
服装やメイクによっては、せっかくのグレイヘアが引き立たないこと、グレイヘアのせいで老けて見えてしまうことがあります。
グレイヘアをより魅力的に見せるため、下記の点を取り入れてみましょう。
カラフルな服装
グレイヘアにする年代の場合、落ち着いた色合いやゆったりとしたシルエットの服を選びがち。
でも、モノトーンや暗めの色の服を着ていると、せっかくのグレイヘアが地味に見えてしまいます。
原色や服のすべてを明るい色にするのではなく、スカートなどのポイント1点に明るい色を取り入れると、ぐっとグレイヘアが映えます。
メイクにポイントをつくる
グレイヘアの場合、ナチュラルメイクだとなんとなく顔全体がぼやけた印象になります。
特に、白髪が多いグレイヘアの方がこの傾向にあります。
服と同じで、口紅の色を明るめにする、アイラインをしっかり引くなど1点ポイントをつけることで、グレイヘアが綺麗に見えます。
小物を使う
首周りに綺麗な色のストールや大き目のネックレスをつけることで、顔まわりが華やかに見え、グレイヘアも引き立ちます。
グレイヘアは何歳からがおすすめ?まとめ
グレイヘアには何歳からという基準はありません。40代・50代であってもはじめられます。
しかし、この年代の場合、グレイヘアにすると実年齢より老けて見られてしまいがち。
老けて見せないためには、しっかりとグレイヘアをトリートメントし、髪型にも気を配ることが大切です。
さらに、服装やメイクに色を取り入れることで、グレイヘアはより魅力的に引き立ちます。
今回はグレイヘアの移行期間の乗り切り方も説明しました。
この記事を参考に長い移行期間を乗り切り、素敵なグレイヘアを目指してくださいね。