子供がテレビ見るのが近い…
子育てあるあるの悩みですよね。
でもそれ、悪影響なんです!!!
「あ…、やっぱり?」
って思いますよね。
テレビが近いとダメな理由は、視力がまだ発達段階なため、目に負担をかけるとうまく視力が発達しなくなるからなんです。
この記事では子供がテレビを近くで見る…という悩みについて
- 近づけない対策法
- なんで近くで見るの?
- テレビとの適切な距離は?
についてご紹介しています!
悪影響は当たり前だけど、確かになんで近づくんだろう?という方は必見です!
子供をテレビに近づけない対策
子供って何回言ってもだんだんと近づいていくんですよね。
一度無理にテレビから引き離して椅子に座らせても、すぐに走って元の位置へ…
あんまり強く言いすぎるとかえって面白がったり、イヤイヤ期だと怒って聞き分けなかったり…
私も色々苦労してやっと最近、近づかなくなったんです。
我が家で試した対策法をご紹介します!参考になるといいですが…
子供に言い聞かせる
やっぱり最初は言い聞かせました。
でも「近づいちゃダメ!!」だけでなく、ちゃんと理由も伝えるようにしました。
「おめめ悪くなるよ」
だったり、
「おめめ見えなくなると困っちゃうよ」
など、
ただ「ダメ!」だけ言うのは簡単なんですが、理由を言えばそのうち分かってくれる!と希望を持ちながら根気よく言い聞かせました。
特にイヤイヤ期では理由を説明する事が大切と聞いた事があったので、極力なんでダメなのかを伝える様にしました。
当然ですが、すぐには聞いてくれません…根気よくです!!!
テレビに近づいたら消す
テレビを見始めて、近づいたら消すというのを繰り替えしました。
これは子供によっては有効なのかもしれませんが、我が家ではギャン泣きして騒ぎまくりました。
あげくテレビがつかないもんだから 『バンッ!バンッ!』と叩き出す始末。
言い聞かせても全然ダメでした。
テレビの前に人工芝を置く
これはかなり有名かな?と思います。笑
ホームセンターに売ってる人工芝を使うのですが、ただ置くのではなく!
裏返し!!!
裏返しで踏むと痛いのでテレビの前に置くと近づかなくなります。
でもこれ、大人もかなり痛いんですよね……泣。
ただ置くとよけられちゃうのでテレビ台に側面をボンドでくっつけました。
この作戦でしばらくの間近づかなくなりました!!
しかし!
うちの子たちは力ずくで剥がしていました…
なのでこれは子供によっては効果アリって感じです。
一般的には表面で敷き詰めるらしいというのを後で聞いて、それは逆に気持ちよくて近づいてしまうのでは?と思ってしまいました。
人工芝は芝が長いものの方がチクチク感が増すよ!試してみてね!
テレビの前にベビーゲートを置く
これも有名かな、と思いますが人工芝よりも効果ありました!
物理的に近づけなくなるので注意しなくてもいいというメリットはありました。
しかしこれも欠点が。
うちのリビングはちょっと狭いので、ここら辺で見てほしい!
ってところまでベビーゲートを設置するとリビングが狭く感じるんです。
それにだんだん子供がベビーゲートのドアの解除法を学んでしまい、
気づくと開いたゲートの先で食い入るようにテレビを見ていました。
なのでこれも子供によるかな、と思います。
「ゲートを開けられるようになったか!」と成長を実感したのは束の間、使ったゲート代が無駄になる悲しさ…
子供の好きなキャラ物で釣る
これがうちでは効果てきめん!!
好きなキャラクターで釣ってテレビから遠ざける作戦!
この辺で見て欲しいな…
と思うところの床に子供が好きなキャラクターのシールを貼りました。
賃貸の場合は床の色落ちや汚れには気をつけないといけませんが、我が家ではマスキングテープを床に貼り、その上からシールを貼りました。
マスキングテープなら簡単に剥がれるのでおすすめです。
高いものではないので子供が剥がしても痛くも痒くもありません。
(剥がされるとイラッとはしますが…笑)
貼ったら多少演技しながら
「ここになんかあるよ!!見てみて!」
っていうと釣られてこっちに来るので
「ここで○○○(好きなキャラクターの名前)と一緒にテレビ見よっか」
とキャラクターのぬいぐるみやフィギュアを持たせます。
我が家ではマストキャラは〖あんぱん〗のそれでした。
これ、かなり効果があって何日か経っても
「アンパ〇マ~ン」
と自分でイスを持って行って見てました!
かなりの時間をかけてうちではキャラ物作戦で見事成功しました。
やっぱり子供はガミガミ言っても効かないな……!!
と改めて学びました…。
たぶんそれはどの子も同じだと思うので
「いつかは離れるでしょ!」
それくらいの気持ちでやることをおすすめします!!
やっぱり子供は余裕を持って育てないとだね…カリカリしてもしょうがないww。
テレビに近いとどんな影響がある?
テレビに近すぎるのははやり良くありません。
悪影響は主に3つ!!
これは子供だけに限らず、大人でも気を付けた方がいいことです。
子供と一緒に大人も離れてテレビを見ることをおすすめします。
視力の発達に影響がでる
まずは視力の発達に影響が出てしまうこと。
子供の視力ってよく見えてるようでまだまだ発達段階なんです。
そんな時に目に負担をかけてしまうと視力の発達に悪影響が出てしまう可能性があるんです。
最悪の場合は、視力の低下を招く恐れがあります。
だから必ず距離を保つことは重要なんですね!
強い光の影響で体調不良の可能性がある
2つめはテレビの強い光が体調不良を引き起こす可能性があります。
過去にTVアニメを見ていて光の点滅を近くで見すぎたために、体調不良を引き起こした事件があったんです。(有名なゲームのアニメですね)
この時、病院に搬送された子供も数多く、入院までした子供もかなりいました。
この時の症状は『光過敏性発作』というそうです。
テレビに近いと光の刺激を受けやすく、発達段階の子供にはかなり悪影響なんです。
ブルーライトによる睡眠障害
3つめはブルーライトがテレビから出ているからです。
ブルーライトってスマホじゃないの??って思いますがテレビからも出ているんです。
その他にはゲーム機やパソコン、蛍光灯などLEDを使っているものならなんでも出ています。
このブルーライトは睡眠にとても悪影響。
とくに寝る前にテレビを見てしまうと脳がまだまだ昼間だと思い込むので夜泣きの原因になってしまうんです。
寝付きも悪くなり、睡眠時間が少なくなることで生活リズムも狂ってしまいます。
確かにうちの子も寝る前にテレビを見てると夜泣きが激しかったです。
ひどい時は3時間に1回くらいは起きてた時期もありましたね…。
テレビから離れて見るようになってからは改善したので、もし夜泣きに困っていたらテレビとの距離を見直してみるといいかもしれません。
こんなに悪影響があるのにどうして子供ってテレビに近いの??
って思いますよね。
次はなんでテレビに近づいて見てしまうのかご紹介します。
なぜ子供はテレビに近いのか?
実はいくつか要因があります。
単にアニメのキャラが好き!というだけではありません。
主にこんなことが要因としてあげられます。
アニメやキャラに夢中になっている
大人も気になる女優さんや俳優さん、アイドルなどが出てきたら食い入るみてしまいますよね?
子供も同じです。
自分の好きなキャラが出ていれば、ついつい夢中になってしまいます。
より近い距離で見たいと思い、ドンドン近づいていきます。
私も中学生の頃は、ゲームしてると画面に近かったなと思い出しました。
視力が十分でなく、ハッキリ見えない
先程触れましたがが、子供はまだまだはっきりと目が見えません。
3歳でもまだまだ視力は発達段階なんだそうです。
よく見えなくてついつい近づいて見てしまうんです。
見えなければ近づくのもうなづけます。
光や音が気になる
また、光や音が気になるという要因もあります。
子供って好奇心旺盛なので気になったら近づいて見たくなりますよね。
日常では見る事のない光や音ですからワクワクするんでしょうね。
大人もそれは同じだなって思います。
イルミネーションなんかも子供って好きですもんね。
子供がテレビに近い理由のなかで気をつけないといけないのが近視や弱視。
顔がつきそうなくらい近い場合はもしかしたらその可能性があるかもしれません。
病院に相談すると安心ですのでぜひ連れてってあげてください!!
これは一番近くにいる親御さんしか気づいてあげられないからね!
テレビとの適切な距離は?
適切な距離はズバリ、
テレビの縦の長さの3倍!
これすごく分かりやすくないですか?
これは2Kテレビ(普通の液晶)の場合ですが43インチテレビの場合なら
57cm(43インチテレビの縦の長さ)×3=171cm
ざっくりと170cm離れるのがベスト。
ひと昔前は「3mは離れて!!」と言われていましたが実際には根拠はないそうです。
家のが何インチかわからない時はメジャーなどで測ってみてくださいね!
狭い部屋ならテレビの大きさによっては
「あ、壁ギリギリじゃん」
ってなるかもしれません。
これを機にお部屋の模様替えをして気分を変えるのもいいですよ!
子供がテレビに近い!!近づきすぎない為の対策まとめ
テレビに近いとどんな影響があるかご理解いただけたでしょうか?
そもそもなんでテレビに近づくのか?
その原因が分かっただけでも気が楽になるいるかもしれません。
それではおさらいです。
- テレビは近すぎると悪影響
- 対策としては『言い聞かせる』『人口芝を使う』『キャラで釣る』等
- 近いと『視力の低下』『体調不良』『睡眠障害』などの悪影響も
- 近い理由は『キャラが好き』『視力が低い』『光や音が面白い』等
こんなところでしょうか?
少しずつテレビとの距離を確保できるように頑張りましょう♬