あなたは、靴をどれくらいの頻度で洗いますか?
あんまり洗わない、結構な頻度で洗う、そもそも面倒くさいから洗わない!
など人それぞれかと思います。
では実際に、結構な頻度で洗っているのに臭いが取れない!と悩んでいる場合、原因がわかっていないのではないでしょうか?
靴が洗っても臭い原因は『臭い菌』です。
今の洗い方に問題があるのかもしれません。
今回は、そんな靴のお悩みについてみていきたいと思います。
靴のにおいの原因は?
靴のにおいの原因は何でしょうか。
耳にしたことがあるかもしれませんが、ずばり「雑菌」です。
靴の中は、履き続けることで高温となり、足汗で多湿となります。
雑菌は、この高温と多湿から生まれる汚れを餌としています。
そしてこれらの汚れや角質は当然、足から出ているのです。
つまり、雑菌にとって、靴の中はものすごく快適なわけです。
これらの雑菌が洗ってもとれない!という原因は、洗い方が足りていなくて、皮脂や汚れが落ちきっていない、乾かすのに時間がかかりすぎているなどがあげられます。
考えられる原因はひとつじゃないよ!一つずつ確認していこう!
まず靴を臭わせないための予防法は?
では、そもそもどうやってその臭いを予防したらいいのでしょうか。
靴を臭わせない予防法はいくつかあって、実際に私が効果あるなと感じたのをご紹介します。
足や靴下をいつも清潔に
これは当然かもしれませんが、ちょっとでも履いた靴下はすぐ洗濯かごに入れます。
そして、すぐに足だけシャワーを浴びていました。
これをするだけでも、家の中にまで靴の臭いが充満することはありませんでした。
毎日違う靴を履く
これは靴を多く持っている人しか難しいかもしれませんが、私はスニーカーを2足用意して、毎日同じ靴を履くという行為をやめてみました。
すると、結構臭わなくなるものなんだと感じました。
重曹を入れて放置
靴の臭いが気になる、と調べたら結構出てきたので試してみました。
やり方はとっても簡単で、重曹を紙パックか何かに入れ、靴の中に入れて30分以上放置します。
これだけで、結構臭いは軽減されました。
重曹はやはりすごい。
私は紙パックではなく、お茶パックに入れて行いました。
白い粉が出てくるかもしれないので、2重にしてやるといいですよ。
中敷きを取り換える
靴の中に入っている中敷き。
これ自体を取り換えてしまえば、靴自体頻繁に洗わなくても臭いは軽減されました。
中敷きは数枚用意して、取り換えたものはきちんと洗って干しましょう。
私は洗濯ネットに入れて単体で洗いました。
これらが、実際に効果を感じた予防方法です。
他に調べて出てきたものでは、10円玉を入れておく、も出てきました。
試してみましたが、これはあまり臭いが消えませんでした。
それどころか、10円玉に臭いがついて使えない、そもそも10円玉自体、いろいろな人が触っているので、それが嫌でやめてしまいました(笑)
会社の人でも10円玉入れている人いるけど…臭いままな気が…
除菌スプレーをかける
他には、除菌スプレーをかけるもやってみました。
しかし、除菌スプレーで靴の中が湿って、生乾き臭くなりました。
これをするなら、きちんと中を乾かさなければならないので、面倒でこれもやめました(笑)
私が試した予防方法はこの5つです。
意外と効果があるんだ!と感じるもの、感じないものには個人差があるのかなとも感じましたが、とにかく大切なのは湿気を除くことですね。
除菌スプレーは靴の臭いと甘い臭いが混ざったよ💦それなら乾燥剤とか入れた方がいいかも。
靴を洗うときに気を付けることは?
予防をしていても、靴は履き続けていると雑菌が増えるもの。
では、いざ洗うというときはどんなことに気をつければいいのでしょうか。
洗うときのポイント!
- 靴を洗うときは絶対にぬるま湯かお湯!
- 隅々までしっかりと洗う!
- 洗いとすすぎは十分に行う!
- 短時間で干す!
このあたりを意識すると大分違います。
個別に解説していきましょう。
靴を洗うときは絶対にぬるま湯かお湯!
まず、靴を洗うときは絶対にぬるま湯かお湯じゃないと、皮脂が溶けて汚れが落ちないのです。
というのも、最初のほうに言った通り、皮脂などの汚れが原因で雑菌が繁殖してしまうので、その皮脂を落とさないと元も子もないわけです。
食器洗いなどでも、たしかに油汚れはお湯でやらないと落ちないですよね。
靴の皮脂も同じ扱いだそうです。
お風呂の残り湯などで試すと節水になるのではないでしょうか?
隅々までしっかり洗う!
雑菌は靴のあちこちにいるため、きちんと手で隅々まで優しくこすらないと落ちません。
靴の先端、横、かかと、足の甲の部分までしっかりと洗うことが重要ですね。
ちなみに、足の甲は洗い忘れが多いので注意してください。
洗いとすすぎは十分に行う!
次に、洗い、すすぎは十分に!です。
全体的に念入りに洗ってから、泡が落ちてもきちんとすすがないと臭いの元になります。
原因を作らないようにしっかりと洗い、すすぎを徹底しましょう。
石鹸カスが残らないようにしっかりすすぐのがポイント!
短時間で干す!
最後に、短時間で干す!です。
イメージでは、よく乾かしたほうがいいと思いがちなので、時間をかけて放置していることがおおいかもしれませんが、それは禁物です。
効果的なのは天気のいい日に天日干し。
日光に当てれば、雑菌は日光消毒によっていなくなります。
また、ただ天日干ししてもだめで、あらかじめ、靴の中の水分はよくとってから干すと効果的です。
洗い終わった靴をタオルで拭き、中に丸めた新聞紙を入れておくと、半分くらいの時間で乾きます。
また、その新聞紙は定期的に取り換えると生乾きの臭いがしにくくなります。
ただし注意が必要なのは基本的に靴は陰干しを推奨しています。
ですから今回のやり方は臭いに重点をおいているので、天日干しとしていますが、色落ちの可能性などはあります。
靴が傷むことが考えられるので、ご自身の判断で行って下さい。
実はこの方法、むかし旦那に教えてもらった方法です。
その時はスニーカーを一緒に洗って教えてもらいました。
本当に見違えるほどきれいになって、臭いは気にならず、生乾き臭さもありませんでした。
その時教わった、短時間で干すのが命というのは驚きました。
臭いをとにかく取りたい人はぜひ試してみてください。
天気の悪い日の対処法
では、天気が悪い日はどうしたらいいのでしょうか。
天気のいい日を狙っても、本州では梅雨の季節があって厄介ですよね。
最近では、コインランドリーに靴を洗える、靴専用の洗濯機があります。
乾燥もついているので、便利ですよね。
一般的には洗いが200円、乾燥が100円、所要時間は20~30分ほどです。
ちょっと買い物している間などに簡単に利用できそうでとっても嬉しいですね!
靴のクリーニング屋さんへお願いする
これは結構おすすめの方法なのですが、靴のクリーニング屋さんにお願いするのも一つの方法です。
臭いを気にして掃除するのもいいですが、時間や手間を考えてプロにお任せするのもあり!
じつはクリーニングと併せて補修・保管をしてくれる『くつリネット』というサービスがあります。
ここでは『除菌水』を使って24時間洗浄・除菌をしてくれます。
これにより菌や臭いを除去します。
その後乾燥の工程においても湿度と温度を管理することで、極力紫外線にあてずに自然乾燥に近い状態で処理してくれます。
しかもなんと補色までしてキレイな状態に戻してくれるのです!
この補色の作業をされるのはちゃんとした靴職人の方!安心してお願いできますね!
自分で洗うのが面倒だったり、臭いが上手く落ちない方は『くつリネット』を使ってみてはどうでしょうか?
保管クリーニングの全国宅配【リネット保管】靴が洗っても臭い!においの原因ってなに?まとめ
今回は、洗っても靴が臭い!という悩みをテーマにまとめてきました。
靴は履いたらすぐに臭くなってしまうイメージでしたが、意外と臭わせない対策はあると感じました。
すぐ臭くなるからもっと定期的に洗わなきゃ…という悩みが解決されて、少しは家事が楽になると思います。
それではおさらいです。
- まず臭わない様に予防する
- 重曹などを使いつつ、乾燥しやすくする。
- 洗う時はぬるま湯又はお湯で
- 乾かすときは短時間で乾かす
- 手間を考えてプロにまかせる
こんなところでしょうか?
靴は当たり前のように履いていますが、実はファッションの一部でもあるわけです。
そのとき履きたい靴が臭かったり、汚れていたりしたら出かける前からテンションが下がってしまいます。
そんなことがないように、大切な靴はきちんと手入れしたいですね。