ネントレに興味があっても、難しいと思っている方が多いよう。
また、ネントレで赤ちゃんのギャン泣きを放置するのをダメだと思う人もいるようです。
でも、ネントレはチャレンジしてみると、意外と難しくありません。
泣いているのを放置することも、ネントレの考え方を知るとダメなことでないとわかります。
これが言えるのも、私がネントレ経験者だから。
私もネントレは難しいと思っていましたが、実際にしてみると思っていたより簡単でした。
今回は私のネントレ体験談を交えつつ、おすすめのネントレ方法を紹介していきます。
おすすめの放置時間や赤ちゃんが泣いている時の対処法も紹介するので、最後までお読みいただけたらと思います。
ネントレは何歳から始めるもの?
ネントレは、赤ちゃんの睡眠リズムの整う生後4か月から6か月あたりに始めるのがよいとされています。
ただし、ネントレを始める前に赤ちゃんの睡眠時間と寝る時間を確認しておきましょう。
新生児時期は、赤ちゃんは16時間以上眠り、2~3時間ごとに起きます。
でも、睡眠リズムが整うと、赤ちゃんの睡眠時間はおおよそ16時間以下となります。
また、昼夜の区別がつくようになるので、夜に長い時間眠るようになります。
この16時間以下の睡眠時間と1度にまとまって寝るようになることが、ネントレを開始してよいという合図になります。
赤ちゃんの成長速度はそれぞれ異なるもの。
生後4か月を過ぎても赤ちゃんの睡眠リズムが整わないようなら、もう少し待つのがよいでしょう。
ギャン泣き放置のネントレはあり?
ネントレ一般的な考え方では、『赤ちゃんが「泣いても抱っこしてもらえない」と理解することが、赤ちゃんが一人で眠れるようになるために必要』だとされています。
このため、ネントレではギャン泣きしても抱き上げない。
つまり、ギャン泣きを放置するのはありです。
放置は長くても30分ほど。長時間泣かすのは、体調面などからNGです。
放置時間には5分、30分など様々な考え方があります。
でも、実際に試してみて私がおすすめだと思ったのが、1,2分から試して長くしていく方法。
本当に放置しても大丈夫なの?と不安な方も、この時間からなら無理なくネントレが試せるのではないでしょうか。
また、ネントレはただ泣くのを放置するだけではありません。
ネントレ前は赤ちゃんの寝る部屋に落下物や危険なものがないかを確認し、室内を整えることが必要。
明るすぎる部屋やテレビの音が聞こえるような部屋だと眠りにくいこともあります。
カーテンなどで暗さを調整し、テレビの音を小さくするなどの気配りも必要です。
ネントレでの放置は、赤ちゃんが自分で眠れるよう仕向けることが目的。
ただ放置するだけでなく、赤ちゃんが眠りやすいように準備し、危険がないようにしてあげましょう。
泣いている時の対処法
ネントレ中に赤ちゃんが泣いている時の対処法をお教えします。
私の経験もお教えしますので、あなたの赤ちゃんに合った対処法を見つけてくださいね。
1・背中やお腹をトントン・声をかける
泣いてしまったら、抱っこせずに背中やお腹をトントンする、声をかけるなどで赤ちゃんを落ち着かせましょう。
泣き止んだら退室して泣いたら同じことをし、赤ちゃんが寝つくまで同じことを繰り返します。
2・同じ部屋で寝る
添い寝や同じ部屋で寝ることで赤ちゃんが落ち着くなら、慣れるまで一緒に寝るのもありです。
赤ちゃんが泣いた時は、抱っこはせずに声かけなどで落ち着かせてあげてください。
ちなみに、うちの子はこの方法でネントレをしました。
別々のベッドで寝ることにしたのですが、最初はギャン泣きしました。
でも、五日ほどで慣れ、ベッドに寝転がったら寝る時間だと理解したよう。
一週間ほど過ぎた頃には泣かずに一人で眠れるようになりました。
3・抱っこする
赤ちゃんの泣き声を気にするアパート・マンション暮らしの方に特におすすめ。
抱っこしないのがネントレの基本。でも、抱っこは赤ちゃんがすぐに泣きやむため、泣き声が気になる環境に住んでいる方にはこの方法もありです。
抱っこして赤ちゃんが泣き止んだら、布団・ベッドに赤ちゃんをまた置いてください。
泣いたら抱っこして置く、これを寝るまで繰り返します。
上手くいかない時はネントレをお休みもあり
どうしてもネントレが上手くいかない時は、ネントレをお休みしてみましょう。
1週間ほどネントレを続け、それでもギャン泣きを繰り返して寝てくれないようなら、お休みが必要なサインです。
ネントレには赤ちゃんの成長が必要です。
上手くいかない時は、ネントレ開始が早すぎたということも考えられます。
この場合は、少し期間をおいてから再チャレンジしましょう。
また、生活リズムの乱れが理由でネントレが上手くいかないということもあります。
赤ちゃんは、生活リズムを整えることで夜に十分な睡眠がとれるようになります。
このため、ネントレには毎日の就寝・起床時間を決め、生活リズムをつくることが重用。
また、就寝の30分前には読み聞かせをするなどのルーティーンを毎日行うことも大切です。
ルーティーンは、赤ちゃんに『これをすると、そろそろ寝る時間だ』という意識をつけさせます。
生活リズムの乱れが上手くいかない原因の時は、毎日同じ就寝・起床時間を心がけるなどリズムを整えてからネントレに再チャレンジしましょう。
ネントレをして良かったと感じたこと
私がネントレをしてよかったと思ったのは、自分の時間を持てるようになったこと。
ドラマを観る、趣味の編み物、ネットショッピング。
赤ちゃんが生まれる前、私はこんな風に自分のために夜の時間を使っていました。
でも、赤ちゃんが生まれてからは、夜は抱っこで30分以上寝かしつけ。
しかも、何度も起きてしまうので、自分のことなんてまったくできません。
でも、ネントレ後は夜にまた自分の時間が持てるようになりました。
ネントレ前は、赤ちゃんのためにあれもこれも我慢しているという感覚があり、昼間にイライラしてしまうこともありました。
ところが、ネントレに成功して自分の時間が持てるようになるとそれがなくなり、心に余裕を持って育児ができるようになった気がします。
ネントレは難しい?ギャン泣き放置はダメ?まとめ
赤ちゃんが夜に一人で眠ってくれると、ママやパパの負担が減りますよね。
私の場合は、夜に自分の時間が持てるようになりました。
このように良い面があるネントレなので、興味がある方は一度試してみるのもよいと思います。
不安な方は、紹介したように1,2分からはじめてみるのがおすすめですよ。
この記事がネントレに興味のあるあなたの参考になれば嬉しいです。