パズルは子どもに遊ばせたい知育玩具のひとつ。
パズルをすると頭がよくなるなんて言われることもあります。
ですが、パズルはピースの数や種類もいろいろ。
だからこそ、「何歳から何ピースできるの?」、「どんなパズルを選べばいいの?」なんて疑問を持つ方もいますよね。
今回は子どもの年齢別のピース数とパズルの選び方を紹介します。
年齢別におすすめのパズルもお教えしますので、参考にしてくださいね。
年齢別ピース数一覧
最初にパズルの種類について説明しておきます。
パズルには二種類のパズルがあります。
- ジグソーパズル
一般的なパズルはこれ。四角い形のピースを組み合わせていきます。
- 板パズル
台紙があり、台紙にピースの置き場があるパズル。ピースの形は四角だけでなく丸などいろいろな形があります。
それぞれのパズルでの年齢別のピース数の目安を下記にまとめてみました。
年齢別 パズルのピース数の目安
年齢 | ジグソーパズル | 板パズル |
2歳 | 4~9ピース | 9~11ピース |
3歳 | 9ピース~25ピース | 11~24ピース |
4歳 | 50ピース~100ピース | 35ピース~50ピース |
5歳 | 100ピース~500ピース | 50ピース~ |
年齢別パズルの選び方
上の項目でジグソーパズルと板パズルについて説明しました。
年齢別でパズルを選ぶ時、まずポイントになるのはどちらのパズルを選ぶかという点です。
それぞれのパズルで、必要な能力が異なるので難易度とあわせて説明します。
- ジグソーパズル/難易度・高い
見本を見て完成させるため、色やピースの絵からはめる場所を予想する能力が必要。
- 板パズル/難易度・低い
台紙にピースの置き場が線で示してあります。台紙とピースを見て同じかたちのものを見つける能力が必要。
このようにそれぞれのパズルは難易度と必要な能力が異なっています。
いきなり難しいジグソーパズルを子どもに与えても、子どもがうまく遊べないこともあります。
2歳頃になったらまず難易度の低い板パズルを試してみて、慣れたらジグソーパズルを試す。
パズルを選ぶ時はこのように進めるのがよさそうです。
また、ジグソーパズルはピース数が少ないものの種類が少なく、ピース数が多いものが主流です。
種類の多さから言っても、板パズルからはじめるのがよさそうです。
年齢別のパズル選び方を下記に紹介しますので、参考にしてください。
2歳
最初に子どもが好きなキャラクターなどの板パズルを選ぶのがおすすめ。
ピースは少ない数からはじめましょう。
また、この年齢はまだパズルを口に入れてしまう年齢です。口に入れても安心な木製のパズルもおすすめです。
3歳
この頃は、絵柄がはっきりとわかる大きいピースの板パズルで遊ぶのがよいでしょう。
当てはまるピースを子どもの近くに置いてあげる。一緒に図柄を想像する。こんな方法で進めると、子どもがパズルの遊び方を覚えてくれるはず。
パズルで楽しく遊べるようになったら、ピース数が多いものにチャレンジするのがおすすめです。
4歳
この頃になると、パズルにも慣れジグソーパズルで遊べる子どもが多くなります。
ジグソーパズルの絵柄はカラフルなものが組み立てやすいようです。
列車やプリンセスなど興味があるものがはっきりとしてくる頃なので、子どもにパズルの絵を選ばせ、組み立てる達成感をもってもらうのがよいでしょう。
5歳
字に興味を持ったり、地図を覚え始める頃です。
日本地図やひらがなを覚えられるようなパズルなどを試してみるのがおすすめです。
立体的なものなどこれまでと違うパズルにチャレンジするのもよいでしょう。
また、500ピースなどのピース数が多いジグソーパズルにチャレンジができるようになるのもこの頃です。
2歳からできるパズル
(サンスター文具)アンパンマン はじめてのジグソーパズル ステップ1 レッド 3セット入り
最初のパズルにはこれがおすすめ。
1つのパズルで2ピース、3ピース、4ピースとステップアップできます。
2ピースという少ないピース数からはじめられるのが、このパズルのおすすめのポイントです。
少し簡単すぎると思うパパやママもいるかもしれません。
ですが、パズルで続けて遊ぶには「できた」という達成感が必要です。
簡単なものからはじめ、子どもがパズルで楽しく遊びはじめたらピース数を増やしてステップアップしていきましょう。
3歳からできるパズル
(アポロ社)18+24+32ピース 子供向けパズル すみっコぐらし まなび脳
台紙付きの板パズル3枚セットです。
3枚バラバラで遊べ、横でつなげると1つの大きなパズルになります。
このパズルもピース数の少ないものからはじめ、慣れてきたらピース数の多いものにチャレンジできます。
急にピース数を増やすとうまく遊べず、パズルを嫌がってしまう子どももいます。
この年齢あたりまでは徐々にピース数が増やせるものがおすすめです。
また、3種類の絵柄が楽しめて飽きないというのも、このパズルのポイントです。
4歳からできるパズル
(テンヨー) 70ピース 子供向けパズル ゆめみるマーメイド(アリエル)
4歳頃には、板パズルを卒業してジグソーパズルを試してみるのがよいでしょう。
70ピースだと、チャレンジしやすいのでおすすめです。
また、ピース数が多いパズルほど、ピースが小さいもの。
70ピースだとピースも比較的大きく、つかみやすくて遊びやすいでしょう。
また、このパズルは絵柄がカラフルではっきりとしています。
はじめてのジグソーパズルの場合、こういった絵柄のものが組み立てやすくチャレンジ
しやすいのでおすすめですよ。
5歳以上向けのパズル
(くもん出版)くもんの日本地図パズル
5歳頃になったら、こういった少し変わったパズルを試してみるのがおすすめ。
このパズルは立体的な都道府県の形のピースが特徴。
日本列島に都道府県のピースを当てはめていくというものです。
都道府県の名前や場所を遊びながら覚えられます。
ピースも地域別に色がついている基本ピースと無地の発展ピースの二種類があり、ステップアップしながら遊べます。
パズル年齢別のピース数まとめ。
子どもの年齢別のピース数と遊び方を紹介してきました。
パズルは2歳頃からはじめ、徐々にピース数を増やしていくのがよいでしょう。
一人で遊ぶイメージのあるパズルですが、親子でも遊べるものです。
子どもと一緒に絵柄を見ながらどのピースが当てはまるか考えたりするのも楽しいですよ。
年齢別におすすめのパズルも紹介したので、お子様と一緒にパパやママもパズルを楽しんでみてはいかがでしょうか?