地方に住んでいる方には車での移動はかかせません。
あなたはどうでしょうか?
お仕事へ行くとき、お子様の送迎の時に利用されているかもしれません。
今回は、もし車のエンジンが突然かからなくなった時の原因と対処法をご紹介します。
そういった時に一番大切な事は『落ち着く』ことです。
そして簡単なミスである事もあるので原因を確認していきます。
もし動かせなくても安心してください。任意保険の無料レッカーを使えば問題ありません。
その辺りの流れや対応を、私の経験を交えながら一つずつご紹介していきます。
まずレッカーが必要かどうかチェックする
まずレッカーが必要な症状かどうかを簡単に自分でチェックしてみましょう。
エンジンがかからない主な理由を下記にまとめています。
エンジンがかからない理由 | レッカーが必要か? |
ギヤがパーキング(P)に入っていない | 不要 |
キーレス(スマートキー)の電池が切れてた | 不要 |
ハンドルロックがかかっている | 状況によっては必要 |
バッテリー上がり | 状況によっては必要 |
スターターモーター不良 | 状況によっては必要 |
その他 | 必要 |
エンジンがかからない理由として考えられるものはこのあたりです。
基本的には殆どの場合で、レッカーが必要になると思っておきましょう。
それではそれぞれの対処法を紹介していきます。
ギヤがパーキングに入っていない場合の対処法
車のエンジンはパーキングに入れていなくても止められるのです。
たとえば走行中に信号待ちをしている間、ギヤをドライブに入れたままエンジンを切ってしまう方なども一定数いらっしゃいます。
信号待ちではないけど、駐車場に止めた時にたまにやります💦
この時にギヤをドライブに入れたままだとエンジンは始動しない様になっています。
急発進にならない様に安全装置が働いているためです。
まずはギヤをパーキングに戻してから、エンジンキー(ボタン)を入れましょう。
これでかからない場合は次のチェックです。
キーレス(スマートキー)の電池が切れている
これはキーさして回すタイプのお車ではなく、ボタンを押してエンジンを始動させる車の場合です。
カギを回してエンジン始動される車の方はここは飛ばして下さい。
スマートキーの電池が弱っているとエンジン始動しません。
確認方法はスマートキーでドアの開閉が出来なければ、電池切れの可能性があります。
まずはボタンタイプのお車でスマートキー電池が切れている場合にもエンジンをかける方法をいくつかご紹介します。
- ボタン部分にスマートキー本体を押し付けてONする
- スマートキー本体からカギ部分を分離して差し込んで回す
- 中のボタン電池をかえる
もし電池切れの場合は上記の方法でエンジンをかける事が出来ます。
ボタン部分にスマートキー本体を押し付けてON
多くの車がこの方法でかかるケースがあります。
ボタン部分にスマートキー本体を押し付けてボタンを押すと、そのままエンジンがかかります。
キーレス本体からカギ部分を分離して差し込んで回す
キーレスの中には非常時に備え、金属製の鍵がキーレス本体にしまってあるものがあります。
抜き出した金属製の鍵をハンドル周辺にある差し込み口入れて回すとエンジンかかります。
ハンドル周辺の差し込み部分はカバーが付いている場合が多いので、ハンドル周りをしっかりみるようにしましょう。
中のボタン電池をかえる
手っ取り早いのが中のボタン電池を入れ替えることです。
しかしその際は精密ドライバーが必要になります。(細いタイプのドライバー)
非常に備えて1本車に載せておくのもおすすめです。
ボタン電池交換方法は簡単ですが、スマートキーのケースの開け方が車種によって違いますので、壊さないためにも説明書を一読してから作業しましょう。
スライド式や力で開けるものなどケースの開け方は様々です。
見ないでやるとケースが壊れる事もあるから気を付けてね!
ハンドルロックがかかっている
これは車についている盗難防止装置です。
カギがない状態でハンドルをまわすと『カチッ』という音がしてハンドルが固定されます。
この状態になるとカギは回らず、エンジンもかかりません。
このロックを解除する必要があります。
ハンドルを左右に回しながら(ロックされているので回せる範囲が限定的です)カギをまわす、またはエンジン始動ボタンを押すとエンジンがかかるはずです。
ハンドルロックは壊れていなくても解除しづらいので、何度かチャレンジしてみましょう。
もしこのハンドルロックがどうしても解除できない場合は迷わずロードサービスを呼びましょう。
ハンドルロックが壊れている可能性もあります。
自動車保険には無料のロードサービスがついています。
万が一、自分のやり方が悪くてハンドルロックが解除できなかった場合でもお金はかかりません。
保険会社のロードサービスへ電話して、来てもらいましょう。
JAFがある方はそちらでもOKです。
ロードサービスは自動付帯だからつけた記憶がなくても電話してみてね!
バッテリー上がりの場合
上記の内容を確認してきても動かない場合は、バッテリー上がりの可能性があります。
JAFさんのデータによると、ロードサービスの出動理由の一位が、このバッテリー上がりだそうです。
それだけ頻度が高いということですね。
バッテリー上がりの確認方法は室内灯をつけて点くかどうかです。
もし室内灯が付かなければバッテリー上がりの可能性が大です。
その時の方法は3つありますが、おすすめはロードサービスにお願いすることです。
その3つの方法は
- バッテリーケーブルを他の車につながせてもらって始動
- バッテリーのジャンプスターターを使って始動
- 保険会社のロードサービスを使う
このうち上の2つは少しハードルが高いですし、ケーブルやジャンプスターターなんて普通は持ってません。
最初から専門のサービスを頼んでしまいましょう。
スターターモーターの不良
これは基本はロードサービスを呼んで下さい。
もしどうしても呼ばずにエンジンをかけたい場合の方法は、スターターモーターを軽く固いもので叩いてからエンジンをかけるという方法があります。
スターターモーターを叩くと当然壊れる可能性もあります。
ですからスターターモーターが原因であると特定できる場合に限って、上記の方法を行って下さい。
スターターモーターの場所は説明書などを読んで確認してください。
この方法はレッカーを使わずに自走で修理工場に運んだりするときに使う場合はありますが、この方法でしのごうとは思わないで下さい。
壊れている理由がスターターモーターと断言出来ない時は叩かないほうがいいよ!
その他の場合はロードサービスを使う!注意点も
上記の確認をしてもエンジンがかからない場合はロードサービスを利用して下さい。
ロードサービスには無料搬送できる距離などに違いがある為、ご利用する保険会社に問い合わせをした上で、修理先工場を選定して搬送してもらって下さい。
旅行先などの場合は搬送距離が延びる可能性がありますが、引取の事を考えて、出来るだけ最寄りの修理工場へ搬送してもらうのがいいでしょう。
車のエンジンがかからない!無音の時の原因と対処法!まとめ
地方に住む方は車がないと大変ですよね.
私も良く使っているので、もしエンジンがかからなくなったらと考えると不安になる瞬間もあります。
私は以前バッテリーを上げて、エンジンがかからない事がありました。
その時にとても困ったので、今回は記事にしてみようと思いました。
最期におさらいしてみましょう。
- ギヤがパーキングになっているか?
- スマートキーは動いているか?
- ハンドルロックではないか?
- 上記以外は基本ロードサービス
こんなところでしょうか?
毎日使う車のことですから、万が一のことを想定してイメージしておくことは大切ですね。
もしもの時に焦らずに対応しましょう。『落ち着く』ことが一番ですよ♬