人気の牛丼チェーンの吉野家。
吉野屋には、裏メニューがいくつかあるのはSNSなどで意外と知られた話ですよね。
その裏メニューのなかでも、最も知られているものが「つゆだく」です。
名前だけは聞いたことがある方も多いのでは?ちなみにお値段は無料です。
つゆだくは、牛丼のたれを通常より多くかけてもらえるという裏メニューの名前です。
吉野家には、このつゆだく以外にも裏メニューがあります。
チェーン店なのに、好みに応じたアレンジに対応してくれる裏メニューがあるのは嬉しいですよね。
今回は吉野家のつゆだくの頼み方や値段、その他の裏メニューを紹介していきます。
まだ吉野家の裏メニューを試したことがないあなた。吉野家に通っているあなたも、この記事を読んで裏メニューを頼んでみてくださいね。
吉野家のつゆだくとは?
つゆだくは、今は閉店してしまった吉野家築地店がはじめたもの。
なんでも、「つゆの量を多くして牛丼をお茶漬けのように流し込んで食べたい」というお客さんの要望が多かったからできた裏メニューだそうです。
吉野家築地店は築地市場の中にあり、市場で働く人は急いで食事をする人が多かったからのようです。
そこで、お客さんとのやりとりをスムーズにするために「つゆだく」という注文の仕方が生まれたとされています。
ただ、この裏メニューは最初から一般の人に知られていたわけではありません。
一般の人につゆだくが知られるようになったのは、90年代のこと。
ある女性歌手がテレビ番組で「吉野家では牛丼をつゆだくで注文している」と言ったことがきっかけだとされています。
では、つゆだくのつゆの量とはどれくらいなのでしょうか?
ホームページなどで調べてみたところ、正式な回答は見つかりませんでした。
普通のつゆの量が一番おいしいので、裏メニューの存在はあまり公表したくないというのが吉野家の方針のようです。
ただ、つゆだくで増やすつゆの量は決まっているようです。
口コミなどを調べた結果、丼を傾けるとつゆが見えるほどの量というのが、つゆだくのつゆの量のようです。
最後につゆだくの料金ですが、冒頭でも触れましたが、追加料金はかかりません!
吉野家のたれは白ワインをベースにした発酵調味料にショウガなどが加えられたもの。
秘伝の製法とされていて一部の関係者しか作り方を知らないそうです。
そんなつゆを無料で増量できるなんて、嬉しいですね。
ちなみに吉野家の紅ショウガが牛丼と良く合うのは、たれにもショウガが使われているためなんです!
つゆだくの頼み方
まず、最初に吉野家での牛丼の注文の仕方を紹介します。
同じようなチェーン店では、先にチケットを買ってカウンターで出す店もあります。
しかし、吉野家はカウンターに座り、店員さんに直接注文します。
牛丼の場合は、「牛丼 + サイズ」で店員さんに伝えてください。
牛丼のサイズを参考のためにお伝えしておきます。
小盛、並盛(注文の時は並だけでも可)、アタマの大盛(ご飯は並盛、具が増量)、大盛、特盛、超特盛です。
サイズは覚える必要はありません。店舗のメニューでも確認できますよ。
牛丼に加えて、サイドメニューを注文したい時はサイズの後にサイドメニューを伝えます。
たとえば、「牛丼並盛 あさり汁」といった感じです。
では、牛丼の注文の仕方がわかったところで、いよいよ、つゆだくの注文の仕方です。
牛丼の裏メニューはサイズの後に伝えるのが基本です。
たとえば、「牛丼 並 つゆだく 玉子 とん汁」のような感じです。
どうでしょう? 簡単ですよね。
つゆだく以外の裏メニューも同じように頼んでください。
頼み方がわかれば、初めて吉野家に行く場合も、裏メニューを初めて頼む場合も安心ですよね。
つゆだく以外の裏メニュー
吉野家には、つゆだく以外に牛丼の裏メニューがいくつかあります。
いくつかピックアップすると。
- つゆだくだく
- つゆぬき
- ねぎぬき
メニューの詳細と料金を紹介していきます。
吉野家 牛丼裏メニュー
- つゆだくだく 無料
つゆだくよりもつゆの量を多く入れてもらえます。
ご飯がつゆでつかるおじやのような感じのようです。
- つゆぬき 無料
具を乗せる時に、つゆをよく切って盛り付けてもらえます。
- ねぎぬき 無料
玉ねぎを少なめにしてもらえます。
上記は全国の吉野家で注文できるとされている裏メニューです。
ただし、裏メニューに対応していない店舗もあるようです。裏メニューを注文の際には可能かどうか確認してから注文してみてください。
また、吉野家には裏メニューが本当のメニューになったものもあります。
こちらも紹介します。
吉野家・裏メニューが本当のメニューになったもの
- ねぎだく牛丼 並盛460円(税抜き/大盛などのサイズも別料金であり)
2018年に閉店した吉野家築地店の裏メニュー「ねぎだく」を復活させたもの。
築地店の裏メニューねぎだくは、牛丼の牛肉の量は変えずに玉ねぎを通常より多く盛り付けたものでした。
ねぎだく牛丼並盛の場合、玉ねぎの量が普通の牛丼並盛の四倍増し、牛肉と玉ねぎの割合は1:2となっています。
また、増量分の玉ねぎは丼のサイズにより別鉢で提供されます。
- 牛丼 アタマの大盛 462円(税抜き)
これも築地店での裏メニューでした。 2013年より定番メニューになっています。
アタマの大盛は、牛丼のご飯の量は並盛の量で、具の量を増量したメニューです。
また、アタマの大盛は牛丼のサイズになります。牛丼の種類ではないのでご注意くださいね。
- 肉だく牛丼 並盛 500円(税抜き/大盛などのサイズも別料金であり)
2020年4月からのメニューです。
これは正式には裏メニューではありません。
しかし、かつて築地店で出していた肉の脂身を多くする裏メニュー「とろだく」の流れにありそうなので、ここで紹介します。
肉だく牛丼は、普通の牛丼に具を増量したもの、
肉だく牛丼並盛の場合、具の量は普通の牛丼並盛の1.5倍となります。
牛丼のサイズによっては、増量分が別皿での提供になります。
イメージとしては、牛丼に別皿で牛丼の具を追加料金で注文する感じでしょうか。
上で紹介したアタマの大盛は肉だく牛丼と似ています。
調べたところ、肉だく牛丼並盛の具のほうが、アタマの大盛の具よりやや多いそうです。
吉野家のつゆだくの値段は?まとめ
吉野家の裏メニュー、つゆだくを紹介してきました。
料金無料でおいしい牛丼のつゆを追加してもらえるなんて、嬉しいサービスですよね。
頼み方も紹介したので、吉野家に行ったことがないあなたも、ぜひ注文してみてください。
吉野家には他にも魅力的な裏メニュー、さらには裏メニューが定番メニューとなったものもあります。
吉野家の裏メニューは、店に来る人の要望にできるだけ応えようとできたもの。
あなたも裏メニューで牛丼をカスタマイズして、自分好みの牛丼を食べてみてはいかがでしょうか?