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墨汁の正しい捨て方を解説。水道に流すのはNG、容器の処理方法や再利用の可能性もご紹介します。

墨汁の正しい捨て方を解説。水道に流すのはNG、容器の処理方法や再利用の可能性もご紹介します。
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墨汁の捨て方って悩みますよね。

小学生のお子様がいるご家庭では書初めなどで、家で習字をすることも多いでしょう。

その際、困ってしまいがちなのが墨汁の捨て方です。

ただでさえ墨汁は余ってしまいがちなのに、あまり使わない墨汁。

その正しい捨て方や再利用の方法があったら知りたいですよね。

ここではそんな墨汁の捨て方について詳しく解説をしていきます!

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墨汁の正しい捨て方とは?

まずは墨汁の正しい捨て方について解説をしていきます。

墨汁の正しい捨て方ですが、自治体によって細かく違います。

ただ一般的には不要な紙などに染み込ませた上で、可燃ごみに捨てることが多いです。

習字の際に使う紙といえば半紙になりますが、

いらない紙というのは半紙でなくても大丈夫です。

新聞紙やチラシなどの紙に墨汁を染み込ませて捨ててしまえばOKになります。

すずりなどに墨汁が残っている場合には、

紙をすずりに押し付ければ墨汁を簡単に染み込ませることができます。

もし墨汁のボトルなどがそのまま余って捨てる必要がある場合には、

ビニール袋にあらかじめいらない紙を丸めて詰めておきます。

その中にボトルの墨汁を入れていけば、そのまま捨てることができて便利ですよ。

また本格派の方は、墨汁ではなく固形の墨を使う場合もあるかもしれません。

この固形の墨の場合は正しい捨て方はどうなのでしょうか?

結論から言えば、固形の墨の場合も可燃ごみでOKです。

固形の墨ですが、原料としては「すす」と「にかわ」という成分から作られています。

どちらもよく燃える原料ですので可燃ごみで問題ないですよ。

余った墨汁や墨は正しい捨て方を心がけるようにしてくださいね。

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墨汁を入れた容器の捨て方

墨汁と同様に捨て方も気になるのが墨汁を入れた容器ですよね。

続いてこちらの捨て方も紹介していきます。

墨汁を入れた容器の捨て方ですが、

こちらは基本的には中を洗ってプラスチックゴミとして出すようにします。

一般的な墨汁の容器に関してはプラであることがほとんどです。

なので中を洗って、そのまま洗剤容器などのプラスチックゴミとして一緒に出してしまえば問題はありません。

墨汁を入れた容器を捨てる際に中身がそのままですと、ごみ収集の際に中身が飛び出るなどの可能性があり迷惑がかかってしまいます。

しっかりと容器を洗って、乾かした上で墨汁の容器も捨てるようにしてくださいね。

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墨汁を水道に流してはいけない理由

墨汁ですが余った場合、一番手っ取り早いのは水道に流してしまうことですよね。

実際墨汁は水道に流して捨てているという人もいるかもしれません。

しかし、結論から言うと、墨汁を水道に流して捨てるのはNGです。

続いて墨汁を水道に流してはいけない理由について解説をしていきます。

墨汁を水道に流してはいけない理由としては、以下のことが挙げられます。

汚れが残る

まず墨汁をシンクなどの水道に流してしまうと、シンクに汚れが残ってしまいます。

シンクには水垢などがついてることが多いですよね。

水垢は水道水のカルキやミネラル分が固まって堆積したものとなっています。

この水垢に大量の墨汁がかかると、水垢が墨汁で染まってしまいます。

水垢はただでさえこびりつくと汚れを落とすのが厄介になります。

なのに容器を洗う際などの少量の墨汁ならまだしも、

水垢が大量の墨汁で染まってしまうことで結構な目立った汚れになってしまいます。

クレンザーやクエン酸などでなんとか綺麗にできたとしても、それでも多少の墨汁の跡が残ってしまいます。

賃貸の場合にはこの墨汁の汚れによってクリーニング代が多く取られることもあるので、

シンクなどに墨汁を大量に流すのは避けるようにしましょう。

匂いが発生する

墨汁ですが実は腐ることがあります。

墨汁の使用期限は保存状態によって差がありますが、

一般的な墨汁の場合は大体2年ほどになります。

それ以上の期間、開封済みで常温で保存をしていると墨汁が腐ってしまうことがあります。

なので捨てる際にそのまま墨汁を捨てようとすると植物が腐ったような、

なんとも言えない嫌な匂いがすることがあります。

よほどの長期間開封済みにしておかなければ腐ることも少ないですが、

注意をするようにしてくださいね。

水質汚染につながってしまう

墨汁をそのまま水道に流して捨ててしまうと水質汚染につながってしまうことがあります。

墨汁が大量に水に溶けてしまうと下水処理としても十分に処理しきれないこともあります。

その状態で海や川に流れてしまうと墨汁によって水質汚染につながります。

今環境問題は様々なところで話題になってしますよね。

個人での墨汁などは小さいことと思うかもしれませんが、

このような小さな油断が大きな環境汚染につながってしまいます。

ですので墨汁を安易に水道に流して捨てないようにしてくださいね。

残った墨汁の使い道

墨汁ですが残ってしまった場合、捨てるのももちろん良いです。

ただせっかくならば墨汁は使い切ってしまいたいですよね。

残った墨汁ですが、何か使い道はないのでしょうか?

結論から言えば、あります。

続いて残った墨汁の使い道について解説をしていきます。

お絵描きに使う

墨汁といえば書くものといえば文字と思うかもしれません。

しかし、墨汁を使ってお絵描きをすることももちろん可能です。

要は水墨画になるのですが、いつものと違った描き心地や絵になるので、

子供からしたら楽しいかもしれませんね。

水墨画も簡単に描くテクニックなどもあるので、

それらを駆使して墨汁を使ったお絵描きをしてみるのも良いでしょう。

傷隠しに使う

棚やピアノなど、身近に黒い家具があることも多いですよね。

そんな黒い家具の場合、傷隠しとして墨汁を使うことができます。

傷の箇所にちょいっと墨汁を足すだけでしっかり隠すことができるので簡単ですよ。

このように残った墨汁は再利用もすることができるので、

できたら使い切るようにしてくださいね。

墨汁の正しい捨て方を解説。まとめ

墨汁ですが中途半端に余りがちです。

その場合、墨汁を処分する必要があるのですが水道に流すのはNGです。

墨汁を捨てる場合にはいらない紙などに吸わせてから、可燃ごみで捨てるようにしましょう。

そのまま水道に流してしまうとシンクに墨汁の汚れがこびりついたり、

水質汚染につながる恐れがあります。

墨汁ですが余った場合、お絵描きに使ったり、家具の傷隠しにも使うことができます。

ぜひ墨汁を正しく処理をして、捨てるようにしてくださいね。