【洗剤】除菌ジョイコンパクトは買ってはいけない?成分や危険性を調査しました。逆さボトルの情報も掲載

【洗剤】除菌ジョイコンパクトは買ってはいけない?成分や危険性を調査しました。逆さボトルの情報も掲載 家事
【洗剤】除菌ジョイコンパクトは買ってはいけない?成分や危険性を調査しました。逆さボトルの情報も掲載

食器用洗剤を選ぶ時、CMでよく見る洗剤を選ぶ方も多いのでは?

その代表が除菌ジョイコンパクト。

テレビで流れるCMの影響で、手に優しいというイメージを除菌ジョイコンパクトに持っている方も多いと思います。

私もその一人です。でも、成分や危険性を調べてみるとCMで見るイメージとは違うよう。

さらには、買ってはいけないという意見もあるようなんです。

今回は、除菌ジョイコンパクトの成分や危険性について説明していきます。

新しく発売された逆さボトルの情報もお教えしますので、最後までお読みくださいね。

買ってはいけないと言われる理由

ジョイをネットで調べてみると、買ってはいけないというレビューがチラホラ出てきます。

その理由の多くは、手肌が荒れるからというもの。

CMでよく見る食器用洗剤だと、手に優しいというイメージが強いですよね。

でも、どうしてCMで目にすることが多い除菌ジョイコンパクトにそんな意見がでるのでしょうか?

それは、成分を調べてみたらすぐにわかりました。

成分については、下の二つの項目で説明していきます。

除菌ジョイコンパクトの成分

除菌ジョイコンパクトの成分は次の通りです。

  • アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(界面活性剤)
  • アルキルアミンオキシド(界面活性剤)
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル(界面活性剤)
  • クメンスルホン酸ナトリウム(安定化剤)
  • エチルアルコール(粘度調整剤)
  • アルキレンオキサイド共重合物(粘度調整剤)
  • クエン酸三ナトリウム二水和物(安定化剤)
  • 塩化ナトリウム(安定化剤)
  • 塩化マグネシウム(安定化剤)
  • 水酸化ナトリウム(pH調整剤)
  • 洗浄助剤
  • 香料
  • 防腐剤
  • 着色料

お肌への危険性は?

上記の成分を見ると、除菌ジョイコンパクトの肌に与える危険性がよくわかります。

除菌ジョイコンパクトの成分のなかで、肌に危険性があるものは二つ。

一つは、界面活性剤です。

パッケージの裏の成分表示によると、除菌ジョイコンパクトに使われている界面活性剤は成分の33%を占めています。

界面活性剤は、汚れを落とす洗浄成分のひとつ。

多くの洗剤に含まれていますが、手肌の皮脂を流し荒れやすくする面もあり、皮膚の乾燥やかゆみの原因となると言われています。

肌に危険性がある成分のもう一つは、防腐剤です。

防腐剤は添加が認められている成分です。

ですが、防腐剤には発がん性があるものや、接触皮膚炎の原因となるものもあるので注意が必要です。

接触皮膚炎は特定の物に触れることで刺激やアレルギー反応が起こり、炎症を起こしてしまうものです。

また、除菌ジョイコンパクトには、もう一つ注意する点があります。

それは、弱アルカリ性の洗剤だということ。

洗剤の種類にはアルカリ性洗剤と酸性洗剤、そして中性洗剤があります。

液体のpHという値でアルカリ性・酸性・中性は決まります。

中間である中性のpHは6から8。これを中心としてpH の値が弱い物は酸性、強い物がアルカリ性となります。

それぞれの洗剤で、効果的に落とせる汚れの種類があります。

一般的にはトイレや水垢などの汚れには酸性、油汚れやシミにはアルカリ性、食器をはじめ日常の汚れ落としには中性洗剤というように使い分けられています。

どうして、日常の汚れには中性洗剤が一般的とされているのか。

これは、pHの値が高いほど、指紋を溶かしたり、肌荒れの原因となってしまうためです。

それで、食器用洗剤には洗うものの素材を痛めにくく、肌に優しい中性洗剤が使われることが多いのです。

CMで流れている洗剤だと、どれも肌に優しいイメージを持ってしまいますが……。

除菌ジョイコンパクトの液性である弱アルカリ性は、アルカリ性よりもpHの値は低く、pH8から11。

このため、中性洗剤より肌の荒れにつながる可能性は高いと言えます。

これらの点をまとめると、除菌ジョイコンパクトの危険性は、肌荒れや接触皮膚炎を起こすことだと言えます。

こういった点を知らずに使うと、肌の弱い方の場合、手肌が荒れてしまい除菌ジョイコンパクトを買ってはいけないという意見につながるのでしょう。

肌の弱い方が除菌ジョイコンパクトを使う場合は、ゴム手袋などで手肌を保護して使用するのをおすすめします。

ジョイコンパクトの洗浄力は?

では、除菌ジョイコンパクトの洗浄力はどうなのでしょうか?

洗浄力についての口コミを集めてみました。

少し安めの洗剤と比べるとJOYは値段上がるんですが、油汚れの洗剤の量を比較すると値段の価値が上がる。少しの量で良く落ちるのでJOYに戻しました。
コロナ渦で、「除菌」という言葉に惹かれて購入しました。驚くほど少しの量でスッキリ汚れが落ちます!
頂き物で使ってみたのですが、予想以上に良い商品でした。コンパクトで場所をとらないので、我が家の狭いキッチンでも置きやすく、少量で油汚れがスッキリ落ちます。無駄な香りがないのもいいです。なくなったら店頭で買いたいです。

弱アルカリ性の洗剤だけあって、油汚れに強く、洗浄力については評価が高いようです。

普段使いの洗剤とは別に、揚げ物の後など油汚れが多い時は、除菌ジョイコンパクトというように使い分けてもよさそうですね。

最近話題のジョイの『逆さボトル』ってどうなの?

2021年秋に発売されたばかりのジョイの逆さボトル。

成分的には通常のボトルのものと同じですが、逆さボトルは食器洗いの効率化が図れると話題になりました。

逆さボトルは、蓋がなくボトルの下部分から洗剤がそのまま出るのが特徴。蓋がないので、握るだけで洗剤が出ます。

なんと、逆さボトルの食器用洗剤は日本初。

でも、日本初となると、実際の使い勝手が気になりますよね。

口コミを見てみると、便利、ボトルをひっくり返さなくていいから楽という意見が多いです。

中には、なんで今までなかったのかという意見もありました。

でも、一方でこんな口コミも。

使うのが難しい。一滴二滴出したいのに、絶対に多く出てしまいます。
洗剤の量を調整して出すのが難しい。

日本初のボトルだけあって、慣れるまでは使うのが難しいと感じる方もいるのかもしれませんね。

でも、やっぱり蓋の開け閉めやボトルをひっくり返して使う手間が省けるのは魅力的です。

【洗剤】除菌ジョイコンパクトは買ってはいけない?まとめ

除菌ジョイコンパクトの成分や危険性を紹介してきました。

除菌ジョイコンパクトは、弱アルカリ性の洗剤です。

弱アルカリ性洗剤は、強力なので肌荒れの原因となる可能性が高いです。

また、界面活性剤と防腐剤という肌荒れの原因や接触皮膚炎の原因となる成分が含まれています。

このため、肌荒れが理由で買ってはいけないと言われてしまうこともあるようです。

ただし、油汚れや頑固な汚れに強く、洗浄力の評価は高いです。

肌が弱い方や肌荒れが気になる方は、ゴム手袋をするなど肌荒れを避ける方法で使用するとよいかもしれませんね。

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