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ししゃもの上手な焼き方。アルミホイルやクッキングシートの使い方を紹介

ししゃもの上手な焼き方。アルミホイルやクッキングシートの使い方を紹介
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一般的なししゃもの焼き方と言えば、魚焼きグリルを使うこと。

でも、身が小さいため魚焼きグリルだと箸でとる時に身が崩れてしまったり、焦げ付いてうまくひっくり返せないことがあります。

そこで、私がおすすめしたいのはフライパンを使うこと。

フライパンでししゃもを焼くのには、アルミホイルまたはクッキングシートを使う2つの方法があります。

この2つの方法で焼くと、ししゃもが上手に焼けます。その上、フライパンに焦げつかず片付けも楽々です。

今回は、この2つの方法を詳しく紹介していきます。

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アルミホイルでししゃもを焼く場合

最初に、アルミホイルを使って焼く方法をお教えします。

用意する物

  • ししゃも
  • アルミホイル
  • ししゃもが入る大きさのフライパン
  • 油適量

焼き方

焼き方の手順
  • STEP1
    アルミホイルをフライパンからはみ出さない大きさに切る。

    はみ出すとアルミホイルが燃えてしまうこともあるので、注意してください。

  • STEP2
    アルミホイルを丸め、くしゃくしゃにしにする。
  • STEP3
    アルミホイルをフライパンに敷き、油を塗る。
  • STEP4
    弱火から中火の間に設定し、ししゃもをアルミホイルの上に置いて焼く。

    この時、身の大きいオスの場合は中火にするなど火の強さは調整してください。

  • STEP5
    片面が焼けてきたらひっくり返す。

    ししゃもから脂が出て、表面が乾いた感じになった頃がひっくり返すタイミングです。

  • STEP6
    もう片面も5と同じように焼く。

    オスは焦げ目がつき、身が固くなってきたら焼き上がりの合図です。メスの場合は、卵が固くなったら焼き上がりです。

この焼き方のポイントは、最初にアルミホイルを丸めること。

丸めずにししゃもを乗せると、身がアルミホイルにくっつきやすくなります。アルミホイルは必ず丸めるようにしましょう。

この時、できるだけしわをつけた方がくっつきにくくなります。

また、アルミホイルは菜箸やトングで破れやすいです。

ししゃもを何度もひっくり返すのは避けたほうがよいでしょう。

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クッキングシートでししゃもを焼く場合

次に、ししゃもをクッキングシートで焼く方法です。

用意するもの

  • ししゃも
  • クッキングシート
  • ししゃもが入る大きさのフライパン

焼き方

焼き方の手順
  • STEP1
    クッキングシートをフライパンからはみ出さない大きさに切る。

    アルミホイル同様、はみ出すと燃える場合もあるので注意してください。

  • STEP2
    クッキングシートをフライパンに敷く。
  • STEP3
    弱火から中火の間に設定し、ししゃもをクッキングシートの上に置いて焼く。

    この時、身の大きいオスの場合は中火にするなど火の強さは調整してください。

  • STEP4
    片面が焼けてきたらひっくり返す。

    ししゃもから脂が出て、表面が乾いた感じになった頃がひっくり返すタイミングです。

  • STEP5
    もう片面も4と同じように焼く。

    オスは焦げ目がつき、身が固くなってきたら焼き上がりの合図です。メスの場合は、卵が固くなったら焼き上がりです。

クッキングシート利用の場合も、アルミホイルとほぼ同じ焼き方です。

ただし、表面に加工がしてあるため油は不要です。

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グリルやトースターではダメな理由

フライパンの他に焼く道具と言うと、グリルとトースターが浮かびます。

ですが、グリルもトースターもししゃもを焼くのにはおすすめできません。

その理由は二つあります。

グリル・トースターではダメな理由①

一つ目の理由としては、ししゃもの身が小さいこと。

身が小さなししゃもは焦げやすく、火加減を誤ると頭や尻尾が黒焦げになることも。

グリルやトースターは、火加減の調整をすることが難しいため小さな魚には不向きです。

焦げ付くと、ひっくり返す際や取り出す際の身崩れの原因ともなります。

また、焦げつくと洗う手間もかかってしまいます。

グリル・トースターではダメな理由②

二つ目の理由は、グリルとトースターの構造上、ししゃもから脂が落ちてしまうこと。

あっさりとした味のししゃもから脂の旨味が減ると、なんとなく物足りない感じなってしまいます。

その点、フライパンは火加減の調整が簡単。

アルミホイルやクッキングシートを敷くことで、焦げつきも防げます。

焦げつかないと、洗うのも簡単なので片付けの手間も減ります。

また、アルミホイルもクッキングシートもししゃもから出た脂を吸い込まないため、脂が再度ししゃもに染みこみ、旨味も残ります。

ししゃも以外の焼き魚でも対応できる?

フライパンにアルミホイルまたはクッキングシートを敷く焼き方は、もちろんししゃも以外の魚でも対応OKです。

ししゃも以外の魚を焼く場合の注意点を下記にまとめました。

丸焼きの場合

フライパンは円形なので、丸焼きの大きな魚だとうまく入らないことがあります。

魚が尻尾まで入るフライパンでないと上手に焼けないので注意してください。

また、焼く際は魚の表面の水気をよくふき取って焼きましょう。

水気があると皮がパリッと焼けません。

先に下ごしらえとして塩をふりかけ、20分程度置いておくと魚から水分が出ます。

また、魚の臭みも抑えられます。

丸焼きはししゃもと違い、焼くのに時間がかかります。

このため途中で蓋をして蒸し焼きにすると上手に焼けます。

切り身の場合

切り身も表面の水気をふき取り皮目から焼くと、パリッと焼きあがります。

丸焼きと同じように先に塩をふりかけておき、10分程度置くと魚から水分が出ます。

また、脂が多い魚の切り身の場合、魚から出た脂で外側だけ先に焼けて脂っこくなり味が落ちてしまいます。

その場合は、途中で脂をキッチンペーパーでふき取りましょう。

また、切り身の場合も途中で蓋をして蒸し焼きにするとふっくらと仕上がります。

干物の場合

干物はすでに塩がかかっているため、塩をふりかけて水分を出す下ごしらえは不要です。

保管の状態などで表面の水気が気になった時だけ、水気をふき取ってください。

干物も切り身同様、皮目から焼くとパリッと仕上がります。

アジの干物のように小さく厚みのない干物は蒸し焼き不要ですが、大きな干物の場合は蓋を閉じて蒸し焼きにすると上手に仕上がります。

ししゃもの上手な焼き方のまとめ

フライパンにアルミホイルまたはクッキングシートを敷いてししゃもを焼く方法を紹介してきました。

焦げつきにくく片付けも楽。しかも、旨味も残して焼けるので、ししゃもはフライパンで焼くのがおすすめです。

他の魚も同じ方法で焼けるので、グリルは面倒だと思っていた方も魚のレシピの幅が広がるのではないでしょうか?

紹介した方法をあなたも試してみてくださいね。