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スワドルアップかわいそうだと言われた…そんなことない!実際のところどうなのかまとめてみた。

スワドルアップ
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スワドルアップは、赤ちゃんがよく寝てくれる奇跡のおくるみと言われています。

でも、一方で赤ちゃんが窮屈そうに見えるせいかスワドルアップを着せると「かわいそう」と言う人もいるよう。

実際、子どもが小さい時にスワドルアップを着せてみたところ、私も母親からかわいそうだと言われたことがあります。

確かに、手先と足先をしっかりと包むスワドルアップは窮屈そうに見えますが……。

でも、うちの子はスワドルアップを着ると長時間寝てくれましたし、良い口コミが多いのも事実。

だから、かわいそうなんてことはないはずです!

そこで、今回はスワドルアップについて実際のところどうなのかまとめてみることにしました。

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スワドルアップは本当にかわいそう?

結論から言うと、赤ちゃんにスワドルアップを着せてもかわいそうではありません。

実は、かわいそうだと言われる原因とかわいそうではない理由は同じだと考えられます。

調べてみたところ、スワドルアップがかわいそうだと言われる主な原因は2つありました。

  • 手を上げて寝るよう固定される形状
  • 手先・足先を出さない形状

この2つが原因で窮屈そうに見えるため、かわいそうだと言われてしまうようです。

ところが、この2つはどちらも赤ちゃんの安眠ためのスワドルアップの工夫。

つまり、この2つの形状により赤ちゃんは安眠できるので、この形状こそが赤ちゃんがかわいそうではない理由となるのです。

まず、手を上げて寝るように固定される形状について説明します。

スワルドルアップを着ると、赤ちゃんは手をあげてバンザイしているような姿で寝ることになります。

一見すると、固定されていて窮屈そうに感じますが、これは赤ちゃんが安心できる姿勢。

赤ちゃんはママのお腹の中で手を上げ、頬を手で触れたり、指しゃぶりをしたりしています。

スワドルアップの形状は、この手を上げた姿勢が自然にとれるよう考えられたもの。

このため、スワドルアップを着た赤ちゃんはママのお腹の中にいた時のような姿勢が楽にとれ、指しゃぶりもしやすいため安心して眠ることができます。

次に、スワドルアップの手先・足先を出さない形状について説明します。

スワドルアップは手と足の部分が丸く縫われており、手足を出せません。

自由に手足を動かせず窮屈そうに見えますが、この形状も赤ちゃんがぐっすり眠るための工夫です。

赤ちゃんは急に手足をビクッとさせたり、手を広げたりする動きをすることがあります。

これは、モロー反射と呼ばれ、光や音などから刺激を受けた時に起こるとされています。

モロー反射は運動機能を発達させるために起こると言われており、赤ちゃんにとって自然なこと。

しかし、赤ちゃんはモロー反射による衝撃で起きてしまうため、眠りを妨げるものでもあります。

モロー反射で目覚めてしまうことが、夜泣きや長時間寝ない原因となる場合もあります。

でも、スワドルアップの手先・足先を出さない形状は、赤ちゃんの手足を包み固定することでモロー反射の衝撃を和らげてくれるのです。

つまり、スワドルアップを着ると、赤ちゃんはモロー反射の衝撃を受けても眠りやすくなるのです。

以上のことからスワドルアップを着た赤ちゃんは窮屈でかわいそうではなく、むしろ快適に寝ているとわかるでしょう。

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スワドルアップのメリット

もちろん、上で説明した赤ちゃんが安眠できるという点がスワドルアップの最大のメリット。

でも、スワドルアップにはまだまだメリットがあります。

ここでは、安眠効果以外のメリットを3つ説明します。

・股関節の脱臼予防

足を固定するようなおくるみは、赤ちゃんの股関節脱臼の原因となることがあります。

しかし、スワドルアップは赤ちゃんのM字型の足に合わせた余裕のあるつくり。生地に伸縮性もあります。

このため、スワドルアップを着ることは股関節の脱臼予防にもなります。

・仰向け寝を保ちやすい

スワドルアップは仰向け寝を保ちやすいつくりです。

このことから、スワドルアップはうつぶせ寝を防ぎ、乳幼児突然死症候群(SIDS)リスクの軽減にもつながるとされています。

・ベビーミトンが不要

赤ちゃんが顔などをひっかいて傷つけないようにつけるベビーミトン。

特に新生児期に着けることが多いですが、スワドルアップは手先を出さないつくりのためベビーミトンは不要です。

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スワドルアップのデメリット

続いて、スワドルアップのデメリットを説明します。

スワドルアップの大きなデメリットは下記の3つです。

・熱がこもりやすい

形状的にスワドルアップは熱がこもりやすいです。

このため、赤ちゃんのインナーの調整を他のおくるみより気に掛ける必要があります。

公式ホームページに気温ごとのインナーの目安が記載されているので、それを参考に赤ちゃんの体質などに合わせてインナーを調整するようにしましょう。

・洗濯が頻繁に必要

スワドルアップは、指しゃぶりがしやすいためすぐベタベタになってしまいます。

このことから他のおくるみに比べ頻繁に洗濯が必要になります。

洗濯を手間に感じる方には、この点はデメリットになるでしょう。

・寝返りに注意が必要

寝返りをはじめてうつぶせ寝になってしまうと、手足が出ていないスワドルアップは動きづらく窒息リスクが高まる可能性があります。

スワドルアップは仰向け寝を保ちやすいつくりになっていますが、寝返りを始めそうな場合は注意しましょう。

スワドルアップはいつ頃まで使える?

スワドルアップが使えるのは、新生児から寝返りを始める頃まで。

上のデメリットでも触れましたが、寝返りを始めた赤ちゃんがうつぶせとなってしまった時、自由に動けないスワドルアップは窒息のリスクが高まる可能性があります。

赤ちゃんが寝がえりを始めるのは、一般的に生後5~6ヶ月。

この月齢を目安として赤ちゃんが寝がえりをしそうになったら、使用をやめることを検討したほうがよいでしょう。

ただし、寝返りを始めたらスワドルアップが使えないというわけではありません。

寝返り後は、スワドルアップのSTAGE2が使用できます。

STAGE2は片袖ずつはずせ、スワドルアップの段階的な卒業をサポートしてくれます。

また、両袖をはずした後はサイズアウトするまでスリーパーとして使用できます。

スワドルアップかわいそう?まとめ

スワドルアップを使うことは、赤ちゃんにとってかわいそうなことではありません。

赤ちゃんの安眠のために工夫された形状が、スワドルアップの特徴。

スワドルアップの形状は大人から見ると窮屈でも、赤ちゃんにとって快適で安眠できるものなのです。 この記事を読んだあなたは、かわいそうだと言われたらスワドルアップの良さをしっかり説明してくださいね。