あなたはココアをどうやって飲んでいますか?
「ココアを牛乳で練る」。「ココアを入れたカップに温かい牛乳を注ぐ」。
ココアのパッケージは、こんな風に書かれているものが多いです。
だから、多くの人はココアを牛乳で作っているのではないでしょうか?
でも、わたしのおすすめは純ココアをお湯で作ること。
ココアでも特に純ココアをお湯だけで作ると、ココアの香りがより楽しめます。
さらに、お湯で作ると牛乳で作るよりカロリーが低くなりますし、健康面でもメリットがあります。
ココアが健康にいいのは知っているけど、カロリーが高そうと飲まない方もいるのでは?
でも、この方法で作れば毎日飲めますよね。
あなたも、この記事を読んで純ココアをお湯で作って飲んでみませんか?
純ココアをお湯で美味しく飲むには?
純ココアをお湯で美味しく飲むポイントは三つあります。
- ココアの量を増やす
- 純ココアを練る
- 浄水を使って作る
ココアの量を増やす
まず、一つ目のポイント。
それは、ココアの量を増やすこと。
お湯だけで作る場合、牛乳で作るより味を薄く感じてしまいます。
このため、パッケージに書いてある牛乳の量(一般的な目安150ml)をお湯に置き換え、書いてある通りの純ココアの量(一般的な目安4g~5g)で作ると薄すぎて、ココアの香りもコクも楽しめないということになってしまいます。
私の場合、お湯150mlに対して純ココアを8gほど入れて飲んでいます。
ブラックコーヒーや高カカオチョコレートが好きな方は、私と同じくらいがよいかもしれません。
純ココアの量はお好みで調整して、ご自身が好きな濃さを見つけてみてくださいね。
ただ、ブラックコーヒーや高カカオチョコレートを苦いと感じてしまう方もいますよね?
そういった方は純ココアだけだと、同じような苦みを感じてしまい飲めない場合もあります。
その場合は、血糖値を上げにくいとされるはちみつを入れて飲むのがおすすめですよ。
純ココアを練る
純ココアをお湯で美味しく飲むポイント二つ目は、練ることです。
純ココアにお湯をそのまま注ぐと、香りと風味がはっきりとでません。
香りと風味をよくするには、純ココアを最初にお湯で練っておくことが必要です。
純ココアをお湯で練ると、ココアに含まれるココアバターという天然由来の油脂が水分と乳化されて滑らかな口当たりになります。また、香りもよくなります。
方法は簡単です。
カップにお好みの量の純ココアを入れたら、大さじ一杯程度のお湯を入れて練ります。
粉っぽさがなくなってきたら、さらに大さじ二杯程度のお湯を加えて2分程度練ります。
あとは、適量までお湯を入れて混ぜれば出来上がりです。
浄水を使って作る
三つ目のポイントは、浄水を使うことです。
せっかく手間をかけて純ココアを練っても、水が美味しくないと美味しさや香りが半減してしまいます。
このため、純ココアを作るお湯には浄水を使うのがおすすめです。
日本の水道水は綺麗だとされていますが、特に都市部では水道水のカルキ臭が気になるもの。
浄水ならカルキ臭もないですし、より純ココアの香りが楽しめると思います。
また、浄水型のウォーターサーバーがある場合、常に温水がでるので、ココアを練るのにも楽ですよね。
お湯だけで飲むおすすめの純ココアは?
最初にココアの種類について説明します。
ココアには二つの種類があります。
砂糖や植物性油脂が含まれた『加工ココア』。
そして、説明をしてきたココアパウダーだけで作られた『純ココア』です。
加工ココアに含まれている砂糖や植物性油脂は、ダイエット中に避けたほうがよいものとされています。
このため、お湯でココアを作る際にはこの純ココアをおすすめしています。
ココアを買う際には、まず、純ココアか加工ココアかに注意してくださいね。
では、お湯だけで飲むおすすめの純ココアを二つ紹介します。
純ココアは製菓用などにも使われるので、ネットで調べると袋入りの大容量のものが多いです。
ここでは、お湯で飲むために手軽に買えて、自宅で保管しやすいものを選んでみました。
まず一つ目は、森永製菓の純ココア。
森永は加工ココアのイメージが強いですが、純ココアも作っています。
内容量は110gで、紙のパッケージに入っています。
ココアはジップ付きの袋に入っていますので、保存の面でも安心です。
二つ目は、バンホーテンのピュアココア。
100gと200gのものがあり、缶に入っています。
バンホーテンはオランダの老舗ココアメーカー。
なんと、ココアパウダーの製造方法を発明したのは、バンホーテンの創始者なんですよ。
それぞれ、香りとコクが少しずつ違います。
どちらもスーパーなどで手軽に買えますので、お好みの純ココアを見つけてくださいね。
ココアをお湯だけで飲むメリット
純ココアをお湯だけで飲むのは、健康面で多くのメリットがあります。
まずは、ココアの主成分カカオポリフェノールの効果を紹介します。
カカオポリフェノールには、強い抗酸化作用があり血糖値を下げる、血行を良くするなどの健康面での効果があるとされています。
また、肌荒れや肌の老化を防ぐなど美容にも効果があるとも言われています。
どうでしょう?
ココアを毎日飲むメリットがわかりますよね。
でも、ここで砂糖や植物性油脂が入っている加工ココアを使ってしまうと、油分や糖分・カロリーが気になります。
カカオポリフェノールを健康的に多く摂取するには、やはり純ココアがよいでしょう。
しかし、ここで牛乳を加えてしまうとカロリーが気になります。
一般的な純ココアを牛乳150mlで飲んだ場合のカロリーは一杯約120~150Kcal。
お湯150mlの場合はココアの量にもよりますが、約20Kcal~50Kcal程度です。
つまり、毎日飲むなら、純ココアをお湯で作るのがよいということになりますよね。
ココアの苦みが苦手という方は健康面からみて、砂糖ではなくて血糖値が上がりにくいとされるはちみつを入れて飲むとよいでしょう。
なお、ココアを飲む量の目安は1日の1杯(ココアパウダー5g~10g程度)です。
ココア1日1杯で、1日の理想的なポリフェノール量を摂取できるとされているためです。
純ココアをお湯だけで美味しく飲むまとめ
純ココアをお湯だけで飲む方法やメリットを紹介してきました。
カカオポリフェノールの健康面での効果やリラックス効果は、魅力的ですね。
女性なら、美容面の効果のためにも毎日飲みたい!と思う人もいるのでは?
紹介した純ココアをお湯だけで飲む方法ならカロリーも低く抑えられます。
甘くてカロリーたっぷりだとココアを避けていた方も、紹介した方法をぜひ試してみてください。
朝のコーヒーの代わりに純ココアをお湯だけで作って飲むのもよいかもしれませんね。
あなたも毎日の健康習慣として、純ココアをお湯だけで飲んでみてはいかがでしょうか?