突然ですがあなたのお家では、ゴミを出す係は決まっていますか?
ゴミ出し係の家族の方が病気になったり、ちょっと家族が家を開けることになった途端、『ゴミどうしよう?!』と焦ることはありませんか?
日本では、それぞれの都道府県、市町村などでゴミ出しのルールや時間など細かく決まっていて、毎日ゴミ出しをやっている人にとっては簡単かもしれませんが、急にゴミ出し担当になるとわからないことだらけです。
今回は、牛乳パックに焦点をあてて解説します。
燃えるゴミで出しているあなた、ずばり!牛乳パックなどは資源ごみで出してください。
資源ごみとしてきちんとあなたの牛乳パックが回収されるだけで、あなたの住んでいる自治体が潤うのですからきちんと真面目にやっておくべきです!
今回はそんな牛乳パックのゴミ出しについてまとめてみました。
牛乳パックは資源ゴミとして捨てる
冒頭でもお伝えしていますが、牛乳パックは資源ゴミとして捨ててください。
資源ゴミとして出すと、資源としてリサイクルされます。
牛乳パックは、主にトイレットペーパーやティッシュペーパーとしてリサイクルされています。
割合としては、牛乳パック6枚からトイレットペーパー1個が作られるそうです。
毎日、牛乳を飲むご家庭や家族が多い場合は、直ぐに6枚くらいなるのではないでしょうか?
牛乳パックと言っても、牛乳のみならず、オレンジジュースや他のジュース類やお茶類もこの牛乳パックの様な形で作られていますよね?
それらも、もちろん牛乳のパックと同じく資源ごみです。
そう考えると核家族やシングルのご家庭などでも、実はこの牛乳パックの消費量は結構多いのかもしれません。
牛乳パックは大事な市区町村の収入源
また、覚えておいて欲しいのは、牛乳パックなどの資源ごみは、地区町村の大事な収入源でもあります。
東京都世田谷区を例に出しますと、2013年の数字集計で、缶類で約1億4000万円、古紙類で3億4000万円、瓶類で3000万円位になったそうです。
不燃ごみ・粗大ごみ類も最近は、資源化をしてますので、これらの2つを合わせてみると2400万円位になったそうです。
2013年の時点でこんなにも大きな収入源になっていますから、現在はもっと増えている可能性があります。
簡単に考えても、その区に住んでいる人口が増えれば、ゴミの量も増えますよね?
ですから年間の収入源はどんどん増えていくのではないでしょうか?
この他にも、ペットボトル類や他の収入源もあるので、皆さん一人一人がきちんと資源ごみの日に牛乳パックや他の資源ごみを出すことが非常に大切です。
これらのリサイクルの収益は、市町村区の歳入として取り込まれていきます。
牛乳パックの捨て方
それでは、正しい牛乳パックの捨て方をおさらいします。
- 牛乳パックは水で洗う
- ハサミで切って開く
- 何枚かまとめたら紐で縛る
- 資源ゴミの日に出す
まず飲み終わった牛乳パックは綺麗に水で洗ってください。
牛乳は腐ると変な匂いがしますので、洗って出す方が多いと思います。
お茶や他の飲み物のパックは、牛乳ほど匂わない感じがします。
牛乳パックを洗ったらきちんと乾かします。牛乳パックが完全に乾いたら、ハサミで切って開きます。
牛乳パックの中にも種類があるのですが、内側をアルミでコーティングされているタイプ(スープなどに多い)は、リサイクルできませんので、可燃ごみとして捨ててください。
アルミ付きの牛乳パックが混ざっていると、きちんと資源ごみとしてリサイクルできませんので間違わない様に気をつけましょう。
小さいサイズの野菜ジューずやお茶なども、牛乳パックと同じマークが付いていれば資源ごみとして出すことができます。
その際は、牛乳パックと同じ手順で綺麗に洗って処理してください。
詳細は、お住まいの自治体によって多少違うので、ゴミを出す前にきちんとお住まいの自治体に確認をしておく方が良いですね。
資源ごみとして出せる方の牛乳パックがある程度の枚数になったら、重ねて分別してください。
ちなみに牛乳パックは、資源ごみの日に捨てたり、スーパーなどに持ち込むこともできます。
また、ネットで牛乳パックを買ってくれる場合もあるそうですから、ちょっとお小遣い稼ぎにネットで買ってくれる人を探してみるのもいいですね。
牛乳パックは燃えるゴミでも捨てられます
どうしても資源ごみの日に牛乳パックが捨てられない状況もあるかもしれません。
そういう時は、牛乳パックは燃えるゴミの日に出しても大丈夫です。
ただ、燃えるゴミとして牛乳パックを出すとリサイクルはされませんので、お住まいの市町村区の歳入にはなりません。
出来ることなら、牛乳パックをキチンと資源ごみの日に出し、あなたのゴミが自治体の収入になる方がお得だと思います。
牛乳パックは燃えるゴミではなく資源ゴミのまとめ
コロナ渦でお家時間が増えた今、家で食事する機会も増えたと思います。
それに伴い、ゴミの量も増えると思います。
今回は、牛乳パック類のゴミの出し方に焦点をあてて解説しました。
牛乳パック類は貴重な資源ごみです。綺麗に分別して、資源ごみの日に出すだけで、リサイクルされトイレットペーパーやティッシュペーパーに生まれ変わるのです。
また、資源ゴミとして牛乳パックを出すだけでお住まいの市町村区の歳入になりますから、是非、真面目に分別して資源ゴミの日に出してください。
一人の大人として地球環境やリサイクルに関心を持つのはもちろんですが、住んでいる市町村区の助けにもなりますので、きちんと分別して資源ゴミの日に出しましょう!
責任を持って分別して資源ゴミを出すだけで、市町村区や地球にも優しい環境になると思えば、そんなに苦に感じることなく分別して資源ゴミの日に出すことが出来ると思います。