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Yチェア買って後悔。失敗しない為のポイントを紹介

Yチェア買って後悔。 失敗しない為のポイントを紹介
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Yチェアとは、北欧家具の巨匠と言われるハンス・J・ウェグナーデザインの椅子のこと。

おしゃれなデザインのYチェアは、私の長年の憧れでした。

数年前に購入した時は、とても嬉しかったです。

でも、ずっと欲しかったYチェアなのに、買った後に後悔してしまいました。

というのも、ここは失敗だったという点が1つだけあったからです。

Yチェアは高額なので、買って後悔・失敗があると本当に悲しいです。

そこで、これからYチェアを買う方が後悔しないために、わたしの失敗点を中心にYチェアを買う時のポイントなどをまとめてみました。

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Yチェアの魅力とは?

Yチェアの魅力は、どんな場所にも馴染むデザインとずっと座っていたくなる座り心地です。

まずは、デザインについて説明しましょう。

背もたれがYの字になっているように見え、背もたれと手を置くアームの部分が一体になっているのが、Yチェアの名の由来でもありデザインの特徴。

北欧家具はかわいらしくても日本の部屋に置くと浮いてしまうようなデザインや色のものもあります。

でも、Yチェアは木材の良さを生かしたシンプルで丸みを帯びた柔らかなデザイン。このため、どんな場所に置いても、自然と馴染んでくれます。

続いて、もうひとつの魅力である座り心地について説明します。

Yチェアの丸みを帯びたアームは半円のような形。

このアーム部分は他の椅子と比べると、長さが短めで高さも少し高め。

このため、手を置けずくつろげないように感じてしまいますが、座ってみるとよさがわかります。

このアームの長さは、左右をふさがない長さで横向きにも座れる工夫なのです。

アームの高さが少し高いのは、横向きに座った時にアームが背もたれ代わりになるようにするため。

姿勢が崩せない椅子で長時間座るのはつらいですが、このような姿勢を崩しても座りやすい工夫のあるYチェアはずっと座っていたくなります。

また、Yチェアの座面は樹脂をしみこませ捻ったペーパーコードという紐を編み込みつくられています。

これも、座り心地に関係があります。

ペーパーコードはお尻の形に合わせ変形するため長く使うほどぴったり馴染み、ずっと座っていたくなる座り心地を作り出すしてくれます。

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Yチェアを買って後悔・失敗したことは?

わたしがYチェアを買って失敗したと思ったこと。

それは、テーブルの高さです。

ネットで調べてみると、同じ点を失敗した人も多いようです。

わたしの場合、Yチェアと合うと思い、テーブルも新調したのですが…。

なんと、テーブルの下に入ったYチェアのアームの端が、座ろうとYチェアを引いた時にこすれてしまい傷ができました!

テーブルの高さは72cm。厚みのある天板だったのが原因だと思います。

調べた中には、73cmのテーブルの方も同じような理由でアーム部分に傷がついて後悔しているという人もいました。

このように、高さのあるテーブルでも、天板の厚さによってはアームがこすれてしまうこともあります。

Yチェアには、アームが天板の下に入っても十分に隙間が空くテーブルか、アームが天板の下に入らないテーブルがいいと思います。

購入後に後悔しないため、70cm~73cmくらいまでのテーブルの場合は、購入前にYチェアのアーム部分が天板にすれないか確認するのがよいでしょう。

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Yチェアを選ぶ時のポイント

上でわたしの失敗をお話しましたが、Yチェア本体を選ぶ時にも注意して欲しい点があります。

ここでは、Yチェアを選ぶ時の2つのポイントを紹介します。

1・リプロダクト品・ジェネリック品に気を付ける

Yチェアはハンス・J・ウェグナーがデザインし、カールハンセン&サン社が販売している椅子です。

ただし、ネット上ではYチェアによく似たデザインの椅子がリプロダクト品・ジェネリック品と称して売られています。

これらは、Yチェアに似ているだけの模造品です。

Yチェアの商標は、カールハンセン&サン社だけが持っています。Yチェアを買う場合は、正規取扱店で購入するようにしましょう。

2・選択は慎重にする

Yチェアは注文時に木材(ビーチ、オーク、ウォールナット、アッシュ、マホガニー)座面の色(ナチュラル又はブラック)、座面の高さ、仕上げの方法が選択できます。

この選択の中で特に注意して欲しいのが、座面の高さと仕上げ方法です。

それぞれの点を説明します。

仕上げ

Yチェアには大きく分けて、「ソープ仕上げ」、「オイル仕上げ」の2種類の仕上げ方法があります。

特徴が気に入ったもの、メンテナンスの回数・方法が自分に合った仕上げを選ぶようにしましょう。

わたしは、メンテナンスの回数は多いもののソープ仕上げのほうがメンテナンス作業を簡単に感じ、ソープ仕上げを選択しました。

仕上げごとの特徴は下記の通りです。

ソープ仕上げ

木の表面を石鹸で洗い、残った石鹸の脂肪分が汚れを染みにくくさせる仕上げ方法。

木の色と質感が残り、さらさらとした手触りなのが特徴です。

ただし、シミや汚れが付きやすく定期的にメンテナンスが必要です。

メンテナンスは購入して半年くらいは1~2週間に1回程度、塗膜が定着してきたら1か月に1回~年に数回と頻度を減らしていきます。

メンテナンス方法は、下の項目で説明します。

オイル仕上げ

植物性のオイルを木に塗る仕上げ方法。

ソープ仕上げより汚れが目立ちにくく、しっとりとした手触りなのが特徴。

経年による色の変化がソープ仕上げより早く、だんだんと濃い色に変化していきます。

メンテナンス回数は年に1回~2回程度。

メンテナンス方法は、下記の項目で説明します。

座面の高さ

Yチェアの座面の高さは基本的に45cm。

ただし、45cmは日本人の身長からするとやや高め。このため、日本人サイズということで、43cmが受注生産として一部のお店で選択できるようになっています。

45cmの場合、座ってみると違和感や座りにくさを感じることもあります。

Yチェア購入時は、家の椅子を45cmの座面に調整して家のテーブルに合わせてみるなど、45cmと43cmどちらが自分に合っているか確認するのがおすすめです。

Yチェアのメンテナンス方法

ここでは、Yチェアのメンテナンス方法について説明していきます。

ソープ仕上げの場合

タイムラインのタイトル
  • STEP1
    予めホコリや汚れを取り除いておく

    ※布で拭いて濡れた場合は、乾いてから2に進んでください。

  • STEP2
    汚れや傷がひどい時は、サンドペーパー(400番程度)で軽く研磨。
  • STEP3
    座面のペーパーコードが濡れないよう、木材部分との境目をマスキングテープで保護。
  • STEP4
    ぬるま湯に石鹸を溶かし、スポンジを泡立てる。硬い泡を作るのがポイント。
  • STEP5
    泡をスポンジで木材部分全体に塗布。
  • STEP6
    乾いた布で軽くふき取り、10分程度日陰で乾燥。その後、硬く絞った布で再度拭く。
  • STEP7
    日陰で完全に乾かす

オイル仕上げ

タイムラインのタイトル
  • STEP1
    水に濡らし、硬く絞った布で全体の汚れを落とす
  • STEP2
    その後、湿り気がなくなるまで乾燥させる
  • STEP3
    汚れや傷がひどい時は、サンドペーパー(400番以上のもの)で研磨
  • STEP4
    自然塗料(オイル)をガーゼなど柔らかい布で木目に沿って薄く塗布。

    ※布は色落ちしないよう白いものがよいでしょう。

  • STEP5
    10分ほど乾燥させ、綺麗なガーゼなどの布でオイルをふき取る
  • STEP6
    日陰でしっかり乾燥させる

座面(ペーパーコード)

隙間のホコリは掃除機の細いノズルで吸い取れます。

ただし、シミはとれません。

シミをつけたくない方は、Yチェア専用のクッションを使うのがおすすめです。

Yチェア買って後悔。まとめ

わたしのYチェア購入時の失敗体験を中心に説明してきました。

憧れていたYチェアなのに、まさか家のテーブルでアームの端が傷つくとは思ってもいませんでした。

あなたがYチェアを買う時にはテーブルの高さ・鉄板の厚さをしっかり確認し、私と同じ失敗はしないようにしてください。

そのほか、この記事ではYチェアを選ぶ時のポイントやメンテナンスの方法も紹介しました。 この記事を読んだあなたは、後悔しないようYチェアを選んでくださいね。