万能クリーナーとも呼ばれるオキシクリーン。
洗濯、掃除と大活躍してくれるので、私も愛用しています。
オキシクリーンは洗濯槽洗浄にも使えるらしいのですが…。
ところが、オキシクリーンを使うと洗濯機が壊れるというレビューや口コミがあるんです!
そんな口コミがあるなら、不安になってしまいますよね。
実はドラム式で使用する場合は、注意が必要なんです!
そこで、今回はオキシクリーンで洗濯機がなぜ壊れるのか、洗濯槽洗浄をする時の正しい使い方などを調べてみました。
オキシクリーンで洗濯機が壊れるのは本当?
オキシクリーンの洗濯槽洗浄での使用は、メーカーのホームページにも可能と記載があります。
でも、調べてみて思ったのが、洗濯槽洗浄にオキシクリーンはおすすめできないということ。
というのも、洗濯槽洗浄の時にお湯を使ったほうがいいとされているからです。
オキシクリーンは、お湯で酸素の力を高めて汚れを落とします。
このため、40度から60度のお湯で洗濯機を満たして使用するのですが、水やお湯の温度が低いと、効果が薄れてしまという口コミが多いのです。
残り湯でもいいようですが、残り湯だと冷めていますよね。お湯を沸かすのが、どうしても手間に感じてしまいます。温水をバケツで入れるとしても、手間ですよね。
口コミを見ると同じような事を思っている方も多かったです。
今更にオキシクリーンを試しているのですが、温度管理は面倒…と感じつつ洗濯槽のオキシ漬けしてみたら、まぁ効果は感じられたかな。ただ、すっこい量いるね。
— せん (@sen_panda914) August 3, 2020
では、洗濯槽での使用を認められているのに、オキシクリーンで洗濯機が壊れるというのは本当なのでしょうか?
これは、ドラム式の洗濯機に限って本当です。
縦型の洗濯機はオキシクリーンが使えます。
ドラム式のほとんどの洗濯機は、オキシクリーンは使用ができない、もしくは使用を推奨していません。
ドラム式の場合、剥がれ落ちた汚れの固まりや泡が詰まって故障の原因になるそうです。
オキシクリーンで洗濯機が壊れるという口コミは、ドラム式洗濯機で使用すると壊れる可能性があるというのが原因のようですね。
[st-card myclass=”” id=”3103″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
[st-card myclass=”” id=”3098″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
オキシクリーンで洗濯槽洗浄をする時の正しい使い方
オキシクリーンで洗濯槽洗浄をする時の、正しい使い方をご紹介します。
洗浄するときに用意するもの
最初に洗濯機のくず取りネットをはずし、下記のものを用意しましょう。
- かしたオキシクリーン
- 入浴剤を使用していないお風呂の残り湯等
- 100均などで売っている汚れすくいネット
洗浄の手順
では、ここからオキシクリーンで洗濯槽を洗浄する手順のご紹介。
- お湯で洗濯槽を高水位まで満たし、用意したオキシクリーンを入れる。
- 洗濯槽コース、または普通コースで洗濯機を5分から10分回す。
- 2で浮かんだ汚れを、ネットですくう。
- 20分から6時間放置(汚れの状態で調整)し、漬け置き洗浄をする。
- 再び浮いた汚れを汚れすくいネットですくう。
- 洗濯機を5分から10分回し、汚れをすくう。
- 汚れが浮いてこなくなるまで、これを繰り返す。
- すすぎと脱水を行う。
- 洗濯槽に残ったカスをティッシュなどできれいに取り除く。
オキシクリーンには、洗濯槽の汚れがよく落ちるという感想が多数あります。
酸素性漂白剤が使用できる洗濯機をお持ちの方は、一度オキシクリーンで洗濯槽洗浄を試してみるのもいいかもしれませんね。
オキシクリーンを使って壊れた場合は保証の対象?
オキシクリーンを使って洗濯機が壊れた場合、メーカーの保証の対象ではありません。
オキシクリーンは酸素系漂白剤です。
オキシクリーンが使用できない洗濯機には、酸素系漂白剤の使用を推奨していない、または使用不可と説明書やメーカーのホームページに明記されています。
この場合、オキシクリーンで洗濯機が壊れても、メーカーの保証対象ではないのです。
また、オキシクリーンの使用量を誤った、取れた汚れをしっかりと取り除かず詰まったなどの理由で洗濯機が壊れても、自己責任となります。これも、保証の対象ではありません。
オキシクリーンは、使用上の注意や使用量などを把握して使うようにしましょう。
オキシクリーンのメリット・デメリット
オキシクリーンは酸素系漂白剤で、アルカリ性の洗剤に分類されます。
日本版のオキシクリーンの成分は、界面活性剤と香料不使用となっています。
これらの点を踏まえて、オキシクリーンのメリットとデメリットを紹介します。
オキシクリーンのメリット
まずは、メリットから。
オキシクリーンの一番のメリットは安心感です。
界面活性剤、香料はすすぎ残しがあった場合、肌に負担をかけると言われているものです。
オキシクリーンは界面活性剤と香料を使用していないので、肌が弱い赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えますよね。
ただし、アメリカのオキシクリーンの場合、界面活性剤と香料が使用されています。
輸入されたものを購入する場合はご注意ください。
オキシクリーンのデメリット
デメリットはアルカリ性の汚れに弱いこと。
酸素性の洗剤は、アルカリ性の汚れへの洗浄・漂白力がやや落ちます。
アルカリ性の汚れは、石鹸かすや水あかなどです。
また、成分が一部のものに反応する、水・お湯で薄めて使うという理由で使用できないものがあるのも、デメリットです。
例えば、水洗いできないもの、ウール、革製品、金属全般に、オキシクリーンは使用できません。
使用できないものは、オキシクリーンのホームページに記載がありますので、使用前に確認するのがよさそうです。
では、どんな時にオキシクリーンを使うのが一番いいのでしょうか?
オキシクリーンの使いどころとは?
私は衣類の染み抜きや、漂白で使うのが一番いいと思います。
強力な漂白剤ですし、オキシクリーンはアルカリ性の汚れに弱い分、酸性の汚れに強いです。
衣類の場合、酸性の汚れで漂白したい場合が多いはず。
酸性の汚れは、汗じみ、泥汚れ、油汚れなどです。
例えば、汚れた子どもの白い靴下や体操服。汚れにもよりますが、1時間ほど浸け置きすると汚れがすっきり落ちます。
ただし、オキシクリーンで浸け置きできない衣類もあります。また、お湯で溶かした場合は、お湯で縮む服にも利用はできません。
衣類の洗濯表示などで確認してから、浸け置きするようにしてくださいね。
[st-card myclass=”” id=”3103″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
洗濯槽洗浄に最適な洗濯槽クリーナー
洗濯槽洗浄なら、「洗たく槽カビキラー 塩素系液体タイプ」が最適です。
ドラム式と縦型、どちらも利用できるのもいいですし、何より使い方が簡単です。
汚れ具合により浸け置きが必要ですが、基本的には洗濯機に入れて、槽洗浄コースか標準コースで洗濯機を回すだけ。
また、塩素系でカビを分解するので、終わった後は洗濯槽に黒いカビが残りにくいです。
洗濯槽の汚れは、衣類の匂いの原因になります。
また、黒いカビが服につくこともありますよね。
このため、洗濯槽の洗浄は月に一度、三か月に一度などマメにしたほうがいいようです。
手軽に使える「洗たく槽カビキラー 塩素系液体タイプ」なら、洗濯槽の掃除も苦になりませんよ。
オキシクリーンで洗濯機が壊れる!?まとめ
オキシクリーンをドラム式の洗濯機で使うと、壊れる可能性があります。
洗濯槽洗浄には注意が必要ですが、オキシクリーンはいろいろな用途に使える便利な洗剤です。
台所の汚れ、洗面用具の漂白、そして洗濯などで使えるので、一つあると重宝します。
特にシミや汚れを浸け置きするのが私のおすすめです。
あなたも一度、オキシクリーンを使ってみてはいかがでしょうか?